Panasonicレンズ Panasonic中・望遠レンズ カメラ レンズ 機材レビュー 海外の評価

パナソニックLEICA DG 50-200mm F2.8-4.0は×2.0テレコン装着でも良好なオートフォーカス【海外の評価】

Photo by Richardがパナソニック「LEICA DG 50-200mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.」のレビューを掲載しています。

Photo by Richard

  • 防塵防滴仕様の本レンズはほとんどが金属パーツでとてもしっかりとした造りだ。
  • ズームリングはとても滑らかでズームインするとレンズが伸びる。
  • フォーカスリングはとても滑らかだ。
  • オートフォーカスはLUMIX G9との組み合わせで電光石火のような速度だ。E-M1 Mark IIとの組み合わせでは僅かに遅くなるが、G9との差は非常に小さい。
  • レンズフードはプラスチック製で逆さ付け可能だ。
  • 絞り開放F値は望遠側に向かって徐々に暗くなり、180mmでF4に達する。
  • 8-18mmや12-60mmのLEICAシリーズが優れた描写性能だったように、50-200mmもがっかりしないパフォーマンスである。焦点距離銭機で優れたシャープネスを発揮する。間違いなく私がテストしてきた望遠ズームで最もシャープなレンズの一つである。
  • 100-400mmや200mm F2.8と200mmを比較すると、200mm F2.8がよりシャープだが違いは僅かだ。実写でこの差は問題とならない。四隅は200mm F2.8と互角だが、100-400mmはF8まで絞っても比較的ソフトだ。
  • ×1.4装着時の280mmで比較すると、中央は3本とも非常によく似たパフォーマンスだ。じっくり見ると100-400mmより少しシャープで、200mm F2.8がよりシャープである。四隅は200mm F2.8が最もシャープで100-400mmは他のレンズほど鮮明ではない。
  • ×2.0装着時の400mmを比較すると、3本とも中央は程よいシャープさだ。四隅は100-400mmがシャープで50-200mmは比較してソフトだ。しかし、200mm F2.8は×2.0装着時でも他2本よりシャープである。どのレンズにしても400mmの鮮明さは十分だ。
  • 玉ボケはF4-F5.6で丸く滑らかだ。ハロと玉ねぎボケが僅かにあるものの、騒がしいほどでは無い。F8でボケは角ばってくるがまだ心地よい。
  • 逆光耐性はフード無しでもフレアに悩まされることは無かった。
  • 手振れ補正はLUMIX G9と組み合わせてDual.I.S 2となる場合とても素晴らしい。
  • 周辺減光は50mm F2.8で少し発生するがF4で緩和しF5.6からはほぼ目立たない。200mm F4で僅かに発生するがF5.6以降はほぼ存在しない。

LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.はマイクロフォーサーズらしいしっかりとしたレンズだ。特に指摘する欠点は無く、このレンズに関するほぼ全て、ビルドクオリティから画質、オートフォーカスのスピードに至るまで素晴らしい。

100-400mm相当の画角と程よいサイズは旅行のお供となる素晴らしい望遠レンズとなることだろう。多くのレンズを持ち歩きたくなければ「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.」と「LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.」だけで完結できる。

さらにこのレンズは×1.4テレコン・×2.0テレコンと組み合わせても優れた性能を発揮する。小型のカメラバッグに収まる800mmのレンズだ。驚くべきことに、最新のパナソニックボディ、LUMIX G9のようなカメラと組み合わせることで×2.0装着時でもオートフォーカス性能がとても良好だ。

安くはなく、購入に踏み切りづらいレンズであるかもしれない。しかし、正直に言ってクレジットで買ってしまっても良いほど十分な価値を持っている。多くのマイクロフォーサーズユーザーを満足させる素晴らしいレンズである。

次はどのようなレンズをリリースするだろうか?現時点でラインナップは完璧だ。Photokina2018に期待したい。

とのこと。

マイクロフォーサーズ用望遠レンズとしては単焦点2本(LEICA 200mm F2.8・M.ZUIKO 300mm F4)に次いで高価なレンズですが、それなりのパフォーマンスは持ち合わせているみたいですね。

フルサイズ用100-400mmとあまり変わらない価格設定ですが、1段明るくコンパクトであることは強みですね。描写性能は200mm F2.8ほどではないものの、高性能と言えるレベルのようです。

シグマやタムロンのライトバズーカと比べると1.3段差くらいでしょうか。フルサイズでライトバズーカを使うか、マイクロフォーサーズでLEICA50-200mmを使うか悩ましいところですね。×2.0テレコンを装着してもF8に収まっている点で50-200mmは有利と言えるかもしれません。

LEICA DG 50-200mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.のレビュー・作例を集めるページはこちら

サイト案内情報

パナソニックレンズ関連記事

Facebook

Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。

「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。

-Panasonicレンズ, Panasonic中・望遠レンズ, カメラ, レンズ, 機材レビュー, 海外の評価