とるなら~写真道楽道中記~

「撮るなら…ここだ!こうだ!これだ!」を探し求めてカメラ片手に写真・機材道楽の備忘録

【評価・作例】高機能・高描写の標準大口径『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO』

      2016/11/03

防塵防滴のプロユースな大口径標準ズーム

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2016.4.12更新:色々リンク追加

35mm換算で24-80mm相当の焦点距離を全域f2.8でカバーする大口径標準ズーム。 個人的な事を言えば、このレンズを使いたいが故にオリンパス機を買っちゃいそうになっている。「サイズは半分、価格はフォーサーズ」と言われているが、まさにこのレンズはそれに当たる。APS-CサイズのSIGMAの標準大口径と比べると価格は倍、純正大口径と比べてもドッコイだったりチョイ安程度。 「フォーサーズにそこまで資金を注ぐか?」と問われれば、私は注ぎたい方に回る。

防塵防滴には定評のあるオリンパス。このレンズもM.ZUIKOの最高峰と言うことで贅沢なシーリングを施してある。E-M5系やE-M1と合わせれば、 軽量で堅牢なフィールドカメラとなってくれるだろう。PENTAXユーザーの私としてはこの防塵防滴構造がかなり惹かれる点だ。

さらにこのレンズは最短撮影距離が全域で20cm。望遠端でレンズ先端から7cm。広角端でレンズ先端から9cmまで近寄ることが出来る。おかげさまで撮 影倍率0.3倍(35mm換算で0.6倍)を実現。ちょっとしたマクロ撮影も可能。その際も防塵防滴レンズである事が幸いして、果敢に攻め込むことが出来る。さらに、ファームアップデートでE-M1で「深度合成」が可能な数少ないレンズの一つとなり、マクロ撮影がさらに面白くなっている。

その便利なマクロ撮影を支えてくれるのが、マニュアルフォーカスクラッチ構造。タムロンのSPAF90mmF2.8をお持ちの方はお分かりになると思うが、 フォーカスリングを前後にクラッチする事で、AF・MFを切り替える事が出来る。つまりボタン操作の必要なシームレスな撮影を楽しむ事が出来るのだ。

オートフォーカス駆動にはリニアモーター(MSC機構)を採用。高速オートフォーカスを実現している。これにより、ギアを排除した静音性を獲得すると共に動画撮影においても便利な役割を果たしてくれる。

現在は新品で7万円程、中古市場で6万前後。価格は高いが描写に定評のあるオリンパスPROシリーズだけあって、マイクロフォーサーズを使うなら買わなきゃソンソンなレンズ。よく写りすぎるので、人物ポートレートで使う際には設定をソフトにした方が良いくらい。

注意点は、標準ズームの焦点域ではf2.8通しでもイメー ジしたボケ味を出しにくい事がある。ボケを演出する為には出来るだけ望遠側で絞りを開き気味で撮影する様に心がけたい。詳しくは各サイトの作例をご覧に なって頂き、このボケ味で満足できれば衝動買い。ボケ味が小さいと感じるのならば40-150mmPROなんて選択肢を考えて見ては如何だろうか?

購入早見表

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レンズ構成図

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MTFチャート

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レンズ仕様

焦点距離 12-40mm(35mm判換算24-80mm相当)
レンズ構成 9群14枚
防滴処理 防塵防滴機構
画角 84° – 30°
最短撮影距離 0.2m
最大撮影倍率 0.3倍(35mm判換算 0.6倍相当)
最近接撮影範囲 58×44mm
絞り羽枚数 7枚(円形絞り)
最大口径比 F2.8
最小口径比 F22
フィルターサイズ Ø62mm
大きさ 最大径×長さ Ø69.9×84mm
質量 382g

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