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オリンパスの最新機種 OM-D E-M10 Mark2を旧機種と比較する

      2016/09/28

オリンパスの最新エントリー機種

2015年9月8日更新:公式にて一時販売中止の発表

OLYMPUSのOM-Dシリーズの中ではエントリーモデルにあたる「OM-D 2桁シリーズ」であるOM-D E-M10の後継機が発表された。主な変更点である「5軸手振れ補正」の他にもファインダー・連写の強化など細かい点のブラッシュアップも挙げられる。今回は旧モデルとOM-D E-M5 Mark2とも比較しながら当モデルの注目点を見て行きたい。

主な差があるスペック一覧

公式 E-M10 MK2 E-M10 E-M5 MK2
センサー 4/3LiveMOS 4/3LiveMOS  4/3LiveMOS
有効画素 1605万画素 1605万画素  1605万画素
手振れ補正 5軸 4段分 3軸 3.5段分 5軸 5.0段分
EVF 236万ドット
換算0.62倍
 144万ドット
換算0.57倍
 236万ドット
換算0.74倍
水準器 2軸  2軸  2軸
モニタ 3.0型 104万ドット
タッチパネル
チルト 上85度 下45度
 3.0型 104万ドット
タッチパネル
チルト 上80度 下50度
 3.0型 104万ドット
タッチパネル
バリアングル
AF 81点 (拡大800点以上) 81点 (拡大800点以上)  81点 (拡大800点以上)
露出 324分割 EV-2~20  324分割 EV-2~20  324分割 EV-2~20
シャッターS 60-1/4000  60-1/4000  60-1/8000
連写 約8.5コマ/秒
RAW 約22コマ
 約8.0コマ/秒
RAW 約20コマ
 約10.0コマ/秒
RAW 約16コマ
 WiFi  ○  ○
防塵防滴
低振動撮影  ○
電子先幕
1/320-60秒

電子先幕
1/320-60秒
静音撮影 電子シャッター 60-1/16000秒 電子シャッター 60-1/16000秒
ハイレゾショット
 電源 BLS-50(1210mAh)
約350枚
約750枚(低消費電力モード)
BLS-5(1150mAh)
約320枚
BLN-1(1220mAh)
約310枚
約750枚(低消費電力モード)
 サイズ 119.5*83.1*46.7mm
390g
 119.1*82.3*45.9mm
396g
 123.7*85*44.5mm

主な特徴

  • 5軸手振れ補正
  • ファインダー強化
  • 電子シャッター対応
  • その他変更点

5軸手ブレ補正搭載

このモデルの特筆すべき機能。エントリー機種にして5軸の4.0段分手ぶれ補正を搭載している。

旧モデルよりも半段分の向上と、3軸と5軸の違いが顕著に表れている。5軸の手ぶれ補正と言えば姉妹機のE-M5 MK2やSONY α7IIなどの上位機種や高級機に搭載される手ぶれ補正で、エントリー機種への搭載はかなり珍しい。4.0段分と言えば、OLYMPUSのフラッグシップ機である「OM-D E-M1」と同程度の手振れ補正効果

センサーサイズが小さい分、35mmやAPS-Cに比べると高感度が使えない。感度を上げることが出来ない以上、絞り値を保つにはシャッタースピードを遅くする必要がある。そんな時はスローシャッターにならざるを得ず、手ぶれ補正の有り難みを実感する事だろう。

旧モデルより半段分の向上、上位機種のE-M5 Mark2より1段分効果が薄い。特に望遠レンズや夜景・屋内での撮影が多いのであれば補正効果の高いE-M5 Mark2も検討しては如何だろうか?晴天下でしか使わないのであればいっそ旧モデルE-M10の補正効果でも対応可能だ。

但し、旧モデルでは大口径レンズを使用する場合にシャッタースピードを稼ぐ手段がボディに無い(1/4000秒まで)。どうしても大口径レンズを使用したいのであればNDフィルター等を使って調整する必要がある。

手振れ補正効果はあればあったで損はしない機能。ファームウェアの更新ではどうにもならないハード面の差なので、じっくり選んでみよう。

  1. 5.0段分 E-M5 Mark2
  2. 4.0段分 E-M1、E-M10 Mark2
  3. 3.5段分 E-M10

ファインダー強化

旧モデルでは換算0.57倍程度だったファインダー倍率が0.62倍まで向上した。上位機種であるE-M5 Mark2の0.74倍には及ばないものの、エントリー機種としては大きなファインダーとなった。さらにドット数も144万から236万ドットに増えているので、高精細なファインダー像を得ることが出来る。一眼レフカメラのAPS-Cサイズのファインダーはおよそ0.62倍が多い。と言うことを餡が得ると必要十分な大きさは備えている。

さらに、ファインダーを覗いたままタッチパネルを操作することで直感的にAFポイントを操作することが可能となった。これは一眼レフ機のNikon D5500などにも搭載されている機能だ。

電子シャッター対応

静音撮影や低振動撮影などの電子先幕シャッターなどが使用可能となった。これにより、上の写真の様なシチュエーションにも対応可能となったり、メカシャッターの1/4000秒以上のシャッタースピードが必要な時(大口径レンズや晴天下での絞り開放撮影など)に1/16000秒までの高速シャッターを使用出来る

電子シャッター特有の動体撮影の歪みは発生するみたいなので注意しよう。残念ながらE-M5 Mark2に搭載されている「ハイレゾショット」には対応していない。

その他変更点

モードダイヤルが右肩に移動

旧モデルでは左肩に存在したモードダイヤルが右肩に移動とデザインが大幅に変わっている。その分左肩にはオンオフ・内蔵フラッシュのポップアップスイッチが配置された。正直フラッシュ・オンオフボタンの位置は据え置きで良かった気が…。電子ダイヤルの配置は旧モデルより使いやすくなった。

防塵防滴では無い

旧モデルと同じく、この点はエントリー機種らしい点だ。防塵防滴が必要であれば上位機種である「OM-D E-M1」「OM-D E-M5 Mark2」を検討してみよう。

低消費電力モード

旧モデルの仕様には無かったモード。ライブビュー時には作動しないが、ファインダー利用時に数秒経過でスリープモードに入る機能だ。電源を入れっぱなしでスナップ撮影などをする際には使える機能。常用で350枚程度の撮影枚数が730枚と倍以上に伸びる。スリープから復帰するのに若干のラグはあるので、一瞬のシャッターチャンスを狙っているのであればこのモードは解除しておこう。

まとめ

上位機種のE-M5 Mark2と旧モデルE-M10に挟まれる格好となったこのモデル。新発売価格だとちょっと割高感があるかな、と言った所。5軸手ブレ補正とファインダーの微強化・電子シャッター対応に旧モデルとの差額3万程の価値を見いだせるかどうかだ。

もう少し積めばE-M5 Mark2が購入出来てしまうので、それならいっその事E-M5 Mark2をオススメしたい。5.0段分の手ぶれ補正とハイレゾショットや防塵防滴仕様・バリアングルなど大幅に機能向上が見込める。

エントリー機種をフォーサーズでお探しならば、いっその事中古のE-M5やE-M10ならば現在2万円~4万円で購入出来てしまう。E-M10 Mark2は5~6万円台に落ち着いた頃が買い時だろう。

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