とるなら~写真道楽道中記~

「撮るなら…ここだ!こうだ!これだ!」を探し求めてカメラ片手に写真・機材道楽の備忘録

サブ機を買うなら中古K-5か新品のK-50か?

      2015/05/24

なぜ今更、K-5なのか?K-50なのかと思う方もいらっしゃると思う。

リコーイメージング K-50公式より

リコーイメージング K-50公式より

それと言うのも、K-3のサブ機を探しているからなんだ。K-3IIに突撃したい所だけどもK-3を昨年秋に購入した身としてはちょっと早すぎる。嫁さんの視線が痛すぎて身の危険が!しかし、超広角や防滴便利な高倍率ズームを付けっぱなしにして、頻度は少ないけど使いたくなるレンズ用のボディが欲しいのだ。

そこで検討するのが価格が3万円前後の中古のK-5とK-50。どちらも1600万画素センサーで防塵防滴と言う条件。
そこで迷うのが、K-50は新品でもそんなに値段が変わらない事。

しかし、色々K-5の方がK-3に近いので良かったりと悩み中。それなら一度記事にして頭を整理するかなと下記に書いていきたいと思う。

スペック比較

製品名 K-5 K-50
画素数 約1628万画素(有効画素)
約1693万画素(総画素)
約1628万画素(有効画素)
約1649万画素(総画素)
画像処理 PRIME II
(RAW14bit)
PRIME M
(RAW12bit)
高感度(ISO感度) ISO100-12800
(拡張80-51200)
ISO100-51200
連写撮影 約7.0コマ/秒 約6.0コマ/秒
AF SAFOX IX+
(測距点11点9クロス)
SAFOX IXi+
(測距点11点9クロス)
露出制御 77分割測光 77分割測光
防塵機構 DRII DR
シャッタースピード 1/8000-30秒 1/6000-30秒
液晶モニター 3インチ
92.1万ドット
3インチ
92.1万ドット
ファインダー形式 ペンタプリズム ペンタプリズム
ファインダー視野率 約100% 約100%
ファインダー倍率 約0.92倍 約0.92倍
電池タイプ D-LI90P 単三 x 4
電池寿命(撮影枚数) 約980枚 約1250枚
記録メディア SDHCカード
SDカード
SDHCカード
SDカード
SDXCカード
動画撮影サイズ 1920 x 1080 (フルHD) 1920 x 1080 (フルHD)
防塵・防滴
幅 x 高さ x 奥行き
(突起部含まず)
約131 x 97 x 73 mm 約129 x 96.5 x 70 mm
質量(重さ) 約740g(電池、SDカード込み)
約660g(本体のみ)
マグネシウム合金
約675g(単3形リチウム電池4本、単3形電池ホルダー、SDカード付き)
約590g(本体のみ)
プラスチック
発売日 2010年10月15日 2013年7月5日

 

うーん、見比べても迷うねえ…。やはり古くてもPENTAXのコアラインとして作られたK-1桁シリーズだけの事はありK-5の優位点が目立つが。
それでは両機種でのポイントをピックアップしてみよう。

K-5

DRII(K-50はDR)

まずはココ、超音波によるダスト除去機構方式のDRII。DRは手ブレ補正を利用した振動で埃をふるい落とす方式。超音波方式の方が評価が高く、ゴミ除去性能が高いとされるオリンパスのSSWF方式も超音波を使った物だ。実際、K-3もDRIIで現在電源のオンオフ時に作動する様に設定してある。センサーの汚れは今のところ無かったりするので、DRIよりかは安心感がある。

PRIME II(K-50はPRIME M)

K-50などのPRIME Mと比べると少し古い画像処理エンジン。PRIME MはK-30やK-50、K-01などのエントリー機やミラーレスに搭載されている画像処理エンジンでPRIMEII搭載機との主な違いはRAWデータ出力が14bitと12bitの違いと動画データがAVIかMPEG-4だと言う事。

PRIME IIはPRIME Mに比べると古いが、14bitとRAWデータで調整・現像する際には12bitとの差は出てくる。また、その後のK-5II・K-5IIsにも搭載されており、K-5IIシリーズの評価をご覧になれば悪い処理エンジンで無いことは分かると思う。

拡張ISO(K-50は使えない)

特に低感度をISO80に設定出来る機能はK-50に無い上、K-3にも無いのでちょっと羨ましい。いや寧ろ使ってみたい。大口径レンズを晴天で絞り解放で使うためにはシャッター速度を稼ぐか、ISO感度を下げるか、NDフィルター・C-PLフィルターを付ける必要がある。ISO感度を少しでも低感度に出来るとシャッター速度の限界値でもさらに露出を抑えることが出来る。シャッター速度と加えて特に大口径レンズ使用時には差が如実に出るポイントだと思う。

連写 7コマ秒(K-50は6コマ秒)

私はそこまで連写を使わないので秒間1コマの差はあまり気にならない。そもそもサブ機のポジションなので、連写が必要なら8コマ撮ることが出来るK-3で撮ることも可能。

シャッタースピード 1/8000 (K-50は1/6000)

K-50もエントリー機の割りには頑張っているが、差は存在するのでそりゃあシャッター早く切れるに越したことは無い。特に大口径レンズを使う際には1/8000秒もソコソコ使う。拡張ISOと合わせて使うとさらに効果的。

マグネシウム合金ボディ(K-50はプラスチック)

樹脂製は落したりぶつけたりすると割れる可能性がある。それに比べると重いが、頑丈なマグネシウムボディの方が安心感がある。

サブ液晶

背面液晶を切ってしまい、サブ液晶を使うことでバッテリーの消耗を抑えることが出来る。それに比べるとK-50では背面液晶を付けていちいち確認しないといけない。電池使用可能と言うアドバンテージはK-50にあるが、背面液晶による電力の消耗も考えられるので考え物だ。

 K-50

 発売日(K-5は3年古い機種)

新しいだけで何が良いのか?新品なら尚更、中古でもシャッター数をそこまで切っていない物が多い。逆に古いカメラは経年 もありシャッターをかなり切っている可能性がある。K-5のシャッター耐久回数は10万回。1日に平均100枚撮ってれば3年・4年で耐久回数に達する。 K-5の発売日は2010年なので、物によってはシャッターを相当切っている中古を買ってしまわないとも限らない。その点、K-50はK-5の中古価格程 度で新品が買える。K-5の方が良いポイントさえ目を瞑ればK-5より安心できるはずだ。

単三電池が使用可能(K-5では使用不可)

なかなか貴重になってきた単三電池が使用可能なカメラの一つ。バッテリーが切れても保険で電池を持っておけば急場もしのげるし、良い電池が出ればそれを使うことが出来る。実際、バッテリーよりも持ちが良い場合もある。付属の電池使用時は1000枚以上の撮影枚数とされており、リチウムバッテリーを突き放している。今後、画期的な容量の電池が発売されれば、それも使うことが出来ると考えると使い勝手は良いと思う。

SAFOX IXi+(K-5はSAFOX IX+)

K-5と一緒…の様で「i」がついた後継センサーだったりする。SAFOX IXi+はK-30とK-50のみ。次のモデルのK-5IIシリーズでは「SAFOX X」へと進化していく。K-5よりも新しいAFセンサーと言うことだが、そこまで食い付きが良くなったと言う事はないみたいだ。目だった変更点と言えば「セレクトエリア拡大」だ。これはK-5IIやK-3を使っていれば普通に使えて気にならないが、K-5には非搭載。セレクトポイントを外しても周辺のポイントがカバーしてくれると言う機能で、スポット測距を使った動体を撮る方ならばあると便利な機能だ。

フラッグシップ機と同仕様が多い

ファインダー

K-5と一緒。しかし、大抵のエントリー機と言うとペンタミラーの視野率が狭いファインダーが多かったりするのでエントリー機としては贅沢なファインダーの仕様になっている。

電子ダイヤルを2箇所に搭載

このダイヤルが2つ搭載されていることで、K-3やK-5IIなどの上位機種との操作感が一緒になっている。特にハイパープログラムやマニュアルを使う際にはこの2つのダイヤルで大方調整できてしまう。

防塵防滴

これもよそ様のエントリー機では無い機能。簡易防滴のレンズと組み合わせれば他社では出来ない防滴システムを構築し易い。

軽い(100gほど)

歩いたり、登ったりする事が多いのであれば軽いことは大正義。へっちゃらだと思っていても、重たいレンズと組み合わせると結構肩が凝ったりする。プラスチック外装と言うことで衝撃や熱などに弱いと言う事はあるが、それ以上に軽い事がメリットになる事もある。

特にKマウントにはリミテッドシリーズの様なかなり小さめの単焦点レンズも多くある。組み合わせて使えば取り回しが楽なシステムを組み易いだろう

まとめ

あえて「サブ機」と括っているので、既にKマウント資産はお持ちである、と仮定したとして…、所有レンズの傾向で決めていこう

パンケーキレンズなどの軽いレンズ中心はK-50

このカテゴリのレンズ群の場合は「防塵防滴」が機能しないレンズが多い。また、小ささや軽さを活かすとすればその機動力なのでボディも軽いに越したことは無い。また、この手のレンズで秒間何コマかを気にするシチュエーションは少ないので新品のK-50の方が使用目的に沿っている。メインにFA31mmやDA35mm、サブに広角の12-24mmやフィッシュアイなど。広角~標準域のレンズが多いので移動頻度も多く、大きくて重いサブ機は不要。

そもそもKマウントのリミテッドレンズはポケットに突っ込んで持ち運べるので、そもそもサブ機が要らな(ry

望遠レンズなどの重いレンズ中心ならK-5

特に野鳥や鉄道、猫などとにかくコマ数を稼ぎたくなる動体が多いと思う。すると連写の利くK-5の方が使い勝手が良い。三脚への取り付け頻度も多いと思われるので、底面もしっかりしたマグネシウム合金ボディの方が安心。また、シャッタースピードもK-50より稼ぐことが出来るので、晴天下での撮影であれば手振れし難いし、被写体も綺麗に切り取ることが可能だ。

また、野鳥や鉄道などでポジショニングで悪環境な時もあると思う。その際にカメラ内に出すとが入り込んだとしてもDRIIが使えるので、K-50よりも使い易いだろう。

 高級レンズ群ならばK-50

意外かと思われるが、K-50を敢えてチョイスしたい。

と言うのも中古カメラボディはマシンダストやカビなどのトラブルの発生源が少なからず存在する。高級レンズを中古カメラボディに装着してカビ等が移ってしまったら目も当てられない。中古カメラには中古レンズを装着するのがおススメ、と言うか無難と言うか…。ファインダーにも実はカビが生えていたなんてことも…。

サブ機に高級レンズをつけるか?と言われると、まあメイン機に付けるよねって話になる。しかし、メイン機にレンズ一つしか付ける事が出来ないので標準域のFA31mmと中望遠のFA77mmを同時に使いたいのであればK-50の方がカビの心配少ないぜって事だ。

 

という訳で、私の結論は…
K-5かK-50ならK-50を選ぶ。(K-3所持の場合)だ。

その手に持っているカメラはなんだ!K-3じゃないか!
ではK-5なんぞ使うシチュエーションはあるか?いや!もちろんK-3で撮りたい。
じゃあたまにしか使わないか嫁さんに使ってもらうカメラになるので軽い方がいい!
使うのは広角やパンケーキ。よってK-50に決定。

よしよし、大分迷いが晴れてきたぜ。と思ってK-50を調べたら…あらビックリ。

ムラウチ印のアウトレットK-50が完売してらっしゃる…
これはしまった、一気にK-50の最低価格があがっちまった。価格コムでは最安値が4万円代に急上昇。楽天市場ではまだ、得体のしれない販売店で3万8000円での販売があるが…。新品は今のところAmazonが最安値だ。
中古市場でキタムラにて良品が数点2万8千円代での取引が存在する。

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