とるなら~写真道楽道中記~

「撮るなら…ここだ!こうだ!これだ!」を探し求めてカメラ片手に写真・機材道楽の備忘録

SDカードを買う時に気をつける3ポイント

   

SDカードはどれを買ったらいいのだろう

家電量販店に設置してあるSDカードの棚はご覧になった事があるかと思う。メーカー・価格・仕様にバリエーションがあってどれを買ったらいいのかわかりゃあしない!
正直記録メディアで悩んで時間を使いたくないのだけれども、これが実に悩める問題。

  • ブランド(信頼性)・価格
  • 容量
  • 規格・読み書き速度

とまあ色々出てくるわけだ。悩まなくて良い方法は、やっぱり一番良いのを買っておけば間違いなし
おそらく、今回の記事でご紹介する要素を全て高水準で満たしてくれるのがこちら。

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如何だろうか?フルサイズ一眼カメラが買える値段である。
怒らないで欲しい、別に勧めている訳ではない。
さて、天井が見えたところで話始めよう。このSDカードが皆さんお手持ちのカメラにとってどれだけスペックオーバーなSDカードなのか。

今回はSDカードのブランドと転送速度について。

SDカードの各種ブランドと価格傾向

SanDisk

SDカードを始めとするフラッシュメモリーを東芝と合同開発した会社だ。そりゃあ品質価格が高くなっちまうのも頷ける。
 品質管理に高い評価を得ていると聞くし、同じ転送速度のカードで最もベンチマークの優れているのが同社製らしい。種類によっては無期限保証付き、データ復旧ソフト利用権1年分付きなどアフターケアもしっかりしている。価格はその品質とオプションの為か高めな価格だ。これ買っておけば間違いは無いだろう。

  • 品質が良い、公式に近い数値のベンチマーク結果が出る
  • 価格が高い

Transcend

台湾の半導体メモリのメーカー。USBメモリのシェアでは世界3位(2007年)
このメーカー製もよく家電量販店で目にする。その品質はSanDiskには劣るものの、常用する分には気にならない。と言うのも「よく壊れる」と言うわけではなく、ベンチマークテストでSanDiskには及ばないと言う事。
それなりに転送速度の規格表示がされているシリーズであれば問題無く使えるだろう。
スペックに対して価格が安いので、SanDiskよりもこちらを使っている方も多いのではないだろうか。

  • 容量・転送速度・価格を幅広くカバーしたラインナップ
  • SanDiskと比べてリーズナブル
  • SanDiskにくらべるとベンチマーク結果は劣る

東芝

SanDiskと共同開発した経緯もあり、信頼感が高い。メイドインジャパンが欲しいならコレ。とは言った物の、SanDiskのフラッシュメモリーチップすべて四日市の工場で作ってたと思う。と言うわけでまあ、信頼感はSanDiskとドッコイ。
違いは大容量のSDカードを販売していない事。海外向けの東芝製SDカードを安い値段でよく見るが、保証が付いていなかったりする事。「白芝」と呼ばれるマイクロSDカードが64GBで3,000円台と激安で売っていたりする。

また、同社からは読取り最大280MB/秒 書込み最大250MB/秒という4K動画以外に一体に何に使うのか?と言う凄まじいスペックのカードも存在する。

  • 信頼性の高い国内製
  • 転送速度が圧倒的なカードが存在する
  • 白芝などの海外向けの安い商品が存在する

GreenHouse

家電の格安ブランドとして、中古家電屋やマンモススーパーでよく見かける。
転送速度は兎も角、128GBが5,000円台で買えてしまうという格安っぷり。

  • 容量の割に安い
  • 信頼性はソコソコ、転送速度は期待しないほうが良い

Kingston

これも激安SDカードブランド。64GBのマイクロSDが3,000円台。
はずれの品質さえ摘まなければかなり手ごろ。失敗しても痛くない金額だ。

  • 容量の割に安い

シリコンパワー

またまた激安ブランド。64GBのマイクロSDがKingstonよりさらに安い。

ELECOM

防水SDカードなんて物を売ってたりする。しかし、案外普通のSDカードも浸水してもしっかり乾かせば大丈夫だったりする。

 

SDカードの規格と転送速度

SDHC

最大容量32GBまで。それまでのSDカードは2GBまでしか対応していなかった、(HighCapacity)高容量の頭文字を取ってHC。

SDXC

さらなるデータの大容量化に合わせて規格しなおされた物。2TBまで確保可能だが、一般的には512GBまでのSDXCカードが販売されている。家電量販店には64GBまで普通に売っているが、128GBからは通販で買うことが多いと思う。SDXCカード未対応の機種では使うことが出来ない。
ペンタックス機であれば、K-rや645D、K-7は使うことが出来ない。と思ったが、ファームウェアで対応済みらしい。さすがだぜPENTAX!これに限らず、旧世代のデジタルカメラは特に対応カードに気をつけてSDカードを購入しよう。

class2~10

「読み書き時のデータ転送速度が最低()MB/秒は保証しますよ」と言う規格だ。
いままでのSDカードの規格であればclass2~10に分別されており、以下のとおり。

class2 2MB/s
class4 4MB/s
class6 6MB/s
class8 8MB/s
class10 10MB/s

PENTAX K-3で写真を撮るときにRAW出力に設定すると一枚約30MB使う。つまり書き込み速度10MB/sで3秒かかると言うことだ。
しかし、単純に「class10のカードを使用している時に書き込みに3秒かかる」と言われるとそういうことではないらしい

最大転送速度の表記の罠

最近の少し高いSDカードであれば「最大転送速度60MB/s!」と謳っているカードがある。
そう、Classが同じでも最大転送速度には差が存在する。
classの規格とはあくまでも最低速度の保証であって、最大転送速度ではない。

例えばこちらのclass10のカード、

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感想(1029件)

 こちらのHPでは最大転送速度を22MB/sと謳っている。最低速度の2.2倍。RAWデータ30MBならば1.3秒で書き込みが終わる。

しかし、「転送速度」と言うのは読み込み転送と書き込み転送の両方を指している。この場合の最大値は読み取り時の速度を指している場合がほとんど、カメラなど撮ったデータの書き込み速度が重要な場合には全く意味を成さない表記なのだ。

今回の場合も22MB/sと謳っているが、最大がどちらの時に発揮されるのかは書いてない。基本的には読み込みの方が早い事が多いので最大転送速度と書かれていたら「読み込み」と考えて間違いないだろう。

補足として、「Trancsend」のカードにはよく「200X」などの表記がある。あれは「200倍速」を意味しており、150KB/sが1倍速なのでその200倍。
つまり「200*150=30,000KB/s=30MB/s」と言う訳だ。今回上で紹介したカードにもx200の表記がある。
つまり本来の転送速度は30MB/sだ。

しかし、販売店では「最大転送速度22MB/s」と謳っている。これはベンチマークテストに掛けるとおよそこのくらいの転送速度しか出ない事を意味する。

調べると、このカードの書き込み速度のベンチマークは16MB/s程度。つまり30MBのRAWデータを書き込むのに早くても2秒かかる。と、この様にSDカードの転送速度を調べる必要がある。

ちなみに冒頭で紹介した20万超えのカードは読み込み95MB/sで書き込み90MB/sだ。RAW1枚も1/3秒で書き込みが終了する。(このSanDiskの場合、SDカード性能はほぼベンチマーク通りに数値が出る。やはりブランドによる信頼性を高い金で買うのも有りかもしれない)

果たして高速の転送速度が必要かどうか

K-3で一枚30MBのRAWを撮る場合、
カメラのバッファが8.3コマ/秒撮影で最大で23コマ
30MB*23=690MB これが本体のバッファ。
690MB/90MB=7.6秒

冒頭で紹介した90MBの書き込み速度のカードで23コマ分の書き込みが7.6秒で終わると言う計算。

しかし、果たしてこんなに転送速度が必要かどうか
世の中には240MB/sの書き込み速度を誇るSDカードも存在しており

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690MB/240MB=2.87秒で書き込みが終わる。
RAWで連写しても十分耐用出来る書き込み速度。まさに怪物
32GBのSDカードが連写で約2分で埋まってしまう計算だ。
8.3コマ/秒でRAW23コマまで撮ることができるのでおよそ3秒。つまり、インターバル無しで撮れてしまうのだろう。(申し訳ない、実証する為だけにこの高い買い物は出来なかった…)

しかし、よっぽど連写をしなければ、書き込み速度にそこまで拘る必要は全く無い
さらに、そこまで連写の必要性を求めてしまうとSDカード一枚では到底足りず、何枚も買い足す事になる

また、ストックするデータ量も膨大になるので、管理・保管に関しても労力や費用がさらに余計に掛かってくるだろう。
class10のSDカードでも、遅くとも3秒あれば書き込みが終わる。(K-3のRAW30MBの場合)
ちなみにclass8なら、3.75秒class6なら5秒と言った具合だ。うーん十分、と言う方なら高転送のカードを買う必要は無い。
現在、最大書き込み速度に拘らなければ128GBのメモリーカードが5000円で買える時代だ。速度か容量のどちらかを取るのであれば手ごろな価格で買うことが出来るが、両方を欲しがると…冒頭の値段になってしまう。
詳しくはコチラにてSDカードを纏めているページを作ったので参考にして欲しい。

もちろんRAWデータの大きさにも拠るので、645Zの様な高画素機で撮影したらさらに書き込み完了時間は長くなるだろう。その際には書き込み速度240MB/秒の怪物SDカードが役立つかもしれない。
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