とるなら~写真道楽道中記~

「ここだ!こうだ!これだ!」写真・機材道楽の備忘録

E-M1 Mark IIの進化したデジタルシフト機能を実践【機材レビュー】

      2017/04/14

デジタルシフトの使い方

シフトレンズとは?

私もそんなシフトレンズに詳しくないので詳しくはこの辺を。

もっとシフトレンズを知るための参考サイト

E-M1 Mark IIでデジタルシフト

シフト効果を気軽に楽しむことができるデジタル機能がオリンパスのデジタル一眼には備わっています。

あくまでもシフトのような効果を出す”画像処理”ですので、シフトレンズとは全くの別物。とは言え操作はよりシンプルで効果の影響量はファインダーでリアルタイムに確認できる、単純かつ明快。

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使い方

E-M1 Mark IIでデジタルシフトを使うには「メニューから機能をオンにする」もしくは「カスタムボタンに機能を設定してボタンから呼び出す」2通り。よく使うのであれば後者がおススメ。

デジタルシフトモードに入ったら、あとは前後のダイヤルで調整量を確認しながら撮影するだけ。簡単ですね。

デジタルシフトのメリット

効果を確認しながらフレーミング可能

デジタルシフト機能を使うと適用量によって元ファイルをかなりクロップします。これをRAW現像やパソコンで後処理しようとすると構図が上手くいかない事が多い(クロップ率が可変するので被写体が欠けたり、余計な物が写ったりする)。

しかし、この機能はファインダーを覗けば効果をリアルタイムで確認することが可能なので、事前に最適なフレーミングが可能という優れモノ。

レンズを選ばない

シフトレンズと言えば大抵単焦点で画角が決まっているレンズですが、デジタルシフトの場合には魚眼レンズや超広角ズームレンズ、標準ズームなど種類を選ばずに使用可能。デジタルシフトならではの使い勝手と言えるでしょう。

今回は試しませんでしたが、広角マクロでシフト機能を使ってみるのも面白そうですね。接写性能の高いレンズ多いオリンパスならではの使い方が出来そうです。

望遠レンズでも使用可能ですが、もともと遠近感が付きにくい画角ですのでデジタルシフトの恩恵は薄い。あえてデジタルシフトを使うと違和感が凄まじい写真を撮る事が出来るでしょう。

元データをRAW保存・ボディ内RAW現像でデジタルシフトの調整可能

RAW形式も保存可能ですがデジタルシフト適用前の元データとなるため、現地で露出や色を煮詰めた方が良いでしょう。ボディ内RAW現像時にデジタルシフト機能を適用・微調整が可能。芸が細かいぜ!

デジタルシフト中の注意点

デジタルシフト中は諸機能が制限される。

デジタルシフトモードは極めて排他的なモードで、ブラケットやHDR、連写、ハイレゾショットなどと連携する事ができません。

さらにArtフィルターは使用不可。これはボディ内RAW現像時にデジタルシフトを適用する場合にも選択不可。

ダイヤル操作がシフト効果の調整に切り替わる

前後ダイヤルはどちらもデジタルシフト用のモードへ移行します。例えば絞り優先AE(A)からデジタルシフトに入ると絞り値と露出調整の変更が出来なくなります。

いちいちデジタルシフトを切るのが面倒くさいと言う場合は「シャッター半押し状態」でダイヤル操作が元に戻るのでその間に調整。もしくはカスタムボタンに「デジタルシフト」を割り当てた方が楽。

カスタムボタンに割り当てた場合の使い方

私は「AEL・AFL」ボタンに割り当てて使っています。ボタン機能は3種類

  • デジタルシフトモード オン
  • デジタルシフトモード 一時停止(シャッター半押し状態と同等)
  • ボタン長押しでデジタルシフトモード オフ

ボタンをポンと押すだけで入り切り出来る訳ではないので注意が必要です。デジタルシフトを切る場合にはボタン長押しです。

実写

建築物を撮る

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効果が分かりやすい建築物をパチリ。おお…、遠くから望遠レンズで撮ったみたいに真っ直ぐ写るぜ!「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」の広角端で撮影したとは誰も思うまい。

ただし、じっくり見ていると建物が異様に小さく感じる。近景と遠景の遠近感が損失してしまい、近景の大きさと遠景が同等と錯覚してしまう為かもしれません。デジタルシフトを使う場合には奥行方向の遠近感と適用量には気を付けたいところ。

この作用を逆手に取って、トリックアートのような写真を撮りやすいかもしれません。(広角は被写界深度を深くし易いので)

桜を撮る

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この写真も「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」の広角端でパチリ。上方向と左方向を同時に調整しています。

建築物と桜の迫力が増しているように見えます。観光地のように撮影ポジションやアングルが限られているシーンでは特に有効な感じ。

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デジタルシフトの大きなメリットはレンズを選ばずに使うことが出来ること。例えば魚眼レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO」でパチリ。

とても使い勝手が良いとは言えませんが、例えば「右の風景は固定して、左の桜だけ寄せて写したい」という場合などに変則的な利用が可能。

ちなみにこの作例ではPEN-Fを使用。E-M1 Mark IIと違いデジタルシフト機能は縦か横の一方向のみで使い辛い一面がありました。

風景で使う

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風景撮影において広角レンズを使うと「遠くの被写体が小さく写ってしまう」なんて経験ありますよね。この機能はそんな場合にも有利に働きます。

魚眼の作例同様、下の構図を維持しながら上の遠景をもうちょっと寄せたいという時に使用しました。ただし、やり過ぎると違和感があるのでほどほどに。

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風景において上すぼみがあった方が良い時もあるので、デジタルシフトのオンオフは多用するかもしれません。

広角レンズが欲しくなってくる機能

常時使うような機能では無いですが、痒い所に手が届く便利機能であることは確かです。まだ使った事が無い方はその機能を実感してみては如何でしょうか?特に遠近感が付きやすい超広角や広角レンズでその恩恵が大きいです。

手にしていないPROレンズは残すところ「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」と「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」。正直に言うと7-14 PROはあまり買うつもりはありませんでしたが、デジタルシフトの使い勝手を体感してしまうと急速に物欲メーターが上昇。広角12mmでもクロップされてしまうと少し画角が狭く感じるのです…。

ここは安価な「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」や「LUMIX G VARIO 7-14mm/F4.0 ASPH. H-F007014」で我慢しておくか…。う~~ん。

OM-D E-M1 Mark II

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