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ソニーPlanar T* FE 50mm F1.4 ZAはFEレンズで無くてはならない存在【海外の評価】

Dustin Abbottがソニー「Planar T* FE 50mm F1.4 ZA」のレビューを掲載しています。

Dustin Abbott

  • 一般的な50mmのレンズと比べてサイズ・重量・価格には驚きを隠せない。このレンズはソニー「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」の倍となる重量だ。価格はサムヤン「AF50mm F1.4 FE」の2.5倍である。
  • 上記3本のレンズはどれも素晴らしい質感であり、プレミアムと感じるものだ。それらの中でも本レンズの質感は光っている。
  • 絞りリングは1/3段でクリック出来る上、動画撮影時にデクリック仕様に設定することも可能だ。注意点は絞り羽根が電子制御であるため、将来的に「校正」が必要となってくるかもしれない。
  • フォーカスリングは実に素晴らしい操作感だ。おそらくBatisよりもレスポンスが良く正確なフォーカスが可能である。
  • 製造国はタイである。
  • レンズマウント部にはシールガスケットが備わっている。
  • レンズフードはプラスチック製である。
  • α6500との組み合わせではバランスが取れていない。重すぎる。
  • オートフォーカスは「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」が明らかに優れている。比較して本レンズは駆動音が発生する。しかし、動作は正確でマニュアルフォーカスは非常に正確だ。
  • シャープネスは近接でもF2まで絞るとほぼ完ぺきなレベルだ。無限遠でも驚異的なパフォーマンスは維持されている。「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」との比較では中央部のコントラストやシャープネスが遥かに優れ、隅は同程度の性能だ。さらに絞ると本レズんは優れた色描写を維持し、「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」はより優れたシャープネスとなる。
  • ボケの縁撮りの柔らかさは絞り開放の解像性能がソフトな「AF50mm F1.4 FE」が最も良好だ。しかし、「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」のボケ味は凌駕している。
  • 玉ボケの大きさが「AF50mm F1.4 FE」ほど大きく無いのでレンズ口径が少し小さいのかもしれない。さらに、光透過率がサムヤンよりやや悪い。
  • シグマ「50mm F1.4 DG HSM」は似たようなシャープネスを持っているが、コントラスト/マイクロコントラストは低いと感じる。シグマが「有力候補」には違いないが、本レンズは何か特別な描写のように感じる。

Planar T* FE 50mm F1.4 ZAはソニーFEに必須なレンズである。これは競合するシステムにおける最高のライバルであり、それらを上回るプレミアムな選択肢だ。

プレミアムなビルドクオリティ、プレミアムな機構と機能、そしてプレミアムな光学性能を持っている。低価格のシグマ「50mm F1.4 DG HSM」と比べて優れ、倍値のツアイス「Otus 1.4/55」に匹敵する。

ソニーFEで紹介した3本の標準レンズのうち最も大きく、最も重く、最も高価だが、私を最も興奮させたのはこのレンズだ。

ソニーフルサイズミラーレスのシステムで画質を最優先する場合にこのレンズ以外の選択肢は無いだろう。

長所

  • 耐候シールを含む非常に高いビルドクオリティ
  • 優れた操作性
  • マニュアルフォーカスが驚くほど良好
  • 良好な機能性
  • 優れたシャープネスとコントラスト
  • とても正確な色描写
  • 良好な逆光耐性
  • 優れたマイクロコントラスト
  • 高速で正確なAF

短所

  • 競合他社よりも大きく重い
  • 高価
  • オートフォーカスは完璧に静音ではない
  • 競合するレンズよりも光透過率が低い

とのこと。

確かに各所の作例を確認すると惹かれる描写であることが分かります。55ZAと比べてボケが綺麗でサムヤン50よりも光学性能のバランスが良く、シグマよりコントラストが高い描写と言ったところでしょうか。

軍資金に余裕があれば是非とも使ってみたい一本ですね。

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