【評価・作例】αの貴重な超望遠ズームレンズ 70-400mm F4-5.6 G SSM II

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αAの貴重な超望遠

純正の望遠ズームレンズとしては貴重な400mmをカバーする超望遠レンズ。このレンズ以外では500mmの単焦点レンズかサードパーティ製に頼らなければならない現状。

当時は物議をかもしたズームリングが前方に配置されているタイプのレンズで、AFでの使用を意識したズーミング優先の配置と言えるデザインだ。α99でも十分なAF性能を持っていたが、α99 IIの出現によってさらにAF性能が向上。ズーミング優先のデザインが功を奏して使いやすいレンズとなっている。

ネックはこのクラスでは当然のように採用される防塵防滴仕様となっていない点。ラフな使い方をするにはやや心もとない。さらに付属のフードがなぜか緩みやすいという点がったりする。

描写性能は「良好」で広角端の絞り開放以外はズームレンジ全域で安定した性能を発揮する。その広角端F5.6まで絞れば見違えるように引き締まるのでそう気にする必要もないだろう。

肝心の望遠端も絞り開放からそこそこ良好で、こちらも一段絞ってF8に設定すると解像力のピークへあっという間に達する。可変ズームなので、おススメはF8まで絞っておけばズームレンジ全域で解像力のピークを取ることが出来る。

望遠端400mmに目をつぶれば見えてくる、軽量で機動性に富む望遠ズームレンズ。

おそらく超望遠ズームの選択肢の候補筆頭に挙がるのがこのタムロン製レンズ。

超望遠ズームの熱に火をつけたレンズと言っても過言ではなく、長いズームレンジをカバーしながら純正を圧倒するコストパフォーマンスを発揮するすごいやつ。

その価格的な手頃さの割にしっかりとした光学性能に簡易防滴を備えている為、コンディションの変化にも強いあたり頼もしい限り。

最近ではこのレンズもやや陳腐化（流し撮りが後付けされていたり）してきており、リニューアルしたモデルが登場した。ただし、ソニーAマウントの発売は今のところ不明なので、選択肢としてはこのレンズとなる。

標準域から超望遠域までをカバーする10倍ズームレンズ。BIGMAと称されるこのレンズは、その幅広いズームレンズから装着しっぱなしでも対応力があるため長年にわたってユーザーが多いレンズとして知られている。

描写性能は高倍率ズームらしいところはあるが、F8まで絞ればかなりしっかりとした光学性能を発揮する。高感度が使いやすいモデルであれば、このレンズもまだまだ選択肢となりうるレンズである。