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パナソニックLEICA DG 12mm / F1.4 は良質な造りのレンズだが高すぎる【海外の評価】

   

LEICA DG SUMMILUX 12mm

Lenstipがパナソニックの広角大口径レンズ「LEICA DG SUMMILUX 12mm / F1.4 ASPH.」のレビューを掲載しています、

Lenstipがテストした個体は酷い偏芯だったようですね。さらに比較的コスパを重視するレビュワーですのでこのレンズに付けられた値札には納得していないようです。

Lenstip

  • このレンズは金属製でしっかりとした造りだ。
  • 22mmのマニュアルフォーカスリングは金属製で滑らかに動き適切に減衰されている。このリングがフォーカスバイワイヤ構造であることは気を付けておくべきだろう。ピント距離を近接から無限遠にまで移動させる場合にはおよそ180°の回転角が必要だ。
  • 中央解像力はとても良好だ。絞り開放からMTFは高く、64lpmm近くに達している。絞ると75lpmmを超えるが、現在の解像力レコードを僅かに下回っている。しかし、オリンパス12mm F2やパナソニック25mm F1.4のパフォーマンスよりも優れた結果だ。
  • 隅の解像力はまずまずだ。絞り開放では基準値より僅かに高く、そしてピークの性能はF5.6で55lpmmに達する。
  • テストした個体は左右の解像力に大きな差がある。左側は絞り開放から既に56lpmmに達しており、絞ると65lpmmに達する。一方で右側の性能は大きく異なる。絞り開放~F2までは明らかに左側と差があり、絞ることで左側の絞り開放(56lpmm)に近い性能となる。これは有名なメーカーが製造する高価なレンズの画質ではない。品質管理でこのような個体を取り除くべきだった。
  • 軸上色収差はGX7MK2に装着した場合の方がE-M5 Mark IIに装着した場合よりも目立つ。ただし、どちらに装着した場合でも軸上色収差は目立つレベルだ。
  • 倍率色収差の補正は良好だ。最も高いレベルで0.08%であり、他の状況では0.06%と低い値を示している。
  • テストした個体では球面収差にかんする大きな問題を持っていない。球面収差は完璧に補正されている。
  • 歪曲収差はRAWでー5.39%と非常に大きい。レンズ設計者は歪曲収差の光学補正を諦めソフトウェア処理を前提としているのは明らかだ。
  • 解像力チェックで偏芯があったように、コマ収差でもその傾向が見られた。左側はほとんどコマ収差が見られなかったが、右側は絞ってもコマ収差が目立つ。
  • 非点収差は10.3%と中程度だ。
  • 周辺減光は絞り開放でー1.53EVだ。これはラージフォーマットセンサーのレンズと比べて特に高い数値では無い。フジフイルムの16mm F1.4やキヤノンの24mm F1.4L IIはより大きな周辺減光が発生する。絞ると急速に減光が少なくなる。
  • 逆光耐性は十分では無く、太陽がフレーム内にあると多くのフレアが発生する。
  • オートフォーカスはとても高速だ。ピント距離全体をわずか0.3秒ほどで移動するとても良好な結果だ。スタジオでのミスショットは1%程度だ。
  • フォーカスシフトの傾向は示さなかった。

長所:金属製のしっかりとした鏡筒、とても良好な中央画質、妥当な隅の画質(偏芯の結果を平均化して)、無視できる倍率色収差、絞ると急速に解消する周辺減光、静かで高速なオートフォーカス

短所:明らかに左右の解像力が異なること、軸上色収差、右側の目立つコマ収差、大きな歪曲(RAW)、逆光耐性

ライカと言うブランド名や素晴らしい光学特性を持っていたとしても、価格が高すぎる。フジフイルムのXF16mm F1.4は1000ドル未満、そして同程度の価格でフルサイズのシグマ24mm F1.4を購入することが可能だ。キヤノンのEF24mm F1.4L IIでさえ僅かに安い(訳注:国内では高いです)。そして、品質管理はしっかりとするべきだ。

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