とるなら~写真道楽道中記~

「撮るなら…ここだ!こうだ!これだ!」を探し求めてカメラ片手に写真・機材道楽の備忘録

EOS 5D Mark IVの海外レビューのピックアップまとめページ

      2016/08/31

ぼちぼち更新しています。

更新履歴

  • 2016.8.27:DPREVIEWのファーストインプレッションを抄訳。まずは画質について。暇を見てAF以降を抄訳してみます。
  • 2016.8.27:NEW SHOOTERの動画性能について言及した記事を抄訳。出始めに4K動画ボコボコに叩いているページを抄訳しちゃいました…。

静止画について

Digital Photography Review(DPREVIEW)

元ページはコチラ。

全体的に手持ちの5Dシリーズと5D4を見比べての文章となっているので、ステップアップを検討されている方には良いかもしれない。

まえがき

1200万画素から始まった5Dシリーズを私はすべて所有していました。これらはリニューアルされるつれて便利な機能が追加されています。

5D2は5Dと比べて大幅に解像度が増加し、5D3ではローライトや中心を外れた被写体に対するAF性能を向上させるクロスタイプのセンサーを獲得しプログレードなAFシステムとなりました。

素晴らしいフラッシュシステムである600EX-RTシリーズと組み合わせることで、5D3はウェディング撮影から風景の撮影ツアーまで頼れる相棒でした。

しかし、5Dシリーズには欠点が無いわけではありません。キヤノンの課題はより速いくて正確なAFというだけでなく、より良いダイナミックレンジと解像力です。

画質

5D4は従来モデルで悩みの種だった二つの問題に対して訴求力があります。

解像力

3040万画素は密度の高い繊細な解像力を向上させます。これは5D2や5D3で感じていた妥協している点を超えるものです。また、大きくプリントする為に十分良好な解像度を手に入れる事ができ、より高速な秒間7コマ連写で5D3並みの解像力にトリミングすることも出来るようになりました。

そして、880万画素の17:9というアスペクト比のJPEGでごく僅かにローリングシャッター現象(被写体の歪み)を気にしないのであれば、4K動画を使ってデュアルピクセル CMOS AFを使った秒間30コマ連写が出来ます。

ダイナミックレンジ

おそらく、オンチップADCとなったことで常用感度のダイナミックレンジの大幅な改善をもたらしています。1DX MK2や80Dよりも前のキヤノン一眼レフカメラでは読み出し時のノイズによって暗部を持ち上げにくい事が知られています。

これは競合クラスと比較した時に高コントラストシーンで白トビを回避するために暗部を犠牲にしたり、暗部のノイズを回避するために白トビを犠牲にしなければいけない選択を迫られるものでした。(参考リンク:競合クラスとのノイズ比較

筆者の失敗談

そして時には選択する贅沢も持ち合わせていなかったでしょう。シャッターチャンスは思いがけず訪れるもので、屋外のセレモニーのセッティングのままテントの下へ移動し、一歩先の新郎新婦に対して絞り優先で撮影しました。(参考リンク:その写真・露出を持ち上げてあります

カメラの測光は強烈な逆光で新郎新婦をアンダーに撮影してしまいました。問題ないと思っていた写真でしたが、5D3の常用感度における狭いダイナミックレンジにより暗部や中間トーンにおいて攻撃的なノイズが発生。

5D4は従来モデルよりも期待できるDR

5D4のカメラマンはRAWファイルでより柔軟性のある露出調整を期待する事が出来る。これによって、オンチップADCに移行した最近のキヤノン一眼レフはニコンやソニー、ペンタックスの競合クラスに対してより競争力が高まっている。

これは、露出調整によって「救うことが出来る」というだけでなく、ノイズや白トビを意識した選択しなくてもよいという事でありカメラマンの快適な撮影の手助けとなります。例えば上記に掲載したウェディングの写真で「私は背景の木漏れ日のボケをハイライトで白トビさせたくない」と言うようなシーンにおいての悩みが緩和されます。

このダイナミックレンジの問題はソニーのフルフレームセンサーの性能に追いついていると期待するものでは無いが、正しい方向へのとても大きな一歩です。

動画について

NEWS SHOOTER

元ページはコチラ

動画スペックについて
  • 多くの静止画撮影のユーザーを満足させるが、動画ユーザーには失望されるかもしれない
  • カメラの内部記録は高品質なDCI 4Kですが、残念なことにこれは1.74倍とガッツリとクロップされてしまうものだ。
  • これはピクセルビニング(画素混合)をすることなく高品質の4096*2160のイメージを確保するために、3040万画素の中央部分だけを使用するという事です。
  • フルフレームで撮影をするためにはHDで実施する必要があります。
  • DCI 4Kでは500MbpsのMotionJPEG 4:2:2 8bitで、フレームレートは29.97, 25, 24 と 23.98 fpsです。
  • UHD 4Kで記録するオプションが無いのが不思議
    (管理人補足:DCI規格はシネマ作品などには適しているが、4Kテレビに適しているのはITU規格(UHD)であるために不可解に感じていると思われる)
  • CFとSDカードスロットを設けており、4K動画を撮影するためには超高速で大容量のカードが必要です。また、データ移動にも時間がかかります。
    (管理人補足:4KはUDMA7 CFカード100MB/秒以上を公式に推奨しています)
  • MPEG4 AVC / H.264でHD 4:2:0 8bit 59.94fpsまで記録する事ができます。これは最近のキヤノンカメラならば出来る事ですが、720pの時に119fpsで記録できる点で5D4は上回っています。
  • すべてのモードで記録時間は29分59秒に制限されています。
    (管理人補足:ハイフレーム動画は7分29秒に制限されています)
  • 外部記録はYCbCr 4:2:2 8-bit HDに制限されている。これは1D X Mark IIと同じシステムです(ただしCFast 2.0が搭載されていないのでCFへ記録することになる)
  • また、1D X2のクロップ倍率(1.3倍)と比べると5D4の(1.74倍)はとても大きいです。
  • 音声入力はステレオミニジャックによるものと、内蔵のモノラルマイクが用意されています。この辺は5D2から本当に変化がありません。しかしながらヘッドホンジャックはあります。
動画撮影時のAF(DPAF)について
  • 5D4の動画機能における最大のセールスポイントはおそらく「デュアルピクセル CMOS AF」だ。これは私が見てきたビデオAFの中では最も使いやすいものだ。
  • 自分の思い通りのポイントにフォーカスを移動したい時に、液晶モニタをタッチするだけで操作できる。これは様々なフォーカススタイルを押しのけて主流のフォーカス方法になると思われる。
  • 繰り返しになるが、本質的には1DX MarkIIやC300 Mark IIと同じシステムだ。しかし、タッチスクリーンがより簡単な撮影ライフを提供してくれる。
  • 5D4のボディサイズとDPAF、4K動画はジンバルやジブ、クレーンや車に装着する小型カメラが欲しい熱心な映画製作者にとって便利な道具である事を示している。
  • 唯一の問題はそれが1.74倍クロップに適した広角レンズを手に入れることです。
    (管理人補足:EOSシステムではAPS-C(1.6倍のクロップ)用のEF-Sをマウントできないのが痛いポイントですね。)
  • *補足:DPRAWについての解説をはさみますが端折ります
  • DPRAWは将来キヤノンが動画撮影にも活用できる兆候だと推測している。それは膨大なデータ量になると思うが、静止画でそれを行うことが出来るのであれば処理能力次第で行う事が出来るのではないか。
  • 基本的に動画撮影に必要なアクセサリは5D3と変わりありません。
まとめ的な部分
  • フォトジャーナリストのカメラにおまけとして素晴らしい4K動画が投入されたと受け取ることが出来る。
  • 5D4は既に業界のスタンダードなツールとなっている5Dシリーズへの素敵なアップグレードとしてお馴染みのパッケージで素晴らしい品質の静止画を提供します。
  • デュアルピクセル RAWを使った調整は静止画にさらなるアクセントを加えるものだ。(本来は不要かもしれないが)
  • 動画におけるAF性能は高速移動しているような状況におけるベストな選択肢となりうるものだ。
  • 5D2で開拓した一眼レフを使った動画撮影だが、やや失望する形として見る事が出来るだろう。恐らく非現実的な4K外部記録、4K RAWを見て見たかった人たちは、代わりに古いHDMI 1.3規格(1.4や2.0では無く)で1080 HD 4:2:2 の外部出力に混乱している。
  • 高フレームレートの4Kが無い上に1.74倍クロップの4K映像は標準的では無くとても奇妙なものです。超広角の撮影は難しくなります。
  • 私は期待していなかったが、5D4にはLogガンマがありません。キヤノンはシネマEOSのシステムを保護するために写真用カメラにあまりにも多くのビデオ機能を提供しません。
  • 結局のところ、大きくクロップされる点と非効率的な古いコーデック(MotionJPEGのこと)で5D Mark IVの有用性を制限してしまっています。明らかに重点を静止画に置いています。
  • しかし、ソニーはさらに高い画素数を持っているα7 RIIに優れた動画性能を搭載する事を可能としました。私たちは同様の機能を希望しています。
  • あなたは競合するハイブリッドカメラ(動画性能も強いカメラ)と同様な性能をもつバランスの取れたモデルを打ち出してほしいとキヤノンに伝える事ができます。

動画についてボコボコに書いていますが、動画撮影におけるEV-4対応のデュアルピクセルCMOS AFの有効性とタッチパネルの親和性、デュアルピクセルRAWの将来性には期待しているみたいですね。

1.74倍クロップやHDMI出力の制限についての不満は国内のサイトでも よく目にする項目です。やはりシネマEOSがある以上、本格的にやるならそっちに行けと言う事でしょうか。

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