【評価･作例･情報】次世代Xシリーズ旗艦『X-Pro2』

• 2017.5.25：ファームウェア3.10を公開
• 2017.3.30：ファームウェア3.00を公開
• 2017.3.17：Photographylifeのレビューを追加
• 2017.1.12：X-Pro2 グラファイト購入先を追加
• 2016.11.11：作例にフォトヨドバシ 2を追加：ドイツのケルンぽいのでフォトキナ行ったときの写真でしょうね。

富士フィルム ミラーレス一眼Xシリーズでは初となる2000万画素超えの新型センサーを搭載した旗艦モデル。

画像処理エンジンを一新して『X Processor Pro』を搭載。従来比でおよそ4倍の処理速度の向上があるらしい。読み出し能力が向上したセンサーに加えて、処理速度の上がったエンジンとの相乗効果は大きい。連写性能が向上し可逆圧縮RAWで33枚の連続撮影が可能だ。連写性能にとどまらず、高速な処理エンジンによって電子ビューファインダーへの反映速度が早くなっている。具体的には54fpsだったフレームレートが85fpsとかなり滑らかな写りをするようになる。

また、富士フィルム機の『X-Pro1』や『X-T1』ですらメカシャッターは1/4000秒までだったが、遂に1/8000秒のシャッターを搭載。さらに1/32000秒までの電子シャッターも可能なので、大口径レンズも使い易く表現の幅も広い。

ファインダーは『X-Pro1』の可変倍率ハイブリッドマルチビューファインダーと『X100T』の光学上に液晶表示が出来るアドバンスドビューファインダーを統合。『アドバンスドハイブリッドマルチビューファインダー（AHMVF）』と、とても長ったらしい名の下で進化を果たした。

さらに、Xシリーズ初の『デュアルスロット』やX-T1に次いで2機目となる『防塵防滴仕様』。測距点が最大で273点に増えてそれを扱う為のジョイスティック搭載。富士フィルム機としてはかなり至れり尽くせりなカメラボディとなっている。

お値段は少々高いが、評価の高いフジノンXFレンズ群を使うにはこの上ないモデルとなった。特に高画素化を果たして、XFシリーズの潜在能力を最大限活かすとすればこのカメラを置いて他ないだろう。

＊諸情報や作例は発売後や関連ページを発見したら随時更新中。