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PENTAX K-1 Mark IIは優れたカメラだがK-1から乗り換えるには説得力が足りない【海外の評価】

ePHOTOzineがリコーイメージング「PENTAX K-1 Mark II」のレビューを掲載しています。

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  • 初代PENTAX K-1は競争力のある価格設定と高解像センサーを搭載し、個性的な機能を多く備えていた。PENTAX K-1 Mark IIは同じ3600万画素センサーを搭載と個性的な機能を備えているが、競合他社が持つ高速連写撮影やより多い測距点を持ち合わせていない。
  • PENTAX K-1 Mark IIの改善点は僅かだ。ノイズ性能は改善しているが、差はとても小さい。オートフォーカス性能は僅かだが改善している。しかし、暗所は苦戦している。
  • USB3.0やUHS-II対応、バッファの改善、4K動画撮影など追加されていれば魅力的なカメラだった。そして、ライブビューAFは比較的遅いままである。
  • PENTAX K-1と同じく高水準の画質を持つ3600万画素モデルとしてはとても安い。画質は僅かに改善している。手振れ補正を内蔵しているのでオールドレンズ使用時でも手振れ補正の恩恵を受ける。
  • GPS・WiFiが内蔵され、アストロトレーサーで天体を追従する撮影が出来るのはユニークな機能の一つだ。
  • フレキシブルチルト機構のモニタは感銘を受けた。

もしもペンタックスのファンであるならば、PENTAX K-1 Mark IIはとても優れたカメラである。フルサイズのPENTAXを探しているのであればこれが良いだろう。

既にPENTAX K-1を所有しているのであれば、アップグレードを正当化するのは難しい。K-1の性能と機能に満足しているのであれば、Mark IIの改善点は不十分と感じるだろう。

長所:良好でシャープな画質のリアルレゾリューション撮影・優れた画質・少し改善したノイズ耐性・NRカスタマイズ・5軸手振れ補正・ボディイルミネーション・フレキシブルチルト液晶モニタ・良好な耐候性能・GPS/WiFi内蔵・アストロトレーサー・ローパスセレクタ機能・DNG/PEF RAW出力

短所:ライバルよりも連写性能が低い・AFレンズの微調整が必要・AWBはもっと良好であるべき・USB2.0・UHS-I・低照度のAF性能・バッテリーライフ

とのこと。

全体的に高い評価となっていますが、PENTAX K-1の”後継モデル”としては改善点が少ないと言及しているようです。PhotographyBlogと同様「PENTAX K-1からのアップグレードとしては説得力が足りない」と述べていますね。

個人的にアクセラレータユニット搭載だけでも乗り換え(アップグレード)は有かなと感じるのですが、K-1の画質で満足しているならばそれも魅力的と感じないかもしれませんね。

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