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「ここだ!こうだ!これだ!」写真・機材道楽の備忘録

描写もレンズも光るマクロ EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM【評価・作例】

      2017/10/07

  • 2017.10.7:レビューにLensrentalsを追加しました。「EF100 F2.8L IS」と「マクロライト」を購入する価格よりも遥かに安価で、同じようなマクロ撮影をすることが出来るとコメントしています。
  • 2017.8.15:PhotoraphyBlogを参考サイトに追加しました。
  • 2017.7.20:The Digital Pictureを参考サイトに追加しました。すでに「image quality」から他のレンズと画質の比較をすることが出来るようになっています。レビューはまだっぽいですね。

レビュー・作例・参考サイト

購入早見表

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レンズデータ

レンズ仕様

EF-S35mm
画角(水平・垂直・対角線) 35°55’・24°20’・42°35′
レンズ構成 6群10枚
絞り羽根枚数 7枚
最小絞り 32
最短撮影距離 0.13m
最大撮影倍率 1倍
フィルター径 49mm
最大径×長さ φ69.2mm×55.8mm
質量 190g

MTFチャート

レンズ構成図

海外の評価

Lenstip:このカテゴリでトップクラスのレンズ

  • 製造国はマレーシアだ。
  • 外装はプラスチック製、マウント部は金属製である。
  • 9mm幅のフォーカスリングはフォーカスバイワイヤ式で滑らかなな回転動作だ。しかし、我々の見解としてはもう少し抵抗感が欲しいところだ。ピント距離や被写界深度指標も無い。
  • LEDライトは2センチほど離れた被写体を照らして撮影するには非常に便利だ。
  • 手ぶれ補正の公称値は4段分だが、我々の検証では3.3段分であった。しかし、これは効果的な手ぶれ補正量である。
  • フレーム中央の解像力は優れている。絞り開放からすでに53lpmmを超え、F4.0まで絞ると54lpmmを超える。単焦点レンズとしては非常に良好な水準だ。
  • 隅の解像力は中央と比べて少し低下するが文句ない性能だ。絞り開放から40lpmmなの画質はシャープとなる。さらに少し絞ると44-45lpmmまで向上する。
  • 解像力の性能は競合レンズである「AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G」や「AT-X M35 PRO DX」と比べて非常に有利だ。
  • 軸上色収差は見つけるのが難しほど良好に補正されている。このカテゴリではニコン「AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G」よりも明らかに良好だ。
  • 倍率色収差もまた問題が無いのは明確だ。絞り開放付近で非常に数値が低く、絞ったとしても気にならないレベルに納まっている。
  • フォーカスシフトの兆候は無い。
  • 歪曲収差は-1.13%の樽型だ。気にならないレベルだが、ライバルと比較してやや不利な結果である。ニコンは+0.16%、トキナーは-0.59%だ。
  • コマ収差は小さな問題も無く、賞賛に値する性能だ。このカテゴリでニコンと同等、トキナーは少し問題がある。
  • 非点収差は僅か2%ほどだ。これは11%のニコンと比べて明らかに低く、トキナーの3%と比べても良好だ。
  • 周辺減光は絞り開放でー1.60EVほどの減光量である。これは中程度の減光で、トキナーと同程度、ニコンよりも良好だ。
  • 逆光環境で絞り値、光源の位置に関わらず、ゴーストを発生させることは出来なかった。
  • オートフォーカスはノイズレスで滑らかに動作する。EOS 80Dとの組み合わせで完璧に動作し、ピント距離全域を0.4-0.5秒で移動する。
長所 短所
  • 優れた中央画質
  • 良好なフレーム隅の画質
  • 僅かな軸上色収差
  • 無視できる倍率色収差
  • 大きくない歪曲収差
  • 無視できる非点収差
  • とても少ないコマ収差
  • 中程度の周辺減光
  • ノイズレスで高速・正確なAF
  • 素晴らしい逆光耐性
  • ライバルと比べて歪曲が大きい

これはとれも良いレンズだ。ライバルに遅れをとっているのは歪曲収差の補正のみである。他のカテゴリではほとんどの点でトップの性能だ。

ライバルと比較してやや高価だが、新製品であるため時間経過とともに値下がりすることを願っている。手ぶれ補正やLEDライトのように付加価値が付いている点も加味するべきだ。

このレンズは「エディターズチョイス」に値する、コングラチュレーション!

Dsutin Abbott:良いレンズだが認知度が低い

私のソーシャルメディアやYutubeチャンネルの反応から、このレンズは認知度が低いと推察できる。キヤノンEF-Sの良いレンズだけに残念だ。

コンパクトで軽量な35mmマクロはKissシリーズの一眼カメラと非常に相性が良い。ミラーレスシステムを所有するユーザーにとっても検討する価値があるものだ。

レンズの造りは少し驚くほどプラスチッキーだが、軽量化には貢献している。そして、レンズの本質であるオートフォーカス、画質、有用性は健在だ。

最大の欠点は焦点距離とレンズの明るさからボケ量の制限が大きいこと。さらに、マクロライトも同様に被写体へ近接しなければ効果的な光量をえることができない。

リーズナブルな価格設定であり、「優秀な標準マクロ」を探しているならば迷う必要がないはずだ。

長所:絞り値全域で優れた画質・良好なコントラストと色描写・ボケの品質・高速で正確なAF・ハイブリッドISは静かで効果的だ・マクロライト

短所:STMによるマニュアルフォーカス・レンズ口径が小さい(ボケが小さい)・安っぽい造り・マクロライトの光量には限界がある

PhotoraphyBlog:高価だが良好な性能だ

画質は優れている。マクロレンズに期待する非常にシャープな画像を得ることが可能だ。ボケ領域の描写もまた非常に良好。

フォーカスリングはやや緩く、両端にハードストップが無いタイプだが程度の低いレベルの問題だ。レンズは小型軽量でとても扱いやすい。

価格設定は「EF-S60mm F2.8 マクロ USM」よりも高価だが、新製品なので時が経てば良好な値段に落ちくだろう。

総評:4.5点・デザイン:4.5点・機能性:4.5点・操作性:4.5点・画質:4.5点・価格:4.5点

  • AF…STM駆動のオートフォーカスは作動音がほとんど聞こえない。インナーフォーカスのためレンズ鏡筒は伸びない。
  • MF…フォーカスリングはハードストップが無いため、無限遠に達したかどうかすぐには分からない。回転動作はやや緩く微調整が難しいかもしれないが、それほど悪いものでもない。
  • フード…付属品としてフードが存在するが、これを装着するとマクロ撮影が出来なくなる。
  • 解像力…F2.8からとても良好だが、F4~F8で最もシャープだ。F11~F16はソフトになるがまだ良好だ。F22~F32で回折の影響によりとてもソフトとなる。
  • 色収差…良好に補正しているが、一部の状況では100%拡大すると目立つ。
  • 周辺減光…JPEGではF3.5で緩和し、F5.6まで絞れば目視で判断できなくなる。RAWではF2.8で少しハッキリとした減光が発生する。
  • 歪曲…マクロレンズらしく歪曲の問題は無い。

The Digital Picture:プロが使ってもおかしくない性能

  • 手ぶれ補正は三脚無しのマクロ撮影において有効だ。実写で確認したところ、シャッタースピードが0.3秒の場合は50%以上の成功率だ。これを超えると急激に低下する。この結果はさらに風や立地などで変化してくるだろう。
  • 手ぶれ補正は静かで動画撮影にも便利なものだ。
  • 解像力はF2.8からフレーム全体でシャープだが、F4まで絞るとさらにシャープな画質となる。四隅はF5.6まで絞るとさらに改善する。F8まで絞ってもあまり解像力に違いは無いだろう。
  • 絞ることでピントが後方に移動する。
  • 周辺減光は絞り開放でおよそ2段程度これを無視できるレベルまで低下させるにはF5.6まで絞る必要がある。
  • 倍率色収差は僅かだ。
  • 軸上色収差はF2.8で目立つが、F4でほぼ解消し、F5.6まで絞ればさらに改善する。
  • 歪曲は直線的な被写体を撮影しない限り目立たない程度だ。
  • このレンズは絞るとかなり強めの光芒を作ることが出来る。
  • インナーフォーカス式のためレンズ全長は伸びない。フォーカシングは静かで良好なスピードだ。
  • マニュアルフォーカスリングは回転速度に応じてフォーカシングの移動量が変化するタイプだ。素早いマニュアルフォーカスには便利だが、微調整で使うと一貫性の無いフォーカスリングの回転数にはイライラさせられる。
  • ピントを大きく移動させると撮影倍率に変化が生じる。インナーフォーカス式のレンズでは珍しい事では無いが、動画撮影などでは注意した方が良いだろう。
  • このレンズは外観がEF24・28・35mm IS USMとよく似ている。
  • LEDライトは近接撮影時に便利だが、LEDスイッチはファインダーを覗きながら見つけることが難しい。また、暗いシーンで点灯させるのも難しいだろう。フラッシュほど明るいライトでは無いが、利便性は高い。面白いことに別売りのマクロフラッシュを取り付けることが出来る。
  • このレンズはフードを装着することでレンズフィルターを使う事が出来る。フードが付属しないことが多いキヤノンとしては珍しく付属品として梱包されている。

このレンズを購入したとして、レンズの保管スペースに困ることは無いだろう。マクロレンズとして手ぶれ補正とライトを備えているのはメリットだ。レンズの価格は懐に優しい。

エントリーレベル向けのレンズスペックだが、プロフェッショナルが使ってもおかしくない性能だ。

競合レンズ

EF35mm F2 IS USM

35mm IS STM 35mm IS USM
画角(水平・垂直・対角線) 35°55’・24°20’・42°35′ 54°・38°・63°
レンズ構成 6群10枚 8群10枚
絞り羽根枚数 7枚 8枚
最小絞り 32 22
最短撮影距離 0.13m 0.24m
最大撮影倍率 1倍 0.24倍
フィルター径 49mm 67mm
最大径×長さ φ69.2mm×55.8mm φ77.9mm×62.6mm
質量 190g 335g
ハイブリッドIS搭載
STM
リアフォーカス
マクロLED
リングUSM
フルタイムマニュアル

マクロレンズではありませんが、同じ焦点距離で一段明るい単焦点レンズです。フルサイズ対応ですので比較して大きく重いですが、後々フルサイズへのステップアップを検討しているのであれば良い選択肢かもしれません。接写性能はこのクラスのレンズとしては並み程度。

SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012)

35mm IS STM SP 35mm USD
画角(水平・垂直・対角線) 35°55’・24°20’・42°35′ 63°26′(FF)
43°29′(APS-C)
レンズ構成 6群10枚 9群10枚
絞り羽根枚数 7枚 9枚
最小絞り 32 16
最短撮影距離 0.13m 0.2m
最大撮影倍率 1倍 0.4倍
フィルター径 49mm Φ67mm
最大径×長さ φ69.2mm×55.8mm Φ80.4mm×80.8mm
質量 190g 480g
ハイブリッドIS搭載
STM
リアフォーカス
マクロLED
防汚コート
簡易防滴
eBAND

マクロレンズほどではありませんが、0.4倍と高い接写性能を持っている単焦点レンズです。35mm IS USMと同じくフルサイズ対応ですので大きく重い。しかし、防汚コート(前玉の保護性が高いコーティング)や簡易防滴などキヤノンの安価なレンズに採用されていないスペックが盛り込まれている点は魅力的。

EF-S60mm F2.8 マクロ USM

EF-S35mm F2.8 EF-S60mm F2.8
画角(水平・垂直・対角線) 35°55’・24°20’・42°35′ 20°40’・14°10’・24°30′
レンズ構成 6群10枚 8群12枚
絞り羽根枚数 7枚 7枚
最小絞り 32 32
最短撮影距離 0.13m 0.2m
最大撮影倍率 1倍 1倍
フィルター径 49mm 52mm
最大径×長さ φ69.2mm×55.8mm φ73mm×69.8mm
質量 190g 335g
備考 ハイブリッドIS搭載
STM
リアフォーカス
マクロLED
リングUSM
インナーフォーカス

これまでキヤノン純正EF-Sレンズとしては唯一のマクロレンズだった60mmマクロです。古いレンズですが、解像力はマクロレンズらしい確かなもの。ボケがシーンによって荒ぶることがあるものの、背景の処理さえ気を付ければ概ね良好。

35mm F2.8とは画角が違うので直接比べることはできませんが、被写体との距離をある程度あけて撮影する事が出来る為マクロ屋外でのマクロ撮影では便利。しかし、手ぶれ補正やLEDライトは搭載されていない。出来る事ならば三脚の使用をおススメしたいところ。

更新履歴

  • 2017.7.5:フォトヨドバシ・Flickrの作例を追加しました。
  • 2017.4.11:競合レンズを追加しました。
  • 2017.4.7:価格.com 口コミを追加
  • 2017.4.6:公式発表がありました。
  • 2017.4.4:公式発表前ですが、濃厚な情報となってきたのでページを作成しました。仮公開中

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