2015年の総決算！年末に買うならこのカメラ　 オススメ13選

今年のボーナスは貯金？それとも…

各カメラメーカーがクリスマスや年末商戦に向けて動き始めています。
楽天は12月5日からスーパーセールですね。

そろそろアナタの懐を暖めてくれる冬のボーナスが入る頃じゃあありませんか？ガッポリ入ると見越してフライングしてるそこのアナタ、ようこそいらっしゃいました。

今回は冬のボーナスで購入して、2016年の素敵なカメラライフを満喫したいのならばどのカメラを買うべきか？

今までまとめてきたカメラの中で、実際触った感じやスペックなどからニーズに合わせてオススメ出来るカメラをチョイス。最新モデルから、若干型落ちしてきたモデルまで色々見ながらじっくり検討しよう。

レンズ交換式カメラとしては世界最小

とにかくコンパクト・軽量、安い。高級コンパクトデジタルカメラよりも小さく安い、それでいてセンサーサイズは大きいので綺麗に写る。言うこと無いじゃないですか。我が家ではこれなら嫁さんが嫌がらずに使ってくれそうな軽いカメラだ。

さらに必要に応じてズームレンズを取り付けたり、より綺麗に写真を撮る事が出来る単焦点レンズに付け替えたりとレンズ交換式なので自由が利く。後々になって「やっぱ望遠ズーム足りないなあ」となった場合に高いコンパクトデジカメではレンズを付け替える事が出来ない。

それなら、必要に応じてレンズを買い換えるだけで済む一眼カメラの方が将来的に安く済む。また、ボディが古くなった場合にはレンズを残してパワーアップした最新のボディに乗り換える事も可能な点がコンデジよりも優れている。

さらにタッチパネル搭載モデルなので、小さいボディで少ないボタン数をタッチパネルで補えている。ファインダーを搭載した『DMC-GM5』も販売していたりするので、ファインダーに興味があれば詳細はコチラの記事より：「コンパクトなミラーレス一眼カメラはどれだ？」

一眼レフカメラを始めたいけど「Kissは絶対に嫌」って人にオススメ。

中級機のEOS 70Dと同様のオートフォーカスセンサーや、バリアングル・タッチパネル液晶搭載、右肩のサブ液晶や、HDR動画を撮影可能など入門機にしては随分と贅沢な仕様になっている。

ファインダーが中級機と比べて見づらいと言った意見もある。但し、背面液晶が便利な機能を備えているので、ファインダーを覗かずに撮影する事が多いと思う。バリアングルモニターを搭載しているので、ハイスペックなフルサイズ機では撮れない様なアングルも簡単に出来る。

右肩にサブ液晶を搭載していたり、「Kiss」の文字が消えたのでパッと見た感じでは入門機とは思えない。さらにバッテリーグリップを装着可能なので、グリップを装着する事でさらに本格的な一眼カメラにさえ見えてくる。見た目は入門機に見えないと言うポイントは結構大きいと思う。

高級なカメラを買っても雨で壊したくないと言うのならコチラ。他社同クラスのカメラに比べてしっかりした防滴構造になっていたり、付属のレンズも防滴レンズなので購入してすぐ安心して持ち歩く事が出来る。防滴構造だけがオススメではなく、同クラスのカメラと比べて中身のスペックがしっかりしているのも特徴。

さらに、このクラスに最適化されたレンズが多い事もPENTAXの特徴として挙げることが出来る。砂場や運動会など、レンズに入り込みやすい粉塵が多く出るシーンにに対応した高級レンズが他社よりも安く買える傾向。

安くて頑丈な一眼レフカメラは？と聞かれたらこのカメラを勧める。しかし今後に軍資金を大量に注ぎ込む予定でいるのならば、キヤノンやニコン機にするべき。なにしろレンズが松竹梅とバリエーションが揃っているので楽しい楽しい沼が待っている。それに比べるとペンタックスの沼は浅い。反面、沼にはまらないのでお小遣いの浪費も少なくて済む。という側面もあったりなかったり。

EFレンズの描写性能を極限まで使いたいなら、EOS 5DsR・5Ds

EOS 5D MarkIIIや１DXシリーズはオススメしないが、高画素モデルである『EOS 5Ds』や『5DsR』はオススメ出来る。

5000万画素を超える画素数を有しているので、レンズ次第では超解像的な写真を獲ることが出来る。レンズの描写能力を活かせるカメラボディだ。特に解像力の高い広角や標準レンズを三脚使って本気撮りするのなら真価を発揮できると思う。
各社の高画素機を比較結果を掲載した記事はコチラ：「超高画素機対決」

そういったレンズ資産をお持ちであれば、ネイチャーを本気で撮る一台として購入してみては如何だろうか？これ以上の緻密な描写性能を求めようとすると『PENTAX 645Z』まで飛んでいくしかない。

プロの写真家も結構ススメてる機種

カメラ雑誌でも写真家がイチオシするカメラによく選ばれるフルサイズ一眼カメラ。と言うのもフルサイズ機で2400万画素と欲張っていない画素数で高感度耐性は上々。さらに画像処理エンジンもノイズ処理に定評のある最新のEXPEED4を搭載している。

さらに、サイズも抑え気味で軽く、WiFiやチルト液晶パネルなどフルサイズ一眼レフカメラではあまり搭載しないカテゴリの機能を盛り込んでいる。加えて防塵防滴性能を有しているので耐候性能も良好だ。これだけ機能性を持ちあわせていながら価格は現在20万円を切っている。価格と性能のバランスを考えるとかなりオススメ出来るのは間違いなさそうだ。

シャッタースピードは1/4000秒までしか稼ぐことは出来ないが、フルサイズ機で4000秒以上のスピードを必要とされるシーンは大口径の高級単焦点やドピーカンなシチュエーションで逆光の時等だろう。実際シャッタースピードだけならNDフィルターを買った方がかなりお安く済むので、あまり気にする点では無いだろう。

一眼レフはもう古い？今後のソニーFFのメインストリーム

大きい一眼レフカメラは要らない。と言うのならばフルサイズミラーレス一眼がオススメだ。

「II」シリーズからは強力な内蔵手振れ補正を搭載。オールドレンズを手振れ補正込みで使う事が出来るフルサイズ一眼としてはかなり貴重なシリーズと言えるだろう。さらに位相差AFを搭載、ミラーレス一眼ながら広範囲な位相差AFエリアをカバーして動体に対する追従性が高い。画素数も2400万画素と欲張っておらず、高感度耐性も良好だ。

今から買うなら旧シリーズのα7が安くなってはいるが、お金があるなら手ぶれ補正搭載モデルの現行機種が確実にオススメ出来る。ちょっと無理してでも現行機を買った方が良い。

資金力があれば高感度性能に特化した『α7sII』と言う手もあり、最新レンズの潜在能力を極限まで出し切るのであれば『α7RII』だろう。着実にレンズも充実してきているので、今後の展開も楽しみなシリーズ。

サブマウントに強くオススメ出来るシリーズ

特にプロの写真家がサブマウントとして所有する傾向が強いシリーズ。特に其の場合は位相差AFを搭載している「OM-D E-M1」である場合が多い。

フルサイズはボディもレンズも重いので、システム全体をカメラバッグに背負って歩くのはかなりの負担。肩こりはひどいわ腰はやられるわで撮るのは楽しくてもそこまでの過程が苦しすぎる。

マイクロフォーサーズなら大口径な大三元ズームレンズでもコンパクトにシステムを組める。特にオリンパスには防塵防滴の堅牢性で定評のある「大三元PROレンズ」が揃っている。価格も手頃で写りも良好、画素数も1600万程度あればL判やブログ程度ならまず画素数が足りない事もないだろう。

サブマウントとしてレンズを集めておき、将来フルサイズが重く感じてきたらマイクロフォーサーズマウントに鞍替えすると言う手もある。

そして、フルサイズ機には無いバリアングルやフォーカスブラケットなどの機能を持ち合わせつつ、ハイレゾショットや大型ファインダー・防塵防滴でフルサイズ機に迫る性能を持つカメラは「OM-D E-M5 Mark2」と言うことになる。「OM-D E-M1」も大型ファームアップデートで「深度合成」が可能な唯一のモデルに昇華している。価格もドッコイなので、バリアングルやハイレゾショットが必要なければそちらも検討出来る。

価格が手頃でよく写る・よく撮れる

同じフォーサーズ規格でも価格的にお手頃でオススメなのがこちら。

防塵防滴ではないが、上級機の様な操作性やバリアングル液晶を始め、４KPHOTOや暗所に拘ったAFモードなど他のメーカーにはない機能が多い。また、空間認識AFと言うパナソニック独自の高速AFが結構良い感じ。家電屋と思って侮っていると意外と言いカメラだったりする。

一眼レフユーザーにオススメは「タッチパッドAF」だ。ファインダーを覗きながらタッチパネルを操作することで直感的にフォーカスポイントの変更が可能。一眼レフカメラでは光学ファインダーを覗きながら十字キーでポチポチしなければいけない所をスーッと1点AFでも合わせに行ける点は素晴らしい。

価格が落ち着いてきたので、旧モデルを買うくらいならちょっと背伸びをしてこの最新モデル。出来る事が旧モデルと比べて格段に多いのでオススメだ。もう少しお金を積めるのであれば、「LUMIX DMC-GX8｣と言う選択肢もある。

EFユーザーとの親和性が高まった新しいEOS M

EFレンズユーザーなら持っておいて損はしない。普段は『EF-M22mmF2 STM』を装着して高級デジカメライクに使う事が出来る。

本気モードの一眼レフに単焦点レンズを取り付けて、あまった大三元ズームレンズをこのボディに取り付けて保険としておくという手もある。ボディがコンパクトなので、使わずともポケットに忍ばせておくことができるのでいい点だろう。AFもハイブリッドCMOS AFIIとなってAF速度の向上が図られている。また、他のMボディとくらべてダイヤルが2基搭載されていたり、DIGIC6と最新のエンジンを積んでいたりするので操作性や描写性能の面からも優れている。思ったよりもJPEGの描写が宜しいためにあまりRAW現像しなくて済む。

必要なシーンに合わせて脱着可能な外付けEVFの存在も頼もしい。「電子ビューファインダーを使う事が出来るキヤノンでは初となる一眼カメラ」だったりする。これ以降のモデルではどうもEVF内蔵型になりそうな気配があるので、使い分けが出来るモデルは後にも先にもこれ1台になる可能性が。ちなみにスペックを考えると（キヤノンの割には）ソコソコ安い。AF速度はレンズへの依存度が高いので、動体の撮影が多いのであればサブカメラは「EOS 8000D」の方が満足できるだろう。但しどちらもバッファが詰まりやすいので連写時にRAWでの撮影は難しい。

超万能機

全域F2.8で25-600mmを使う事が出来るトンデモカメラ。600mmF2.8なら小型なセンサーサイズながら十分に背景を飛ばすことは可能。明るいレンズな分シャッタースピードを稼げる点も見逃せない。

センサーサイズは小さいものの望遠側で被写界深度を稼げるという点でメリットがある。画質はセンサーサイズが小さいので一眼カメラに比べると見劣りするが、ブログにアップしたりL判に印刷する程度ならこれで十分。

また、防塵防滴・大型ファインダー・バリアングル・タッチパネルともはや機能性は高級ミラーレス一眼並。

さらに、最新ミラーレス一眼で搭載されている「４KPHOTOモード」や「空間認識AF」は贅沢にもこのモデルにも採用されている。一眼カメラに劣らないシャッターチャンスを生み出すシステムなので、是非店頭で試してもらいたいモードだ。特にスポーツや野鳥など、一瞬撮り遅れると2度と来ないシャッターチャンスにはかなり強い。「安心して下さい。撮ってますよ」と言ってくれてるような心強いカメラ。

このセンサーサイズの括りの機種の中ではかなり高価な部類に入る。一眼カメラとこのカメラを比較して検討しているのであれば一眼カメラを買った方が後悔は少ないだろう。しかしレンズ交換なんて面倒くさい、そんなに拘らないのであればベストな一台になる。

天体まで届くスーパー望遠ズーム

大型センサーの一眼カメラでは真似できない世界がここにはある。

SNS用の写真を撮るなら1台は持っておきたい撮影デバイス

マンネリ気味なフォトライフに気付けの一発をお見舞いできる、そんなカメラ。うたい文句は「全天球型撮影デバイス」と言っており、もはやカメラとは言っていない。カメラとは一風変わった使いこなしが必要であり、使いこなせばカメラでは簡単に表現できない世界を味わうことが出来る。

旧モデルと比べるとセンサーサイズが大きくなり、普通のデジカメサイズを搭載している。それが両面に2基搭載されているのだから贅沢なカメラ。

さらに新型では、今までのモデルで欠点だった「リアルタイムでの確認が困難」だったのに対し、スマホと連動させることによってフレーミングを確認しながら 撮影出来るようになっている。家に帰って確認してみたらガッカリ、と言う失敗を防ぐにはかなり有効で、今からTHETAを買うのであれば是非この最新モデ ルをオススメする。

ちなみに現在は入荷待ちの状態が多数で在庫ナシの店舗が多い。春に向けて使いたいなら今のうちに予約しておこう。