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「ここだ!こうだ!これだ!」写真・機材道楽の備忘録

一眼レフの24-70mm F2.8はどれを買えば良いのか?7ポイントで見比べる【比較】

   

「標準大口径ズームに”最強”と呼べるレンズなし」

光学設計が難しく、解像性能・収差補正・ボケ質を両立することが難しいと言われているのが”大口径標準ズーム”と言うカテゴリ。

レンズは決して安い言える価格設定では無く、特に純正レンズでは20万円を超えるものすら存在する。

今回はそんな高価な大口径標準ズームのスペックや特性を見比べ「自分に合うレンズはどれか?」を考えていきたいと思います。

今回比較するレンズのラインナップ

ペンタックスKマウントの「HD PENTAX-D FA 24-70mmF2.8ED SDM WR」はタムロンの24-70mmと言われているので割愛。

基本仕様

接写性能・絞り羽根

  レンズ構成 絞り羽根 最短撮影距離
*1
最大撮影倍率
EF24-70mm F2.8L II USM 13群18枚 9枚 0.38m 0.21倍
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR 16群20枚 9枚 0.38m 0.28倍
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED 11群15枚 9枚 0.39m 0.26倍
24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art 14群19枚 9枚 0.37m 0.21倍
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 12群17枚 9枚 0.38m 0.20倍
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD 12群17枚 9枚 0.38m 0.20倍
SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD 14群16枚 7枚 0.33m 0.25倍
AT-X 24-70 F2.8 PRO FX 11群15枚  9枚 0.38m 0.21倍

*1:ズームレンジ全域で最も短い距離を表示

コーティングにより多少緩和されるが、基本的に構成枚数が多いほどど光透過率が低下する。しかし、今回のレンズはどれもT2.9-3.1なのであまり気にする必要は無いでしょう。

接写性能も似たような性能だが、小さい被写体を最も大きく写すことが出来るのは「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」で接写しやすいのは「SP AF 28-75mm F/2.8 XR」。

サイズ・重量比較

フィルタ径 最大径 長さ 質量
EF24-70mm F2.8L II USM 82mm 88.5mm 113.0mm 805g
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR 82mm 88.0mm 154.5mm 1070g
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED 77mm 83mm 133mm 900g
24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art 82mm 88.0mm 107.6㎜ 1,020g
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 82mm 88.4mm 111mm 905g
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD 82mm 88.2mm 108.5mm 825g
SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD 67mm 73mm 92mm 510g
AT-X 24-70 F2.8 PRO FX 82mm  89.6mm  107.5mm 1,010g

SP AF 28-75mm F/2.8 XR」が抜群の携帯性を誇っている。広角端が28mmだったり、解像性能や収差の補正には妥協しなければならないが主に携帯性を重視するのであればコストパフォーマンスは高い。

一方で最も携帯性が悪いのは「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」、このサイズと重量はまるで望遠レンズ。デカい上にフードも巨大なのでカメラバッグへの収まりは際立って悪い。幸いにもフードは固定式のためズーミングによるレンズ全長の変化が無い点はグッド。

SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2」と「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD」は手ぶれ補正を搭載する24-70mm F2.8としては小型軽量。

キヤノンL2はサイズの割に軽量なレンズに仕上がっている。これはレンズ鏡筒をプラスチックにすることで軽量化を図っているようだ。携帯性は中々良好だが、質感を重視しているならば肩透かしを食らうかもしれない。ただし、外装にプラスチックを採用する傾向はニコンにも当てはまる。

プラスチック素材の鏡筒を採用するレンズが増える中でシグマArtは金属を多用した鏡筒とアピールしています。小型な割に重量が1㎏を超えているのはこのような理由があるのかもしれません。

機能比較

防塵
防滴
防汚 手ぶれ
補正
AF
*1
MF
回転角
EF24-70mm F2.8L II USM 0.5秒 110°
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR 4段 0.5秒 90°
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED 90°
24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art 3.5段 0.3秒 90°
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 5段 110°
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD 4段 0.5秒 110°
SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD 約0.65秒 50°
AT-X 24-70 F2.8 PRO FX 1秒以上 50°

*1:Lenstip・また類似するレビューサイトによるテスト結果

最も高機能なレンズはタムロンG2とシグマArt。防滴仕様に前玉のメンテナンス性が高い防汚コートを採用、手ぶれ補正を搭載しオートフォーカス性能も良好だ。

5段分手ぶれ補正の効果を持つタムロンG2は他社と比べて頭一つ抜きんでる性能。そしてシグマは純正並みの高速AFである上、AF精度は焦点距離ごとにUSB Dockで追い込むことが可能。

タムロン28-75mmは古く安価なレンズであるだけに機能は限定的。ちなみにフルタイムマニュアルにも対応していない。フォーカスリングの回転角が50°しか無いので思ったよりもオートフォーカスは高速。

トキナーはフォーカスリングの回転角が50°にも関わらずオートフォーカスは遅め。動き物を撮るつもりなら他のレンズを使った方が良いでしょう。

オートフォーカス精度は純正品とサードパーティ製で差が無くなってきていますが、信頼性や安心感を重視するなら純正品をチョイス。

キヤノン純正レンズはデジタルレンズオプティマイザ(DLO)が使える

DLOはレンズからボディ、センサー、現像ソフトまで一貫して製造しているキヤノンだからこそ可能な高度なデジタル補正。

一般的なレンズプロファイルによるデジタル補正とは違い、解像感(特に周辺画質)が見違えるように向上する。まるでレンズが別物となったようにすら感じてしまう程。

ハッキリとそう感じる事が出来るのは周辺画質がアヤシイ安物レンズへDLOを適用した場合。今回のように光学性能でカバーしているレンズについてはDLOの恩恵は少ないかもしれない。とは言え、画質の底上げは大いに期待できる。

DLOがあるからこそ高価な純正レンズと言う選択肢がしっかりと生き残っている印象。

自分で細かいピント調整や手ぶれ補正の効き目を設定できるシグマやタムロンの最新モデル

シグマはUSB Dockで、タムロンはTAP in Consoleでそれぞれレンズの細かい調整が可能。

ズームレンズにおいて焦点距離ごとに細かいピントの微調整が可能であるのは純正レンズには無い強み。さらに手ぶれ補正の効き目やフルタイムマニュアルの感度も設定可能だ。

従来モデルでは最新のカメラとレンズの互換性が心配されてきたが、シグマやタムロンがファームウェアを公開することで自宅でレンズをアップデート可能となり互換性の問題が解消される(ファームウェアの公開は少し時間がかかる)

描写傾向

解像傾向

解像力の絶対値は組み合わせる機種で異なるため、絞り値やポイントにおける解像力の傾向をピックアップ。

解像のピーク 強み 弱点
中央 周辺
EF24-70mm F2.8L II USM F4.0~F5.6 F8.0~F11 安定した描写
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR  F4.0~F8.0 F5.6~F11 無限遠の周辺画質  近接時の周辺部
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED F2.8-F8.0 F5.6-F11  中央解像力 絞り開放の周辺部
24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art F4.0~F5.6 F5.6~F8.0 広角-標準の周辺画質 70mmの周辺部
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 F2.8~F8.0 F4-F11 開放で標準-望遠の周辺
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD F2.8~F8.0 F5.6-F11 標準域の絞り開放
SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD  F4.0~F8.0 F5.6~F8.0 絞り開放の周辺部
AT-X 24-70 F2.8 PRO FX F4-F8  F5.6-F11 絞った周辺画質 開放の標準-望遠

描写の安定性で言えば「EF24-70mm F2.8L II USM」がベスト。特に目立った欠点が無く、絞り開放からフレーム全域で安定した描写。絞り値による大きな画質改善は無いため、しっかり絞った時の周辺画質はトキナーがやや上手。

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED」は絞ることで周辺画質がトキナー並に安定する。特に新型のEタイプはどうも近接撮影で周辺画質が伸び悩むらしく、無限遠で真価を発揮するという声が多い。Gタイプの絞り開放における周辺部の甘さは像面湾曲が起因している可能性が高い。

24-70mm F2.8 DG OS HSM」は非常に癖が強い。広角-中間域は周辺部まで安定した描写だが、望遠側では絞っても周辺部に甘さが残る。広角側は風景撮影を、望遠側はポートレート撮影を、という使い方ならば相性が良い。望遠側まで風景撮影で使いたいのであればキヤノンやトキナーをチョイスしたいところ。従来の「カリカリシャープなシグマArtレンズ」を想像していると痛い目を見る。

SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2」と「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD」は解像力に関して没個性的。決して悪くは無いが、特筆すべき箇所も無い。さらに古い「SP AF 28-75mm F/2.8 XR」も傾向は似ているが望遠側の周辺部は絞り開放で特に甘い。

AT-X 24-70 F2.8 PRO FX」は絞り開放の描写こそ安定しないものの、絞った時の解像力はトップクラス。開けてフワッと、絞ってシャープという古典的なレンズ。このカテゴリのレンズに解像性能を求めるのであればコストパフォーマンスは高い。

決め手は「絞り開放の周辺画質」が必要かどうか

解像力が必要な撮影の場合には絞って使う場合が多いはず。絞って撮影する場合、各レンズで解像力に大きな差は無い(シグマArtの70m以外)。

絞って使うつもりなら逆光耐性や手ぶれ補正の有無を意識して選択した方が良いでしょう。

絞り開放の周辺画質を要求する場合にはキヤノンL2やニコンE型、シグマArtの広角~標準域がベターな選択肢。

光学収差

  軸上色 倍率色 コマ 非点 歪曲
EF24-70mm F2.8L II USM ほぼ完璧 広角・中間で目立つ ほぼ完璧 良好 やや陣笠
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR ほぼ完璧 広角・中間で目立つ ほぼ完璧 良好 広角側で大
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED ほぼ完璧 広角・中間で目立つ 目立つ 良好
24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art ほぼ完璧 広角・望遠で目立つ 良好 弱点 比較的良
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 ほぼ完璧 広角で目立つ 目立つ 良好 やや陣笠
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD ほぼ完璧 広角で目立つ 目立つ 良好 やや陣笠
SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD 良好 広角・中間で目立つ 目立つ 良好
AT-X 24-70 F2.8 PRO FX 良好 広角・中間で目立つ 目立つ やや陣笠
軸上色収差

タムロンの28-75とトキナー以外はどれも優秀でボケの色づきは軽微、もしくは皆無に近い。

倍率色収差

どのレンズにしても広角側で苦しむ傾向にある。

その中でも最も良好な補正はタムロンの24-70系2本、次いでニコンのGタイプ。一方でニコンのEタイプは絞ると全体的に目立ち、キヤノンL2は一貫して目立つ傾向にある。デジタル補正を適用しやすい色収差であるため、光学補正を割り切っているのかもしれません。

コマ収差

純正のL2とEタイプが良好、シグマがそれに続き、他のレンズは絞らないとやや目立つ。

星空やイルミネーションを撮影するつもりならキヤノンL2かニコンE型が使いやすい。

非点収差

どのレンズも良好だが、シグマのみボケ質を考慮したためか収差が残存傾向にある。

歪曲

シグマが良好、ニコンは歪曲が大きいものの陣笠状では無いため後処理が比較的楽。

レンズの特性

  周辺減光 逆光耐性
フレア ゴースト
EF24-70mm F2.8L II USM 広角側が大きい やや目立つ
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR 比較的良好 やや目立つ 目立つ
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art 比較的悪い 目立つ
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 比較的悪い 良好 やや良好
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD 比較的悪い やや目立つ
SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD 目立つ
AT-X 24-70 F2.8 PRO FX キヤノン・タムロンよりも良好 弱点 目立つ
周辺減光

ニコンEタイプがやや良好でそれにGタイプや28-75、トキナーが続く。キヤノンL2やタムロン24-70系は少し減光が大きい。

逆光耐性

タムロンのG2が良好、レンズ枚数が比較的少なく最新のコーティングが功を奏している印象。旧型は五ーティングが古いためやや耐性が低下している。

純正レンズは解像性能が高まっている一方、レンズ構成枚数が多いのでゴーストが飛びやすいかも。キヤノンL2は最新のコーティングを施したL3の登場が待ち遠しい。ニコンEタイプは価格の割に逆光性能が高くないのは気になるポイント。

シグマは2017年登場のレンズとしてはフレア・ゴーストが少し目立ち過ぎる。

トキナーは逆光耐性でワースト。場合によってはフレーム一杯にフレアが発生するため、まさにカタストロフィ。解像性能が高いだけに惜しい逆光耐性。

ボケ傾向

  前ボケ 後ボケ 玉ボケ
EF24-70mm F2.8L II USM やや硬い 滑らか
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR 滑らか やや硬い 良好
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED やや硬い 滑らか
24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art やや硬い 滑らか 良好
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 滑らか やや硬い
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD やや硬い 滑らか やや硬い
SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD 滑らか やや硬い
AT-X 24-70 F2.8 PRO FX 滑らか 滑らか 良好

比較的ボケが滑らかと感じるのはシグマ・ニコンE型・トキナーの3本。シグマは口径食に起因するボケが綺麗だが、非点収差の影響かボケ始めで周辺の流れを感じる場合がある。被写界深度を調整して回避したいところ。

次いでニコンG型、タムロン28-75が続く。

キヤノンL2やタムロン24-70系は玉ボケがやや硬調。非球面レンズの影響が強く、場合によっては少々騒がしく感じることも。

価格比較

最も高価なニコンE型と最も安価なタムロン28-75mmの価格差は20万円以上。

手頃な純正ズームで15万円前後、最新サードパーティ製レンズが12万円前後と言ったところ。

数年前に登場したトキナーやタムロン旧型が7万円前後だ。

高ければ高い程画質が良いのか?と言うとそうでも無く、画質のみならず機能性を考慮するとシグマやタムロンが魅力的。

「純正レンズである」と言う価値観を重視するならばさらに数万円を積んでキヤノンL2やニコンGタイプが選択肢となる。

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購入のポイント

EF24-70mm F2.8L II USM:安定した画質

オススメポイント 注意ポイント
  • 純正レンズ(DLO適用可能
  • フッ素コーティング
  • 絞り開放から安定した解像性能
  • 良好なコマ収差の補正
  • 防塵防滴
  • 高速AF
  • 比較的軽量
  • 手ぶれ補正無
  • コーティングが古い
  • 周辺減光が比較的大きい

やや高価である、と言う点を除けばキヤノンEFマウントで無難な選択肢。高価ではあるものの、2012年は発売のレンズなので価格が落ち着きニコンの新型純正ズームよりも遥かに安価。

倍率色収差と周辺減光に気を付ければその他光学特性はとても良好。

さらにキヤノン純正レンズは「デジタルレンズオプティマイザ(DLO)」の魔法のようなデジタル補正を純正の現像ソフトで使う事が出来る。他のメリットやデメリットを差し置いて、画質を重視するならば注目しておきたいポイントだ。

しかし経年による陳腐化は避けられず、コーティングの古さによる逆光耐性や手ぶれ補正が非搭載である部分には注意が必要。

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AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR:堅実な選択肢だが高価

オススメポイント 注意ポイント
  • 純正レンズ
  • フッ素コーティング
  • 遠景の解像性能
  • 旧型よりも周辺描写が安定
  • 良好なコマ収差の補正
  • ボケが綺麗
  • 防塵防滴に配慮した設計
  • 高速AF
  • 手ぶれ補正
  • 新しい割には逆光に強くない
  • 倍率色収差が旧型よりも目立つ
  • サイズが大きく重い
  • 非常に高価

絞り開放の安定感はキヤノンL2ほどでは無いものの、ニコン純正Gタイプよりも周辺画質が安定し手ぶれ補正まで搭載している。標準ズームに汎用性を求めるのであればニコンFマウントで堅実な選択肢。

ただし、サイズが大きく非常に重い。さらに倍率色収差が旧型よりも目立ち、逆光耐性も強いとは言い難い。前者はデジタル補正で処理しやすい分野なので無視できるが、後者はシチュエーションによって注意が必要。

また、一眼レフ用の大口径ズームとしては価格設定がトップクラス。満足感と言うよりは安心感や信頼性を重視して「必要だから」買うレンズでしょう。

コストパフォーマンスが脳裏から離れない場合にはGタイプやサードパーティ製が良い選択肢となるかもしれません。

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AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED:純正としては手頃な価格

 

オススメポイント 注意ポイント
  • 純正レンズ
  • 新型よりも安価
  • 絞った時の解像力
  • 防塵防滴に配慮した設計
  • 高速AF
  •  手ぶれ補正なし
  • 絞り開放の周辺解像
    (像面湾曲の影響あり)
  • フッ素コーティングなし
  • コマ収差が目立つ

ニコン純正としてE型よりも遥かに安価。さらに絞った時の解像性能はあまり差が無い。オートフォーカスは高速で正確、コスパを考えるとE型よりも満足感は高いはず。

ただし、発売から10年が経過しているため部分的に陳腐化している点も多い。

絞り開放付近における周辺描写の甘さ、現在では一般的となったフッ素コーティングや手ぶれ補正は採用されておらず、コマ収差はしっかりと補正されていない。また、周辺の甘さは像面湾曲による影響があるため、パンフォーカスを狙うなら十分に絞って被写界深度を確保したい。

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24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art:癖を知って使うならアリ

オススメポイント 注意ポイント
  • 防汚コート
  • 簡易防塵防滴
  • 手ぶれ補正
  • 広角側の周辺解像
  • 望遠側のボケ描写
  • 歪曲収差が比較的良好
  • USB Dock対応
  • MC-11対応
  • 高速AF
  • サードパーティ製である
  • やや重い
  •  望遠側の周辺解像
  • サードパーティ製としては高価
  • 新しいレンズとしては逆光耐性が低い

解像性能に癖があるので、それを把握して使えば満足できる一本。

広角側は周辺まで安定した風景撮影、望遠側はボケ描写重視でポートレートなどに使うと割り切れば満足度は高い。

さらに純正レンズよりも安価、手ぶれ補正搭載、歪曲収差も良好に補正されているなどメリットは多い。

サードパーティ製であるため、互換性が懸念されるもののUSB Dockに対応しているのでファームウェアアップデートが可能だ。

加えてUSB Dockを使えば手ぶれ補正効き目や焦点距離ごとのピント微調整も出来る点は純正には無いメリットである。さらにキヤノンEFマウントはMC-11に対応しているためネイティブなEマウントレンズとしても使用可能と自由度が高い。

前述した通り「カリカリシャープなシグマArtレンズ」とは一線を画す描写であるため、作例は十分に確認して欲しい。

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SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2:高機能で汎用性を重視するならコレ

オススメポイント 注意ポイント
  • 防汚コート
  • TAP in Console対応
  • 高速AF
  • 手ぶれ補正
  • 簡易防滴
  • 比較的軽量
  • 良好な逆光耐性
  • 良好な色収差補正
  • サードパーティ製である
  • サードパーティ製としては高価
  • コマ収差が目立つ
  • 玉ボケがやや硬い

全体的に目立った欠点が無く、純正やシグマArtよりも安価で高機能。

旧モデルと比べてやや高価になってしまったが、汎用性や互換性に対する機能性が向上している。個性的なレンズでは無いが使いやすいF2.8ズームを探しているのであればオススメの一本。

ボケはこのクラスとしてはやや硬調、解像性能はバランスが良いものの平凡。描写性能で選ぶと言うよりは価格と機能面でチョイスしたいレンズ。

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TAP-in Console Nikon 新品・中古情報
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SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD:バランスが良くコスパ良好

オススメポイント 注意ポイント
  •  手ぶれ補正
  • 簡易防滴
  • 良好な色収差補正
  • このクラスとしては安価
  • 比較的軽量
  • サードパーティ製である
  • TAP in Console非対応
  • コマ収差が目立つ
  • 玉ボケがやや硬い

このカテゴリのレンズとしてはリーズナブルな価格設定。最新レンズにこだわりが無ければ使いやすくコスパ良好。

基本的には新型のG2と光学設計が同じであるため逆光耐性やAF速度が必要なければ旧型の本レンズでも十分あり。

ただし最新モデルと違いTAP in Consoleに対応していないため、カメラによっては互換性が心配される。

またG2と同じく玉ボケが少し硬調なため作例は要確認。

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SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD キヤノンEF 新品・中古情報
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28-75mm F/2.8 XR Di LD:安価にボケ描写を楽しむならオススメ

オススメポイント 注意ポイント
  •  非常に安価
  • サイズが小さく軽い
  • 価格の割にまともな中央画質
  • ボケが綺麗
  • サードパーティ製である
  • 手ぶれ補正なし
  • フルタイムマニュアル非対応
  • フォーカス動作音が大きい
  • 非防塵防滴
  • 広角28mm
  • 絞り開放の解像性能
  • コマ収差が目立つ
  • 広角側で倍率色収差が目立つ

F2.8のボケを手軽に楽しみたい、と言うのであれば非常にリーズナブル。F2.8ズームが3万円以下で手に入るのは描写性能抜きに魅力的。

一方で解像性能や収差の補正は価格なり、と言った傾向にあるためボケ描写専用のレンズと割り切った方が良い。しっかり絞れば周辺部もまともに解像するが、3600万画素以上のカメラでは周辺画質が厳しく感じる。

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AT-X 24-70 F2.8 PRO FX:逆光耐性とAFに寛容ならコスパ高し

オススメポイント 注意ポイント
  • 防塵防滴
  • 絞った時の解像性能
  • 玉ボケが比較的綺麗
  • このクラスとしては安価
  • サードパーティ製である
  • 恐ろしAF速度
  • 恐ろしいフレア耐性
  • 絞り開放の解像性能
  • コマ収差が目立つ
  • やや重い

F2.8のボケを楽しみつつ、絞って風景撮影にも使いたいと言うのであればコストパフォーマンスは高い。

オートフォーカス速度と逆光耐性がネックとなるためシチュエーションによってはイラっと感じる可能性があるものの、ボケ描写や解像性能は高い。

実に悩ましいレンズ。2018年頭までキャッシュバックキャンペーン中

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あとがき

単焦点と比べて個性が出にくく、高価な純正レンズと安価なサードパーティ製、もしくは古い純正レンズとでは画質に差が出し辛い印象。

AF精度やレンズ互換性を絶対的に重視するのであれば高価だが純正レンズをチョイス。

コストパフォーマンスを重視するのであれば、サードパーティ製をチョイス。ファームウェアアップデートやピント微調整が可能なシグマArtやタムロンG2なら互換性の問題もある程度クリアできる。そして、純正との差額で単焦点レンズを買った方が満足度が高いかもしれません。

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