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「ここだ!こうだ!これだ!」写真・機材道楽の備忘録

中一光学のポートレートレンズ決定版 SPEEDMASTER 85mm F1.2【評価・作例】

      2017/07/20

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レンズデータ

レンズ仕様

レンズの主な仕様 焦点距離:85mm(35mm判換算)
レンズ構成:6群9枚(EDレンズ2枚、高屈折低分散ガラスレンズ4枚)
絞り羽根:11枚羽根
最短撮影距離:1.0m
絞り:F1.2〜F16
画角:29°(35mm判換算)
フォーカス:マニュアルフォーカス
フィルター径:Φ77mm
全長 : 94mm
直径 : Φ82mm
質量:約920g

MTFチャート

レンズ構成図

海外の評価

Lenstip:多くのポイントでキヤノン85L IIに勝っている

  • このレンズには電子接点が無い。絞り羽根は実絞り式で、レンズ情報はカメラ側に伝わることは無い。
  • 鏡筒・フォーカスリングともに金属製だ。
  • フォーカスリングは滑らかだ。回転角は270°あるため正確なフォーカシングが可能だ。これはOtus 1.4/85と同程度の回転角だ。
  • 絞りリングは無段階調節なので動画撮影で好まれるだろう。
  • 商品にはレンズを格納するためのスタイリッシュな箱が付属する。
  • 中央の解像力は絞り開放から37lpmmという素晴らしい結果だ。これはとても高価なキヤノン「EF85mm F1.2L II USM」よりも明らかにシャープだ。そしてF1.4の絞り値で40lpmmとなり、これはOtus 1.4/85よりも僅かに劣る結果だ。中央解像のピークはF2.8~F4.0の間で、46.5lpmmに達する。キヤノン85LIIとは誤差範囲の差だ。さらに言えば、Nikon 85mm F1.4Gと比べて全ての絞り値で優れている。
  • APS-Cフレームの端の画質は楽観することは出来ない。F1.2~F1.4では実用的と言い難い。F1.8まで絞るとまともな画質となり、その後は急激にシャープさが増してゆき、F4.0~F5.6付近で40lpmmと非常に高いレベルに達する。この結果はキヤノン85L IIと実質的に同程度の性能だ。ニコン85Gは絞った時にライバルよりも僅かに良好だ。
  • フルフレームの端における画質はより厳しい。F2.8まで絞らなければ実用的な画質は得られないだろう。しかし、再び言及するが、この結果はキヤノン85L IIよりも良好だ(85L IIはF3.5まで絞らないと実用的なレベルに達しない)。絞った時の最大解像力は引き分けだ。一方でニコン85GはF2.0の時点で30lpmmを超えている。
  • 解像力の結果はとても素晴らしい性能であると言う以外に何も言うことが出来ない。フレームの中央はキヤノンよりシャープであり、隅の画質は接戦だ。素晴らしいOtusとの違いは極僅か。サムヤン85mmと比べればほぼ全域でMitakon(中一光学)が良好だ。
  • 絞りリングの印字と実際の絞り値には差がある。特に大きく絞った時の差は最も高いところで1/3段程度発生する。
  • 軸上色収差は絞り開放でとても目立つ。幸いなことに、これは1段絞ると顕著に改善する。
  • 倍率色収差も似たような状況だ。絞り開放では約0.15%に達する高いレベルだ。F2.0まで絞ると中程度にまで減少する。そしてさらに絞ると低いレベルとの境界線にまで減少。
  • 85mm F1.2の絞り開放はニコンFマウントの小さな直径と干渉している。85mm F1.2というレンズ口径はとても困難なスペックであり、これにオートフォーカスモジュールなどを組み込むとさらに難しいことになるだろう。
  • 歪曲はOtusのようなゼロディストーションではない。そしてニコンやサムヤンよりも僅かに劣り、ツアイス プラナー1.4/85と同程度だ。ここで再びキヤノン85L IIに僅かだが勝利する。
  • コマ収差はAPS-Cフレームの隅でも確認でき、フルフレームの隅ではさらに目立つ。ただし、これは非常に高いレベルのコマ収差では無い。面白いことに、ここではキヤノン85L IIの結果がはるかに良好だ。そして、より高価でレンズ口径が小さいOtusはコマ収差の補正をしていない。
  • 非点収差は9.5%ととても低いレベルでは無いが、心配するほどでもない数値だ。ここではライバルが少し良好だ。
  • 玉ボケは”オニオンリング”が発生するOtusよりも良好だ。フレームの四隅では口径食による変形と、Fマウント径による干渉が発生している。
  • APS-Cフレームサイズでの周辺減光は心配する必要が無い。絞り開放でー0.78%とまずまずだ。F1.4で減少し、F2.0まで絞ると実質的に解消する。
  • フルフレームの絞り開放では-1.73EVの減光が発生することを考慮に入れておく必要がある。これは低い値では無いが、キヤノンよりは良好だ。F1.4まで絞ると-1.49EVに減少する。やはり低い数値では無いが、巨大なレンズであるOtusよりも減光は少ないと言う点は考慮するべきだ。サムヤン85mmはこの点でまずまず健闘している。
  • このレンズのコーティング、逆光耐性には改善の余地がある。太陽がフレームイン、アウトに関係なく目立つフレアが発生しやすい。
  • マニュアルフォーカスリングの回転角は270°であり、正確で快適な操作に相応しいものだ。より高価なレンズのフォーカスリングよりも役に立つだろう。

長所:完全な金属鏡筒、センセーショナルな中央画質、とても良好なAPS-Cフレームの画質、良好なフルフレームの画質(F2.8~F4まで絞った場合)、僅かな歪曲、とても素晴らしいボケ、このクラスのレンズとしては特に目立たない周辺減光

短所:軸上色収差がやや多すぎる、倍率色収差が絞り開放でやや多すぎる、逆光耐性

ここ最近のレンズはとても面白い。以前のテストでは、サムヤン135mmが最高のドイツ光学設計者と日本製造工場からなるカールツアイスAPO Sonnar 135mmと渡り合う事が出来た。

このレンズは光学性能の重要な要素である解像度を含むいくつかの項目でキヤノンの伝説「EF85mm F1.2L II USM」を打ち負かしている。この事実だけで、本レンズをオススメするに足りる理由となるだろう。

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