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パナソニック LEICA DG 50-200mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S. 最新情報まとめ

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.」の情報を収集しています。

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レンズデータ

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LEICA DG 50-200mm F2.8-4.0
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レンズデータ

レンズ仕様

品番 H-ES50200
レンズ構成 レンズ本体:15群21枚(非球面レンズ:2枚、UEDレンズ:2枚、EDレンズ:2枚、UHRレンズ:1枚)
ナノサーフェスコーティング
マウント マイクロフォーサーズマウント
画角 W(f=50mm):24°?T(f=200mm):6.2°
光学式手ブレ補正 ○(POWER O.I.S.、Gシリーズ本体に準じたMODE切換えが可能)
Dual I.S. 対応 ○(Dual I.S.2)
焦点距離 f=50-200mm(35mm判換算:100-400mm)
最小絞り値 F22
開放絞り F2.8?4.0
絞り形式 9枚羽根 円形虹彩絞り
撮影可能範囲 0.75m?∞(撮像面から)
最大撮影倍率 0.25倍(35mm判換算:0.5倍)
フィルター径 Φ67mm
防塵防滴
最大径×長さ Φ76mm×約132mm
質量 約655g (レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップを含まず)
動作環境(使用可能温度 / 湿度) -10?40 ℃ / 10?80 %
付属品 レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップ、レンズポーチ

MTFチャート

レンズ構成図

関連レンズ

海外の評価

Optical Limits

シャープだがボケが騒がしい

  • 総金属製の鏡筒は素晴らしいビルドクオリティだ。
  • ズーム機構は鏡筒と同じくらい良好と感じる。ただし、自重落下の傾向があり、ズームロック機構を備えていないのは欠点だ。
  • フォーカスリングはとても滑らかだ。
  • 防塵防滴仕様に加えて-10度の耐寒性能も備えている。
  • 三脚座を備えていないことを指摘する人もいるだろうが、このレンズでその必要性は低い。
  • オートフォーカスは非常に高速でノイズフリーだ。
  • 光学手ぶれ補正の効果は実写で3?4段分と言ったところだ。デュアルISでさらに伸びることだろう。
  • 歪曲収差はボディ内で適切に補正されるので問題無い。もし補正データを抜いたとしても、ズーム全域で僅かな糸巻き型歪曲だ。
  • 周辺減光も自動補正が適用できる。オフにすると、50mm時に最大1.2EVの減光が発生する。1段絞るとほとんどの問題が解決する。
  • ズームレンジ全域で非常にシャープなレンズだ。中央はF2.8~F5.6で優れている。周辺は50mm?100mmで非常に良好?優れたパフォーマンスである。200mmの周辺は僅かに画質が低下するものの、実写では気が付きにくい。
  • 像面湾曲の影響はとても小さい。
  • 色収差は非常に小さい。
  • 玉ボケの内側はとても騒がしく不均一だ。正直なところ、U字型の輪郭が浮かび上がる玉ボケは初めてみた。理想からは程遠いが、必ずしも実写で目立つものでは無い。口径食の影響はそこまで強くない。
  • 前後のボケは基本的に問題無いが、ボケの縁取りが粗すぎる。100-400mm F4-6.3も同傾向だったが、このレンズはさらにその傾向が強い。

最大の弱点であるボケを除き、光学性能は大部分が優れている。ズームレンジ全域で非常にシャープ、RAWでも僅かな歪曲収差だ。

ビルドクオリティも優れており、従来のLUMIXレンズと違いを感じることが出来るはずだ。個人的な見解としてはオリンパスPROレンズよりも優れている。ただし、自重落下する鏡筒や三脚座が無い点は批判すべき点として残っている。特にテレコンバージョンレンズを使用する際に三脚を使えないのは残念だ。

シャープで使うのが楽しいレンズだが、非常に高価である。ボケも騒がしいのでポートレートなどで使う予定なら他のレンズを検討してみるのが良いだろう。

Optical Limits:Leica DG Vario-Elmarit 50-200mm f/2.8-4 ASPH Power OIS - Review / Test Report

Lenstip

  • パナソニックのレンズとしては大きく重いレンズだが、フルサイズ用レンズよりも小さく接写性能は高い。
  • このレンズは日本製だ。
  • 金属製の鏡筒である。
  • 47mm幅のズームリングは50、70、100、150、200mmの焦点距離表示がある。動作はズームレンジ全域で程よく抵抗感がある。
  • 23mm幅のフォーカスリングはバイワイヤ式だ。
  • 手振れ補正の実測値は最大で約4.3EVと評価できる素晴らしいパフォーマンスだ。Dual.I.S II対応機と組み合わせることでさらに改善するだろう。
  • シャープネス:
    ・中央:テストしたレンズのパフォーマンスは非常に優れている。全ての焦点距離で絞り開放から60lpmmを超えている。レコードブレーカーとはいかないが、絞ると最大値で80lpmm近くまで改善する。
    ・隅:どの焦点距離でも絞り開放から50lpmm以上と堅実で実用的なパフォーマンスだ。中間域で解像性能が高いのは倍率色収差が低いためだ。
  • 軸上色収差の問題はない。
  • 倍率色収差の結果は穏やかだ。中間域の焦点距離ではどの絞り値でも収差がとても小さい。
  • 球面収差による影響は無い。
  • 歪曲収差はRAWで50mm(0.60%)、100mm(0.71%)、150mm(0.85%)、200mm(0.88%)だ。フルサイズ用のレンズは間違いなく1%を超える数値なので補正が必要だが、このレンズで1%を超えることは無い。
  • コマ収差の補正はとても効果的だ。
  • 非点収差は100mmと200mmで最も影響が大きくなり、50mmで影響が小さい。
  • ボケは素敵に見えるが、玉ボケには縁取りがあり非球面レンズによる影響を確認できる。
  • 周辺減光は50mm(-1.43EV)・100mm(-0.83EV)・150mm(-1.12EV)・200mm(-1.18EV)だ。デジタル補正量は少なくRAWの結果も似ている。フルサイズのレンズと比べて良好だ。
  • 逆光耐性は広角側でまずまず、望遠側で少し悪化する。全体的な結果はこのクラスのレンズとさして変わらない。
  • オートフォーカスは動作音が全くなく、速度はピント全域を0.4-0.5秒で移動する。フォーカス速度は非難するべき点が無く、このカテゴリのレンズとしては最も接写できると考慮すると特に良好な結果だ。しかし、悪条件ではオートフォーカスが迷う場面があった。

長所:頑丈で高いビルドクオリティの鏡筒・とても良好な中央画質・程よいフレーム隅の画質・適切に補正された倍率色収差・僅かな軸上色収差・球面収差の問題が無い・問題無い歪曲収差・僅かなコマ収差・良好な手振れ補正・高速、正確、静音なオートフォーカス

短所:中間域で非点収差が少し大きすぎる・逆光耐性がより良好であれば良かった

長所は多く、欠点の二つは深刻な問題ではない。フルサイズ用100-400mmと比べて本当に小さく便利なレンズだ。

Photo by Richard:欠点が特に無いほぼ完ぺきなレンズ

LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.はマイクロフォーサーズらしいしっかりとしたレンズだ。特に指摘する欠点は無く、このレンズに関するほぼ全て、ビルドクオリティから画質、オートフォーカスのスピードに至るまで素晴らしい。

100-400mm相当の画角と程よいサイズは旅行のお供となる素晴らしい望遠レンズとなることだろう。多くのレンズを持ち歩きたくなければ「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.」と「LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.」だけで完結できる。

さらにこのレンズは×1.4テレコン・×2.0テレコンと組み合わせても優れた性能を発揮する。小型のカメラバッグに収まる800mmのレンズだ。驚くべきことに、最新のパナソニックボディ、LUMIX G9のようなカメラと組み合わせることで×2.0装着時でもオートフォーカス性能がとても良好だ。

安くはなく、購入に踏み切りづらいレンズであるかもしれない。しかし、正直に言ってクレジットで買ってしまっても良いほど十分な価値を持っている。多くのマイクロフォーサーズユーザーを満足させる素晴らしいレンズである。

次はどのようなレンズをリリースするだろうか?現時点でラインナップは完璧だ。Photokina2018に期待したい。

PhotographyBlog

LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.はマイクロフォーサーズユーザーのための優れたレンズだ。

100-400mmの焦点距離は野生動物、スポーツ、アクションはもいろんのこと、様々なテーマへ柔軟に対応できる。ポートレートやマクロ撮影でも役に立つだろう。風景や建築物などディテールを重視する撮影にも使用できる。

ボケはとても綺麗で、フォーカシングは速く正確である。静かなフォーカシングなので動画撮影でも優れた選択肢となるはずだ。

しっかりとした外装は頑丈で信頼性があり、あらゆる気象条件で撮影する場合に適している。100-400mmの一眼レフ用レンズと比べて小型軽量である。

投資額は大きいが、ハイクオリティなレンズの造りと画質は強くおススメできるものだ。

デザイン…5・機能性…4.5・操作性…5・画質…5・VFM…4.5・総合…5

過去履歴

  • 2018-05-01:CAMERA LABSがレビューを開始、Dpreviewがサンプルギャラリーを公開しました。
  • 2018-04-29:Photo by Richardがレビューを掲載しました。
  • 2018-04-25:PhotographyBlogがレビューを掲載しました。
  • 2018-04-12:IMAGING RESOURCEが実写レビューを掲載しました。
  • 2018-03-15:ePHOTOzineレビューを参考サイトに追加しました。
  • 2018-03-14:ePHOTOzineがサンプルギャラリーを公開しました。
  • 2018.3.3:DPREVIEWがHands onを公開しています。
  • 2018.2.27:パナソニックが海外で先行して公式発表しました。追記:国内で公式発表されました。
  • 2018.2.26:テレコン対応で重量は655gとのこと。40-150 PROよりも少し小さいレンズとなりそうですね。
  • 2018.2.24:まもなく「LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.」が登場するという噂とリーク画像がネット上で出回り始めました。

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