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興和のスタンダードな広角レンズ KOWA PROMINAR 12mm F1.8【評価・作例】

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  • 2018-05-10:Lenstipが作例を掲載しました。そのうちレビュー記事が公開されるかもしれません。

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レンズデータ

レンズ仕様

カラー ブラック、シルバー、グリーン
希望小売価格 109,000円(税別)
発売日 2015年2月6日
焦点距離 12mm
F値/最大口径比 (Tナンバー) F1.8/T1.9
TVディストーション値 (歪) 0.59%
画角 74.9°×59.6°
最短撮影距離 0.2m
最近接時の撮影範囲 182×136mm

MTFチャート

レンズ構成図

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歪曲の少ないKowa広角単焦点

デジタル補正抜きに歪曲が非常に小さい興和光学のKowaプロミナーシリーズ。

35mm判換算で換算16mmとなる超広角レンズ「PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT」では画角が広すぎて使いにくい。一方でこのレンズは換算24mmとスタンダードな広角単焦点の画角であり、比較して気軽に撮影できる点がGood。

解像力は絞り開放から中央はシャープで周辺部や四隅は及第点。周辺部を含めた解像力のピークはF5.6まで絞りこんだところで訪れる。ただし、像面湾曲が少なからず発生するため絞り開放付近で平面的な被写体を正面から撮影すると周辺部がピンボケしてしまうことも。絞り込めば改善されるが、出来るだけ開けて撮影したい星景写真などでは使いにくさを感じるかもしれない。

周辺減光は絞り開放でやや目立ち、1段絞ると少し落ち着く。ただしそれ以上絞り込んでも解消しないので、必要であればソフトウェアで処理する必要がある。電子接点を持たないタイプのレンズであるため、自動でデジタル補正を適用できない点はやや気難しさを残している。

歪曲は8.5mmと同様で非常に良く補正されている。直線的な被写体を直線的に写すことが出来ると言っていいほど歪曲は感じられない。

同シリーズの「8.5mm F2.8」と違って12mmの焦点距離に競合レンズがオリンパスやパナソニックで存在するため、本レンズは趣味性が高く一般には少し敷居が高く感じる。さらにマニュアルフォーカスのレンズではSamyangの「12mm F2.0 NCS CS」がなかなか優秀なので、Kowaは価格を考慮すると分が悪い。

海外の評価

ePHOTOzine

  • とてもコンパクトなレンズだが重量は475gとソコソコ重い。
  • フードはバヨネット式ではなくネジ固定式だ。印に合わせて固定しないとケラレが発生する可能性がある。
  • シャープネス:
    中央:F1.8から優れた性能を発揮しF11までこの性能が続く。F16でもまだ非常に良好だ。
    隅:F1.8からとても良好でF11までこの性能が続く。絞り値全域で実用的な性能を保っており、とても満足のいく性能だ。
  • 色収差は中央で良好に補正されているが、隅では僅かに色ずれが見られる。
  • Kowaは-0.59%と歪曲を数値化しているが、我々の測定では-1.42%であった。しかし、この数値はこの画角のレンズにとってまだまだ非常に良好な数値である。
  • 逆光耐性は優れているので問題とならない。
  • ボケはとても滑らかで気に入っている。

Kowa Prominar 12mm F1.8 MFTは優れた描写性能を持つ高級感のある美しいレンズだ。比較的高価だがとても魅力的なレンズである。

KOWA PROMINAR 12mm F1.8の長所

  • 優れたシャープネス
  • 低歪曲
  • 低色収差
  • フレアが発生しない
  • 高いビルドクオリティ
  • 心地よいボケ
  • 明るいF1.8

KOWA PROMINAR 12mm F1.8の短所

  • MF限定
  • 耐候性無
  • 被写界深度指標が無い

機能性…4・操作性…4・性能…5・価格…4・総評…4.5

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