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K&F ConceptのNano-Xフィルターは買いか?実際に検証する【機材レビュー】

   

K&F Conceptより撥水・撥油性のある高濃度NDフィルターのサンプルを提供いただいたので、さっそくミニスタジオで検証してみました。

K&FのNDフィルター性能を検証する

外観チェック

Nano-X MRC ND1000

K&F Conceptの公式商品ページはコチラ

このフィルターはここ最近発売された比較的新しいタイプの高濃度NDフィルター。

なんと言っても撥水撥油性のコーティングが施されている点が素晴らしい。

国内ではメジャーなケンコーやマルミ光機では撥水撥油仕様の高濃度NDが存在しない。ケンコーがND64のLotusシリーズを登場させたが、ND100以上は従来通り。

滝や海辺で水しぶきが飛ぶようなシーンでは特に重視しておきたい仕様なのです。

ネジ山は特に問題無し。

気になる引っかかりは無かったが、ねじ込み始める部分が若干ぎこちない。ドライルーブ処理を施しているフィルターと比べて抵抗感が少し強い。

適切に装着した状態ならば無理に力を入れなくてもすんなり脱着可能。

力を入れて回す必要がある場合、そもそもスタートで傾いて装着している可能性がある。一度外してから付け直すこと推奨。

可変NDフィルター ND2~ND400

こちらは「Nano-X MRC ND1000」と違って撥水・撥油性こそ無いものの、ND2~ND400を自由に切り替えることができる便利なアイテム。

例えば、高濃度NDフィルターを装着するとピント合わせが非常に難しくなる(非常に暗くなるため)。かと言って、いちいちフィルターを脱着しながら操作するの面倒くさい。

そんな時に便利なアイテムが可変ND。ピント合わせはND2側で実施して、必要ならば濃度を強くしてゆけばよい。シャッタースピードを調整するために動画撮影時に使われる方も多いのではないでしょうか?

減光量の指標が無いため、AEの変化を見ながら推測するしかない。

ネジ山の仕上がりはNANO-Xと同等。やや固めだが気になるほどでは無い。

可変NDは性質上フィルターが厚めなので、超広角レンズだとケラレる可能性がある。

解像力チェック

屋外での撮影は後日として、今回はミニスタジオを使ってチェック。

解像力のチェックには4600万画素のNikon D850を使用している。

NDフィルターを装着した2つの作例はややハイライトが飛び気味だが、露出ズレにより白飛びしているだけ。輝度を調整するとハイライトもディテールはしっかり残っている。

解像力では特に問題無いと言う事が出来るでしょう。

逆光・色被りチェック

今回はオリンパス OM-D E-M1 Mark II+M.ZUIKO 25mm F1.2 PROにて。

フィルター無しと比べてややグリーンに傾いているか?と言っても国内産のKenko ND500とドッコイ。さらに1段分高濃度であることを考慮すると実用的な程度に抑え込まれている。

光源周辺のフレアによるコントラスト低下はフィルター無しが僅かに良好で、次いでNANO-X、Kenkoと続く。しかし、どれも大きな差がある訳では無いので気にする必要は無いでしょう。

可変NDチェック

続いて可変NDをチェック。画像の「〇〇ND」は通常時からシャッタースピードの低下量でざっくりと効果量を現しているものです。

まず全体的に見て、先ほどのフィルターよりもフレアの影響を大きく受けている。さらに光の筋が伸びているため、コントラストが低下している範囲が広い。

露出ムラについては公称値であるND2~ND400まではギリギリ許容範囲。それ以降の超高濃度域は使用をオススメしないレベル。

まず問題無く使う事ができるのはND2~ND16。

露出補正を1EVほどプラスに調整したくなるのはND32~64。色ずれは特に目立たない。

ND100~ND400は使えなくは無いが、フレアの影響が強くなり部分的にコントラストが低下している。この部分を使うのであれば、NANO-X ND1000やKenko ND500を頑張って交換しながら使うかも。

撥水チェック

撥水性は明らかにNANO-Xが良好。

アンチスクラッチ・撥水・撥油・防塵仕様のマルチ耐性コーティングは伊達じゃなさそうだ。

撥水性のあるコーティングはブロアで軽く吹けば水滴が綺麗に取れる。とても素晴らしい。

一方で撥水性の無いフィルターはブロアで吹き飛ばしても水滴がしつこく残る。

海水が飛び散る海辺や水しぶきが襲い掛かる滝での撮影が多い私としては重視したいポイント。プロテクトフィルターやC-PLフィルターももちろん撥水・撥油性のフィルターで揃えている。

今回のまとめ:Nano-Xはオススメできる

可変NDフィルターは価格なりと言った印象ではあるが、それでもND2~ND16までの性能を考慮すればアリ。高濃度メインならば素直に可変では無い一般的なフィルターをチョイスした方が良いでしょう。ただし、逆光性能はシーンによって悪さをするかもしれません。

Nano-Xは素直にオススメできるフィルター。国産メーカーよりも安価かつ高機能、明らかに従来のK&Fフィルターよりも品質が良い。今後は高濃度フィルターをNano-Xで揃えようかと検討し始めているほど。

ただし、屋外での実写が済んでいないので、それは後日改めて記事を書きたいと思います。

参考リンク

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