とるなら~写真道楽道中記~

「撮るなら…ここだ!こうだ!これだ!」を探し求めてカメラ片手に写真・機材道楽の備忘録

【評価・作例】軽くて写りの良い中望遠『M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8』

      2016/11/03

オリンパスのレンズの中では比較的安価で、背景を柔らかくボカすことが出来るレンズだ。35mm判換算で90mmの中望遠レンズとなるため、注視した被写体を切り取るには最適な画角。特にポートレートや花・ペットなどに向いている。特に玉ボケを作る際には口径食が目立たない点もGood。

口径食が目立たないと言うことはそれだけイメージサークルに余裕があり「レンズ中央の描写性能が高い部分」のいいとこ取りをしている事に他ならない。さらに上級レンズである「プロシリーズ」に採用されているZEROコーティングを採用しているので逆光耐性も上々だ。特に玉ボケを得意とするだけに積極的に逆光や光源を入れて撮影してみたいこのレンズには打って付け。

解像度は開放から極めて良好だが、スウィートスポットはF4~F5.6付近。開放では色収差が残っている場合もあるので、ボケ量を考慮しながら絞って使うとより一層シャープになる。最短撮影距離付近であれば色収差も目立たない事も多く、そういう場合には積極的に開放から使って行って問題無いだろう。

鏡筒はプラスチックだが、外観は上質で安っぽさは感じられない。重量も100gちょっとと軽量な上に手の中にすっぽり収まる程度の大きさ。さらに、描写性能はパナソニックの『NOCTIRON 42.5mmF1.8』に追いつかんとする性能。これで実売2万円ちょっとで購入出来るのでコストパフォーマンスの良さが伺える。オリンパス中望遠の撒き餌レンズと言っても過言ではないだろう。

フルサイズの様な大きいセンサーサイズでは無いので、大きな被写体(人物ポートレート等)を適切な距離で撮影すると大きいボケは期待出来ない。しかし、ペットや花などの小物を近接撮影する分には十分なボケ量を得る。また、暗いシーンでも絞り開放で被写界深度を稼ぎやすいと考えると、違った利便性が見えてくる。

「安価・高解像・良好なボケ味」と三拍子揃ったレンズ。海外サイトで「買わない理由が見つからない」とは上手いこと言ったもの。パナソニックの『LUMIX G 42.5mm F1.7』と比べると、手ぶれ補正が搭載していなかったり20cmほど寄れなかったりする。小さい物を撮ったり手ぶれ補正が欲しいパナソニック機であれば42.5mmも選択肢に入ってくる。但し、1万円ほど高くなるのでこの2点に目をつぶればオリンパスのこのレンズをチョイスするのもアリと言える。

購入早見表

楽天市場 Amazon カメラのキタムラ
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 新品・中古情報
新品・中古情報
新品・中古情報
37mm プロテクトフィルター 新品・中古情報
新品・中古情報
新品・中古情報
37mm PLフィルター 新品・中古情報
新品・中古情報
新品・中古情報
37mm NDフィルター 新品・中古情報
新品・中古情報
新品・中古情報

レンズ仕様

焦点距離 45mm(35mm判換算90mm相当)
最大口径比/最小口径比 F1.8/F22
レンズ構成
画角 27°
AF方式 ハイスピードイメージャAF(MSC)
最短撮影距離 0.5m
最大撮影倍率 0.11倍(35mm判換算 0.22倍相当)
最近接撮影範囲 157x118mm
絞り羽枚数 7枚(円形絞り)
フィルターサイズ Ø37mm
マウント規格 マイクロフォーサーズシステム規格
大きさ 最大径×長さ Ø56 x 46mm
質量 116g

MTFチャート

000035478

レンズ構成図

000035477

 - OLYMPUSレンズ, OLYMPUS中・望遠レンズ, カメラ, レンズ