とるなら~写真道楽道中記~

「撮るなら…ここだ!こうだ!これだ!」を探し求めてカメラ片手に写真・機材道楽の備忘録

【レンズレビュー】『M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO』外観編

      2016/07/20

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PENTAX K-1とD FA15-30mmF2.8を同時に注文したので、PENTAXご謹製のD FA★70-200mmF2.8を買いそこねた。しかし、手元に軍資金が中途半端に残ったもんだから、何か無いかなと物色していたところ。

マイクロフォーサーズの「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」を発見。海外の評価サイトではべた褒めレビューが多く、実際にスペックを眺めても使いやすそうだ。心が揺れる揺れる。

DFA★買う金で、M.ZD40-150PROとE-M1が買えまっせ」と悪魔が囁いたのが一昨日の事

そして今日朝起きてみると、何故か手元にこのレンズがあったという不思議

あらあら、やだわぁ。

外観

P9810654しかもx1.4テレコンバージョンレンズキット(テレコンは装着中)。Amazonのアウトレットで入手、写真でお分かりになるようにフードに若干の擦れた跡がある。まあ、フードはプラスチック製なんで使ってたらすぐ傷つきますわいな。

レンズ・リアコン・フード・レンズとリアコンのソフトケースが付属品。リアコン用のケースはカラビナ付きで携帯し易いのはGood。

レンズは金属製でプラスチック鏡筒の多いマイクロフォーサーズにおいては高級感バッチリ。やや重たいものの、フルサイズ用大口径ズームに比べれば軽い軽い。実際、重量は760gと1kgにも満たない。これで35mm判換算で80-300mmを備えた大口径ズームなのだからビックリだ。

P9810659PROシリーズは防塵防滴性能を有するので、マウント部にはOリングが装着してある。この為か、マウントする際は少々きつく感じる事がある。

フレアカッターは搭載されていないので、後玉が汚れた場合の清掃はしやすい。

マニュアルフォーカスクラッチ機構

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PROシリーズではお馴染みのMFクラッチ構造なピントリング。タムロンやシグマでも採用されている機構で、ピントリングを前後にスライドさせる事でAF/MFを切り替えることが出来る。シビアな被写界深度の調整が必要なテレマクロ時にはかなり重宝する機能だ。

MF時はピントリングがおよそ90度程度の回転角で固定されるが、タムロンやシグマと違ってフォーカス機構に直接トルクが掛かる訳ではない。マイクロフォーサーズやキヤノンSTMレンズでお馴染みのバイワイヤ方式。距離指標の無いバイワイヤ方式はやや違和感を感じるが、物理的な距離指標に準じてフォーカシングするこの駆動方式は機械式のそれと同様の使い勝手であり違和感は全く無い。寧ろ初めは機械式かと思っていたくらい。

クイックなMF操作をすると若干だがラグを感じる程度。

x1.4テレコンバージョンレンズ

P9810661現状で40-150mmPROと300mmPROにしか装着出来ないニッチな役割のレンズ。レンズ側に調整レンズが飛び出しているので、その他のレンズには装着しないほうが良い。装着する前に干渉する場合だってある。

飛び出した調整レンズがマウントする時にぶつけて傷つかないように、外周部にゴムが取り付けられている。「ゴツ!」っとやっちゃっても結構ヘッチャラだった。

40-150PROに装着するとテレ端が換算420mmF4に。サンニッパの恩恵はデカイぜ!シャッタースピードを稼ぐにはまだまだ明るいので十分実用範囲にある。注意点は、このコンバージョンレンズとレンズを外す際に押すボタンが側面にあること。これをうっかり掴んだままレンズを回すとグリっと気持ちよく外れる(上の写真で親指の位置)。前述した防塵防滴仕様でキツイマウントのおかげで完全に外れる事は無かった。

スライド式の便利なフード

P9810664描写性能には全く関係ないのだが、これがたまらなく良い。

フードをレンズに装着した状態では収納性が悪いので、フードを逆さ付けして格納する方は多いと思う。しかし、このレンズはフードをスライドする事で逆さ付け状態にする事が可能。これによって収納状態からの復帰や収納への手間が省ける上に、フードを落っことすリスクも下がる。

かと言ってフードは勝手にスライドするような造りではなく、しっかりとロック機構によって固定されている。フードに備え付けられたリングがそれで、これを回転してロックを解除する事で引っ込める事が出来る。引っ張りだす時にロック機構は搭載されていない。

注意点は格納状態から取り出す際で、レンズを取り出す際にフードを掴むとフードがグイッとスライドして不意を突かれる。危うく落っことしそうになってしまった。ロック機構は実は格納時ほど欲しかったかもしれない。ちなみにロック解除リングの方向を間違えたらフードが外れちゃったりするので、この操作には慣れが必要だ。

P9810662フード格納時はこんな感じだ。展開時はやや長玉っぽく見えるが、格納してしまうと結構短い。

レンズと一体型になっているフードと違って交換が可能なので、傷つきまくって「さすがになぁ」と感じたら別売りで専用フード単品も売っている(5000円程度)。

文章だけでスライド式は説明し難いので、こちらの動画内(1:00あたり)でスライド式フードを確認出来る。

フルサイズ大口径との比較

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立てて置いてみると、全長はおよそ3/4。さすがフォーサーズ。重量はおよそ倍だったりする。さらに、ボディがダンチで軽いのでその辺も考慮するかなりコンパクトなシステム。ちなみに換算で300mmの焦点距離をカバーしているので、より広い範囲をカバーできてしまう。

携帯しやすいということは、持ち歩く回数が自然と増えるのでシャッターチャンスも自ずと増えてくる。フルサイズ対応の望遠レンズはボケも大きく、描写も良いが、気軽に持ち歩けないのはかなり痛い。

フードを格納して並べるとこんな感じ。

GM1Sに装着

DSCF2048ボディ浮いてます。

付けられている感が半端ないなぁ。この組み合わせだと、レンズ+GM1Sで200g+760g=960g。サンニッパシステムで1kg切り。このシステムでボディを持ってレンズを支えようとするとマウント部分がもげそうで怖いですな。

パナソニック機との相性は?と聞かれると「手ぶれ補正欲しいです」と回答出来る。

実際、ファインダーも付いていないので両手でガッチリ固定しても換算300mmはブレる。テレコン付けると420mmとなるのでさらに厳しい。ドピーカンでシャッタースピードを稼げると全く問題無いのだけれども…。曇天でISOを稼ごうと思うと三脚が欲しくなる感じだ。

DSCF2053こうやって並べると、ボディのサイズの違いに目が行き過ぎてしまう。x1.4テレコンを装着するとレンズ鏡筒の長さはタムロンA001と同程度まで長くなる。

GM1Sではバランスが悪そうに見えるが、左脚座を軸として手持ち撮影すると結構イケる。但し、ズームリングやピントリングを操作しようと思うと、ファインダーが欲しくなる。

明日にはOM-D E-M1が届くので

実はボディも買っちゃったり。明日届く予定なので、早速試写できれば実写編でも。

とは言え、明後日にはPENTAX K-1がやってくるので、そちらの準備をしてたりするので実写編はちょっと先になると思う。超広角はK-1で、望遠はE-M1とう使い方になると思う。大口径ズームもあるので、気が向いたらフルサイズとM4/3の比較をするかもしれない。

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