とるなら~写真道楽道中記~

「撮るなら…ここだ!こうだ!これだ!」を探し求めてカメラ片手に写真・機材道楽の備忘録

EOS M3でEF40mmF2.8STMとEF50mmF1.8STMを撮り比べ

   

ef50mmついついノリでEF50mmF1.8STM購入。EOS M3しか持っていないのにフル対応レンズ。だって安いんだもん

EF-M22mmF2を新品で買うとそっちの方が高いのですよ。単純にボケ量が多くて安いならこっちじゃないですかー。と言う心理が働いたのは確か。でもEF-M22mmあるのだけどね…。嫁さんの視線が背中に刺さるぜ!

もともとEF50mmF1.8とはI型とII型があって、II型でも1990年に発売開始され25年続いた息の長いレンズだ。フルサイズ(当時はフィルムカメラ)において50mmの焦点距離は標準域で見たままの画を撮りやすく使いやすい、さらにF1.8と明るいレンズの癖に1万円を切る破格の安さなら納得。しかも1990年の初値から9000円ですよ?最も値崩れしないレンズとも言える。(いや、始めから崩れていたとも…)

お父さんの居酒屋代2回分我慢すれば買えるレンズなので、そりゃあ売れますさ。安い成りはしており、プラスチッキーなマウントに古いコーティング技術、AF速度の遅さが目立つ(現代レンズに比べてね)。

ef50mm2

それを一新したのが今年の春先にリリースされたのが『EF50mmF1.8STM』と言う訳だ。定評の光学設計は踏襲しつつ、デジタルカメラに最適なコーティングに加えて静音性を良くするためのステッピングモーターを搭載した。さらにマウント部もプラスチックから金属マウントに変更してあるので頑丈さもII型より良い。

ただ、1万円切りのレンズとはいかなってしまい現在お値段1万6千円ほど。ま、それでも安いけどね。

レビューを見ていると「STMなのに音がうるさい!」とある。PENTAXユーザーからすると「こ、これで音がうるさいと言うのか!?」のレベル。Kマウントのボディ駆動なんぞ聞いたら失神するかもしれませんね。

聞き比べると「EF-M22mmF2 STM」「EF40mmF2.8 STM」と同様の音の大きさ。動画撮影で使うとなると、音拾うかなあ…って程度だ。

EF50mmF1.8STMとEF40mmF2.8を比較する

前置きが長くなったが本題へ。

焦点距離が似ており、価格も同程度。「どっちのレンズ買うべきなのだろう」と悩む方も多いはず。そこでEOS M3で撮り比べながら状況に応じたオススメをしていきたい。

大きさ

EF40mmF2.8 STM

EF40mmF2.8 STM

EF50mmF1.8STM

EF50mmF1.8STM

そこまで差は無いが、やはり40mmの方が薄い。ピントリングが50mmの方が若干太めで操作し易い(若干だけどね)どちらもEOSM3にはアダプタを介して装着しなければならないので、レンズ長さはミラーレスボディに装着すると目立つ。

但し、それは鏡胴が太いから目立つのであって、長さはEF-M18-55mmとあまり変わらない。EF-M22mmのコンパクト性をイメージしていると「大きいかな」って感じはするだろう。

オートフォーカス

どちらもステッピングモーター内蔵。先述したが、キヤノンユーザーには気になる音が出るらしい(USMレンズユーザーなら気になるのかなあ…)ちなみに私は気にならない程度。

どちらもレンズ繰り出しのフォーカシング、USMを想像していると遅い。動体は撮れなくもないけどオススメしない。EF-M18-55mmのインナーフォカス式のSTM AF速度に比べると段違いで遅いと感じる。但し、静物(風景など)ではストレスを感じるほどでは無く快適。

どちらもバイワイヤ式のマニュアルフォーカスで、気になる程度では無いがラグがある。光学ファインダーと今時の電子ファインダーのラグ程度の差。

実写(ちょっとファイルサイズ重いかも)

本日買ってきたばかりの部屋撮りなので、適当感があるのだけど申し訳ない。設定はISO400固定、絞り優先、ホワイトバランスはマニュアル、ピクチャースタイルはニュートラル。撮影は三脚で固定して2秒タイマーモードでブレを抑えて撮影した。

画角が若干違うので、被写体を同じ大きさにするべく40mmを若干だが被写体に寄せている。

 EF50mmf1.8 STM EF40mmf2.8 STM

50mm F1.8

50mm F1.8

50mmf2.8

50mmf2.8

40mmF2.8

40mmf2.8

50mmf5.6

50mmf5.6

40mmf5.6

40mmf5.6

50mmf8

50mmf8

40mmf8

40mmf8

f1.8

f1.8は50mmのみ。開放はやはり甘く感じられ、金属部分にパープルフリンジが確認出来る。晴天下ではソコソコ色収差が出そうな気配を感じるので半段でも絞って使ったほうが良さそうだ。

f2.8

中央にしか被写体が無いので、四隅の甘さが分かりにくい結果に。(自分の馬鹿!)結果的に見ると、40mmはf2.8で絞り開放なので、やはり金属部分にパープルフリンジを確認出来る。反面、ちょい絞った50mmの方が抑えこまれている結果に。また、気持ちカリっとしている。40mmで使うなら柔らかい表現で、50mmで使うなら被写体はカリっとし始める。

f5.6

ここまでくると中央の被写体はソコまで差はないなと言ったところ。40mmの方が焦点距離が短い分被写界深度は深い。どちらもピントが合っている部分はカリッとしている。

f8

f5.6と同じく、どちらもそこまで変わらない。

まとめ

画質は取り敢えず置いとけばいいかなと。この際焦点距離と明るさで決めてしまえばOK!って結論に。

EF50mmf1.8 STM

  • 明るい分、各収差を抑えこむ絞り値に余裕がある。
  • 明るく、焦点距離が長いので同様の被写体をとるのならばボケ量はこちらが断然上。
  • 部屋撮りにはちょっと画角が狭く使いづらい。
  • 露出をハイキーにして撮るならこちらがオススメ。花やポートレートなど。(晴天では絞り開放だと露出をローキーに落せない)

EF40mmf2.8 STM

  • KissX7などのコンパクト一眼と組み合わせる事で真価を発揮。
  • 絞り値を欲張っていなかったり、非球面レンズしてたりと画質が安定している(フルサイズでも)
  • 50mmよりは部屋撮りに向いている。
  • 50mmと比べると同様の被写体をパンフォーカス(ボケさせない)し易い

撮りたい物が決まっていればEF50mmf1.8 STM

旅先スナップ用ならEF40mmf2.8 STM

と言ったところ。
まあどちらもコストパフォーマンスの高い撒き餌レンズには違いない。

どっちを先に買ったほうが良いか?と問われれば、

初めての単焦点ならEF50mmf1.8 STM

やはりボケ量は大正義。「これが大口径単焦点か-!」と写りの違い(ボケ量)に感動するだろう。但し、晴天下で絞り開放を使うとシャッタースピードの上限値を振り切ってしまう。絞って使うか、ハイキーな写真を撮るかのどちらかになる。

単焦点の買い足しならEF40mmf2.8 STM

使いやすい標準域の大口径をお探しなら良いレンズだと思う。特にEF50mmf1.8IIなどの旧モデルを所有しているのならば尚更EF40mmをオススメしたい。寄って良し、引いて良し、絞って良し、の便利な単焦点になると思う。但し、散漫に撮影すると何がしたいのかよくわからない焦点距離でもあるので注意。

レンズの新品・中古情報

冒頭付近も記載したけども、撒き餌レンズは最初から安いので値崩れしない。そして中古市場も回転が早いので、新品で購入して肌に合わなかったとしてもそこまで痛手を受けずに手放す事が可能。また、逆に見ると新品同様の中古品もかなりの数が出回っているので中古品を買うなら今が買い時。

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