とるなら~写真道楽道中記~

「撮るなら…ここだ!こうだ!これだ!」を探し求めてカメラ片手に写真・機材道楽の備忘録

マクロ撮影は望遠で…って訳では無いらしい ~撮影倍率と撮影距離~

      2015/03/04

tokina35-70-01 TOKINA35-70mmの記事で寄れるとか寄れないとか書いたが、あれは嘘だ(キッパリ) いや、嘘と言うよりかは半分くらいは正解で、もう半分くらいは的を得てなかったらしいと言うこと。恐らく熟練カメラマンの方には中途半端に感じる記事だったと思う。と言うのも、マクロ撮影とは寄る寄れないだけではなく「撮影倍率」や「撮影距離」と言う単語も大きく関係してくるらしい。

今回は駆け出しカメラ小僧のお勉強備忘録なので、あまり真に受けないで欲しい。むしろここで倍率や距離に興味をお持ちになった方は別のウェブサイトもお調べになって比較して、自分なりの答えを探してみて欲しい。

最大撮影倍率

知っている人は知ってるし、私の様な一眼初心者にはあまり馴染みの無い言葉ではないだろうか?最大撮影倍率とは言ってしまえばどこまで被写体を大きく撮る事ができるのか?ということ。「大きく撮影出来る」と言うことは、被写体の光情報をレンズを介してどれ位の大きさでセンサーに照射出来るのかと言う事に他ならない。

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SMC-A 35-70mm macro f4

例えばPENTAX K-3であればAPS-Cサイズで横幅23.5mmだ。つまり23.5mmの物体をレンズを介して23.5mmのセンサーの横幅一杯に収めてピント合わせる事ができれば「このレンズは等倍撮影が可能なレンズだ」と言うことが出来る。この、「23.5mmの物体を23.5mmのセンサーに何倍で照射できるか」が撮影倍率なわけだが、手持ちのレンズなどで例えると…。

  • DA35mmF2.4ALは0.17倍
  • SIGMA18-35mmF1.8 は0.232倍
  • DA18-135mmF3.5-5.6WRは0.25倍
  • TAMRON70-300mmA17Modelは1:2つまり0.5倍
  • DFA100mm macroやDA35mm macro limitedなどが1倍(等倍)マクロだ。

「マクロレンズ」と言う名称についての定義は各社曖昧らしく、普通のズームレンズでも0.25倍付近、なんちゃってマクロの名称がついているズームレンズで0.5倍ほど撮ることが出来る。

マクロにおいてフルサイズセンサーである必要性はあるか?

マクロ撮影においてAPS-Cとフルサイズセンサーの違いが顕著に出る。等倍撮影可能なマクロレンズにおいてAPS-Cでは23mm程度の物体を等倍撮影出来る事に対し、フルサイズセンサーでは36mmの物体を等倍撮影出来る事になる。36mmの物体をAPS-Cで等倍撮影すると13mm分の横幅がフレームに入りきらずにトリミングした状態になる。つまり36mmの物体をAPS-Cサイズのセンサーで等倍撮影可能なレンズで画面に丸っと収めるのであれば、ピントが合う最短撮影距離から少し引いて取る必要がある、と言うことだ。

レンズの性能を最大限まで活かした高画質の写真を撮るのであればフルサイズ必須。しかし、大抵の場合はリサイズをかけてしまうのでマクロ撮影においてフルサイズに拘らなければならない必要性は少ない。これが超広角側の話であれば、APS-Cサイズではフレームに収まりきらないレンズの情報をフルサイズでは読み取る事が出来る為、どうにもならない差が存在する。

マクロ撮影における撮影距離と焦点距離

ワーキングディスタンスとは被写体と撮影者の距離の事。マクロ撮影に限らず、近い場合は

  • デメリット「自分の影が入ってしまう・照明を当てにくい」
  • デメリット「動物、昆虫の類は逃げてしまう可能性が高い」
  • メリット「被写体をフレームに入れやすい」
  • メリット「構図を作りやすい、変更しやすい」

遠い場合はその逆で

  • メリット「自分の影が入り込まない」
  • メリット「動物や昆虫が逃げにくい」
  • デメリット「被写体をフレームに入れにくい(探しづらい)」
  • デメリット「構図を作りにくい(移動が大きくなる)」

また、DA35mmF2.8macroとDFA100mmF2.8macroを比べると画角が大きく違う。35mmでは遠近感をつけやすく、100mmでは圧縮効果をつけやすい。

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被写体を最大限大きく撮るためには出来る限り寄る必要がある。そうすると標準域のマクロレンズと望遠域のマクロレンズとでは最短撮影距離が変わってくるので前述した撮影距離が影響してくる。35mmでは圧縮効果は撮り難い上、昆虫などは逃げてしまう。100mmでは遠近感は出しにくい上、距離が取れないとフレームに収めにくい。

そしてレンズ沼の深淵へ

lenzez つまり、同じ等倍マクロレンズでも被写体やシチュエーションで活用範囲が違うと言う事。自分がよく使う焦点距離のマクロレンズから始めて構図や撮影距離で不便さを感じたら次のマクロレンズへ触手を伸ばすことになる。

つまり100mm付近のマクロレンズ一本買っておこうと思っていた自分が甘かったと言う事だ。これは新たらなるレンズ沼への入り口に過ぎず、恐らく暗く深い底が待っているに違いない…。いや、むしろ明るいか…?F値的に(笑

私に限らず、これからマクロレンズを検討している方にレンズ沼への入り口を紹介しておこう。多くの方がレンズ沼にハマりますように。
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お買い得情報

現状で目をつけている第一候補がPENTAX-D FA 100mm macro F2.8 WRだ。なんと言っても防滴機能。現状で18-135mmしか防滴レンズが無いので、雨天・雪の日に撮りに出かけると面白みに欠ける。特に雨上がりに雫が付いた花弁などを撮りたい場合はやはりWR付きのレンズが心強い。新品で4万4千円ほど。クイックシフト・フォーカス・システムでAF後にピントを追い込む事が出来るのは楽しそうだ。下記は楽天市場での最安値販売店だ。中古ではおよそ3万円くらいの相場。

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次に目星を付けているのがTAMRONのSP AF 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 Model272Eだ。知ってる人は知っているマクロの銘玉。そこまで高く無い、DFA100mmより1万くらい安い。クイックシフト・フォーカス・システムや防滴が必要無ければこっちで間違いないだろう。しかしそのWRとクイックシフト・フォーカス・システムが欲しかったりする。1万円の差は大きいな…。

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あとは展示品の処分価格や数量限定品もあったので参考に。

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