ソニーα7 Vで中国製のEマウントレンズが正常に動作しない？

Sony Alpha Rumorsがソニー「α7 V ILCE-7M5」に関する情報を発信。α7 Vと中国製AFレンズを組み合わせても全く動作しない状態となっているようです。

Sony Alpha Rumors：Weird: Chinese third party E-mount lenses do not work properly on the new Sony A7V

YouTuberが自分の中国製Eマウントレンズがソニーα7 Vで全く使えないことに気づいた。
（訳注：元の動画ではLAOWA・VILTROX・TTArtisanのAFレンズを試しています）

ソニーの公式回答はこうだ。
「サードパーティ製レンズの互換性は保証しない」

α7 Vが製品版とは異なるファームウェアだった可能性もあるし、単に完全な互換性のためにレンズファームウェアを更新する必要があるだけかもしれない。

多くのソニーユーザーがこれらの中国ブランドのEマウントレンズを所有している。ソニーがα7 Vでも正常に動作するよう保証しない理由はない。

中国レンズメーカーの多くはライセンス契約による情報開示ではなく、リバースエンジニアリングでEマウントのAFレンズを開発（している可能性が高い）。
（Eマウントの基本仕様開示で、中国メーカーも基本仕様は把握しているのかもしれません。しかし、ライセンス料は発生しないものの「ソニー側での審査」があるので、ライセンス契約できない場合もあるのかなと。その場合、リバースエンジニアリングでの開発になると思われます。）

α7 VはAI統合の新しいプロセッサを搭載しているので、中国製レンズのファームウェアがα7 Vに対応していないのかもしれませんね。

SARはソニーがサードパーティ製レンズを保証するように言及していますが、これに関してはレンズメーカー側がファームウェアを用意するしかなさそうです。「ソニーが社外製レンズを締め出した」と言うより、中身が大きく変化したことで「”一時的に”対応できなくなった」というだけなのかなと。

「α7 Vとの組み合わせで動作した」という情報もあるので、全ての製品で動作しないというわけではなさそう。また、SARが言及しているように、動画内のレビュワーが手にした個体かファームウェアに問題があった可能性もあります。判断するのは時期尚早。

「ライセンス契約による仕様書から開発・製造」を公言しているシグマやタムロン、コシナ製レンズでの動作が気になるところ。α7 Vは入手予定なので、実際に確認してみたいと思います。

ソニー α7 V ILCE-7M5 最新情報まとめ

• 発売日：
  ・ボディ：12月19日
  ・レンズキット：2026年春以降
• 予約開始日：2025年12月9日(火)10時
• 希望小売価格：
• 市場推定価格：
  ・ボディ：約42万円前後
  ・レンズキット：不明
• B&H：2,899ドル

α7 V
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