とるなら~写真道楽道中記~

「撮るなら…ここだ!こうだ!これだ!」を探し求めてカメラ片手に写真・機材道楽の備忘録

【評価・作例】スナップ撮影に最適な広角単焦点『M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0』

      2016/11/03

35mm判換算で24mmと言う広角の画角で、F2の明るさを持つ単焦点レンズだ。

重量は130gと軽量な上に、「スナップショットフォーカス機構」を採用しているので特にスナップ撮影に適している。古いレンズであればフォーカスリングの回転角がそのままピント位置として判断出来たので、フォーカスリングに距離指標が備えられているレンズが殆ど。最近のレンズはフォーカスリングとフォーカス駆動が物理的に連動していない機構が多く、コンパクトなレンズには距離指標を備えていない物が多い。すると「このレンズは今どの位置にピントがあるのか?」を判断する材料が無いので、いちいち背面液晶かファインダーで確認する必要がある。スナップ撮影にはこの手間が非常に不便。

それを解消したのがこの機構。独立したフォーカスリングに距離指標を電子的に搭載する事で、所定のピント位置にピントを移動してくれる。その上でパンフォーカスになるように絞り値を設定しておけばいちいち設定やピント位置を確認する手間が省ける。これをコンパクトなマイクロフォーサーズでリリースした事は大きなポイントだ。

描写傾向は良好で、エッジは線の細い繊細さに加えてコントラストもしっかりしている。絞り開放でも周辺描写や減光も抑えられているので使いやすい。非球面レンズを初め、DSA、ED、スーパーHRレンズを採用した贅沢な仕上がりの上、フォーカスリングのローレットは精巧に削られているので高級感ある仕上がりとなっている。

注意点はマニュアルフォーカスとスナップショットフォーカスは使い勝手が違うので、うっかり戻し忘れていると「ありゃ?」と言う結果になる。また、無限遠でオーバーインフ(無限遠を行き過ぎるピント)になる場合もあるそうなので購入後はまずスナップショットフォーカスを各ピント位置に合わせて試写して確認しよう。

購入早見表

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M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0 新品・中古情報
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レンズ仕様

焦点距離 12mm(35mm判換算 24mm相当)
最大口径比/最小口径比 F2.0 / F22
レンズ構成
画角 84°
AF方式 ハイスピードイメージャAF(MSC)
最短撮影距離 0.2m
最大撮影倍率 0.08倍(35mm判換算 0.16倍相当)
最近接撮影範囲 216 × 162mm
絞り羽枚数 7枚(円形絞り)
フィルターサイズ Ø46mm
マウント規格 マイクロフォーサーズシステム規格
大きさ 最大径×長さ Ø56×43mm
質量 130g

MTFチャート

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レンズ構成図

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