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ソニーα7 III ILCE-7M3の悩めるレンズの選び 標準ズーム編

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このページではソニーのフルサイズEマウント用交換レンズにおける標準ズームレンズの各種比較を掲載しています。

α7 IIIを予約したけど標準ズーム何買えば良いか分からない!

α7 IIIを予約したものの「標準ズームは何を買ったら良いのか分からない!」と言う事態に陥ってしまった。

と言うのもソニーのフルサイズEマウント用のズームレンズは廉価~ハイエンドまで揃っている上、アダプタ経由で他マウントのレンズまで使えてしまう状態。

ある程度めぼしを付けているものの、頭の中を整理するために比較ページを作成しました。

ズームレンズ編

キットレンズ「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS」の性能は?

α7無印シリーズのキットレンズとして付いてくるレンズ。

単品で購入すると約4.5万円だが、α7 IIIのキットレンズとして手に入れるとおよそ2万円チョイでゲット可能。

プラスチック製の鏡筒だが295gと非常に軽量でコンパクトなαシリーズとの相性は良好だ。実際にEマウント用ズームレンズとしては最軽量を誇っている。さらに軽量ながら防塵防滴に配慮した設計だったりする。

フィルター径が55mmと小さいため各種フィルターを揃える場合に負担が少ない点はgood。ただし、他のレンズとフィルターを使いまわそうと思うと径が小さすぎるので注意。

描写性能は安価なズームレンズとしては健闘している模様。高画素機で使うならまだしも2400万画素センサーのα7 IIIならばそこまで大きな問題とならないはず。ただし、コーティングが不明なので逆光耐性や色ノリで高級レンズと差が出る可能性がある。

DxOMarkのテスト結果

4200万画素センサーのα7R IIを使ってテストしたDxOMarkの結果をピックアップ。

新製品でデータが無い24-105Gと高倍率の24-240を除くと、どのレンズも数値上はそこまで差が無いように見える。GMのみレンズが1段明るいことが強みとなるか?

DxOMark
α7R II(4200万画素)
FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS 28 25 0.8 -1.5 4.9 10
FE 24-70mm F2.8 GM 33 28 0.6 -1.6 2.8 10
FE 24-70mm F4 ZA OSS 31 24 1.0 -1.7 4.4 9
FE 24-105mm F4 G OSS データ無
FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS 26 15 0.9 -0.9 6.0 14

詳細を確認すると、FE28-70mmのみ広角単の絞り開放における周辺部が甘い。「開放から隅までシャープ」と言う描写は期待しないほうが良さそうですね。

しかし、F5.6まで絞ればどのレンズも安定している。

ちなみに望遠端はどのレンズも絞り開放は隅がやや甘い模様。

2段絞るとGMと28-70mmは改善するものの、24-70ZAはあまり改善していません。(画像省略)

基本仕様比較

  • 2470GMは一眼レフ用の24-70mm F2.8をも上回るサイズと重量。後述しますが、これをコンパクトなα7シリーズで使うにはサイズがやや大きすぎる感が強い。
  • FE2870はコンパクトで超軽量ながら撮影倍率は最も悪い。しかし、2470ZAも同程度の性能だったりする。
  • FE2870や2470ZAと比べて大ぶりなレンズだが、FE24105Gは撮影倍率が最も高い。
  • シグマの24-70 ArtはMC-11経由で装着するとカメラからマウント部がもげそうだ。
倍率
(倍)
接写
(m)
フィルタ
(mm)
耐候 寸法
(径・長)
重量
(g)
FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS 0.19 0.3-0.45 55 72.5*83 295
FE 24-70mm F2.8 GM 0.24 0.38 82 87.6*136 886
FE 24-70mm F4 ZA OSS 0.2 0.4 67 73*94.5 426
FE 24-105mm F4 G OSS 0.31 0.38 77 83.4*113.3 663
FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS 0.27 0.5-0.8 72 80.5*118.5 780
24-105mm F4 DG HSM 0.22 0.45 82 88.6*109.4 885+α
24-70mm F2.8 DG OS HSM 0.21 0.37 82 88*107.6 1020g+α
EF24-105mm F4L IS II USM 0.24 0.45 77 83.5*118 795+α
EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM 0.3 0.4 77 83.4*104 525+α
EF24-70mm F2.8L II USM 0.21 0.38 82 88.5*113 805+α

*MC-11経由で動作するレンズの耐候性は「ー」で表示+色付けはネイティブマウントのみで比較

特徴比較

FE2470GMはレンズ構成枚数が多いにも関わらずDxOMarkの透過率は非常に優秀。ちなみにシグマの24-70Artは透過率で半段ほど明るさが低下している。

撥水・撥油性を持つフッ素コーティングを採用しているのはソニーでFE24105Gのみ。それ以外のレンズで水しぶきや粉じんが付着しやすい環境で撮影するならば保護フィルターを付けたくなる。

一方でキヤノンの24105IIや2470IIは後玉にもフッ素コーティングを採用。レンズ交換時に付着してしまった汚れも落としやすい工夫が施されている。

コーティング レンズ構成 フッ素 AF 備考
FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS 不明 8群9枚 リニア
FE 24-70mm F2.8 GM ナノAR 13群18枚 DDSSM Fnボタン
FE 24-70mm F4 ZA OSS T* 10群12枚 リニア
FE 24-105mm F4 G OSS ナノAR 14群17枚 前面 DDSSM Fnボタン
FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS 不明 12群17枚 リニア
24-105mm F4 DG HSM SMC 14群19枚 超音波 MC-11・USBDock
24-70mm F2.8 DG OS HSM SMC 14群19枚 前面 超音波 MC-11・USBDock
EF24-105mm F4L IS II USM ASC 12群17枚 前後 超音波
EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM 不明 13群17枚 STM
EF24-70mm F2.8L II USM 不明 13群18枚 前後 超音波

外観

前述したとおり、GMは非常に巨大。α7 IIIのグリップではやや心もとない印象だ。バッテリーグリップやエクステンショングリップを装着したいところ。

個人的にバランスが取れていると感じるのは2870と2470ZAのみ。24105Gは許容範囲ギリギリだ。

参考:レンズ構成図

参考:MTF

価格早見表

Eマウント

恐ろしいことにFE2870以外は全て10万円以上のレンズとなる。性能を考慮するとGMや24105Gは妥当な価格設定。2470ZAや24240はやや高く感じるかも。

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FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Z 新品・中古情報
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EFマウント

別途「マウントアダプタ MC-11」が必要。またシグマレンズ以外は公式対応していないので注意。ぶっちゃけ積極的にはおススメしません。

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今回のまとめ

レンズの選び方

個人的にF2.8の明るさが欲しいものの、GMはαに求めるサイズ感から逸脱している。もう少し大きめのボディが登場したらバランス良さそうなのですけどねえ。

FE24-105mmはマイクロフォーサーズの12-100mm F4 IS PROを愛用中なのであまり魅力を感じなく。同様に24-240mmも却下。

MC-11経由はサイズと互換性の点から廃案。

残る24-70mmZAと28-70mmの作例をチェックし、28-70mmの発色やボケ味が許容範囲内ならOK。ダメだったら24-70ZAを選択が個人的な結論。(ちなみに上記のレンズ名に貼ってあるリンク先から各種サイトの作例をチェックできるようにしています。)

タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXDに期待

つい先月タムロンが開発を発表した初のFE用レンズ

F2.8と大口径ながら550gと軽量。FE24-105mm F4 OSSよりも軽かったりする。全長は117mmなので24-105Gよりもチョイ長い程度。

この明るさでこのサイズは素晴らしい。広角24mmとサイズを天秤にかけるなら、私は迷わずサイズを選ぶでしょう。

と言うわけでかなり期待しているのですが、登場は2018年中ごろとのこと。それまではFE28-70mmと単焦点レンズで遊ぼうかなと検討中。

と言うわけで次回は単焦点レンズを検討してみたいと思います。

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