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パナソニック LEICA DG12-60mmは適切なバランスの標準ズーム【海外の評価】

   

Photozoneがパナソニック「LEICA DG12-60mm F2.8-4.0」のレビューを掲載しています。

オリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」のような個性的なレンズではありませんが、特に弱点の無いバランスタイプの標準ズームレンズに仕上がっているようです。やはり歪曲や周辺減光を自動補正に頼る部分がある(特に12mm)そうですので、レンズプロファイルが適用できない現像ソフトを使っている場合には注意が必要かもしれません

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造り・機能性…このレンズの大部分は高級感のある金属製だ。ズームリングとフォーカスリングは滑らかに動作する。ズーミングにより鏡筒が伸びるもののガタツキは無い。AFはとても高速で作動音は無い。MFは電子制御式だが、メカ式と比べて違いはほとんど感じられない。手ぶれ補正は2~3段と期待していたより少ない現実的な効果量だ。ただし、Dual.I.Sを適用する場合にはこの限りではないだろう(テスト個体はE-M5 Mark II)

歪曲 12mm 25mm 40mm 60mm
JPEG -1.56% -0.254% -0.264% -0.0293%
RAW -6.13% 0.127% 0.00976% 0.778%

歪曲…このレンズはカメラの自動補正を適用しているため、歪曲はほとんど問題にならない。ゼロでは無いが、一般的な使用では十分なものだろう。12mmでは1.6%の樽型歪曲を示している。ただし、補正されていないRAW形式の場合に6.1%の大きな樽型歪曲となる。中間域では問題無いが、望遠側では糸巻き型となる。

周辺減光(RAW) F2.8 F3.5-4 F5.6 F8.0
12mm 0.7
(2.08)
0.48
(1.25)
0.27
(0.67)
0.27
(0.43)
25mm 0.43
(0.46)
0.17
(0.18)
0.14
(0.14)
40mm 0.34
(0.36)
0.13
(0.14)
0.08
(0.09)
50mm 0.5
(0.68)
0.16
(0.21)
0.04
(0.04)

減光…周辺減光も自動補正が適用されている。12mmで比較的程度の低い0.7EVを示しているが、他はほとんど目につかないものだ。RAW形式の場合には12mmのF2.8~F4.0において目立つ減光があるものの、F5.6で低下する。しかしながら25~60mmのズームレンジではほとんど無視できるものだ。

解像力 F2.8 F4.0 F5.6 F8.0 F11
12mm 中央 3009 3046 2919 2727 2492
2272 2327 2349 2246 2140
2173 2231 2249 2179 2089
F3.5 F5.6 F8.0 F11
25mm 中央 2921 2839 2651 2504
2528 2539 2453 2295
2369 2376 2332 2225
F3.9 F5.6 F8.0 F11
40mm 中央 2939 2873 2629 2487
2647 2684 2582 2394
2612 2681 2581 2382
F4.0 F5.6 F8.0 F11
60mm 中央 2771 2843 2614 2439
2405 2505 2468 2348
2373 2474 2422 2312

解像力…ライカレンズは一般的にとても優れた性能を持っているが、完璧なものではない。12mmの絞り開放では中央が優れているが、周辺部は程よく、F4.0やF5.6に絞ってもあまり改善しない。レンズのスウィートスポットは中間域であることがハッキリしている。18~25mmで周辺部は非常ににシャープな画質であり、四隅は少なくとも良好な画質となる。40mにおいてはさらに周辺部・四隅の画質が向上する。60mmは再び解像力が低下するが、画質は高いままだ。

色収差 F2.8 F3.5-4 F5.6 F8.0 F11
12mm 0.79 0.84 0.87 0.87 0.86
25mm 0.7 0.68 0.69 0.69
40mm 0.24 0.28 0.23 0.23
60mm 0.56 0.52 0.51 0.49

色収差…倍率色収差は低く、フレームの隅においても平均1ピクセル未満だ。

ボケ…玉ボケは非球面レンズを使った影響で玉ねぎのような効果を生み出している。酷くはないが、絞り込むと多少強調される。後ボケは滑らかだが、前ボケはかなり硬い。コントラストが高いと目立つ可能性がある。

このレンズは光学5倍ズームレンズとして驚異的な性能では無いが、優れた描写を提供するものだ。解像力は中央で完璧なほどシャープだが、隅の画質は多くの標準ズームと同じように積極的な歪曲の自動補正が問題となる。12mmでは良好~とても良好な画質で絞ったとしても周辺減光の改善程度しか望めないだろう。中間域においても素晴らしい画質であり、それは60mmでもまだ見事だ。倍率色収差は少なく、一般的には問題がない。歪曲と周辺減光は自動補正によって処理されているので、実写で心配することはないだろう。ボケは少し騒がしい。

とても高品質の造りで使われている材料は一級品だ。すべてが綿密に組み合わされている。防塵防滴と耐寒性能は安心できるポイントだ。ズームレンジとF値を考慮するととてもコンパクトに仕上がっている。AFはとても高速で作動音はない。残念なことに手ぶれ補正に説得力は感じなかったが、2~3段の補正効果がある。

マイクロフォーサーズ用の標準ズームはとても種類が多いので、このレンズにおける最終結論を出すのが難しい。ズームレンジ、品質、サイズにおいて適切なバランスを取ることには確かに成功しているようだ。このバランスがあなたにとって正しいかどうかはよく検討した方が良いだろう。

LEICA DG12-60mm F2.8-4.0のレビュー・作例を集めたページはこちら

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