ニコン「Z 9」のスペック情報：D6より優れたAFを実装している？

Nikon Rumorsがニコンのフラッグシップ「Z」カメラについて噂情報を発信。主なスペックリストを掲載し、高画素積層型CMOS・新型EXPEED・20コマ秒連写・ブラックアウトフリーEVFなどなど興味深い仕様となっています。

D6を超える「Z 9」登場か？

Nikon Rumors：Rumored Nikon Z9 professional mirrorless camera specifications

本日午前中に投稿したZ 9に関するスペックの情報が以下の通りだ。

• 高解像積層型CMOSセンサー
  ・異なる3種類のセンサーがテストされている
  ・4500-4600万画素
  ・6000万画素
• 縦位置グリップ一体型
• 開発発表は今夜か明日
• 2021年秋発売予定
• Z 8はまだ明らかではない
• Z９のプロトタイプは東京オリンピックでテストされる
• Z９はEOS R5のイメージング、α9 IIのAF、ブラックアウトフリーのEVFを組み合わせたD6だと言われている。
• ニコンはD6よりもZ 9が優れていると確認している。
• 20コマ秒連写
• マルチショットモード
• 16Bit RAWモード
• 8K 30p・4K 120/60/30p
• 8K対応の新型EXPEEDプロセッサ
• 改良されたAF（物体検出AF）
• 見事な追従AFでD6よりも優れている
• デュアルCFexpress Bスロット
• ISO64-25600
• ノイズレベルが改善・大幅に改善したダイナミックレンジ
• 高解像でブラックアウトフリーのEVF
  ・おそらく576万ドットか900万ドット
  ・120fps駆動で解像度を下げて駆動速度を改善することが出来る
• 新しいユーザーインターフェース
• 新型バッテリー
• ギガビットLAN・USB-C・Wi-Fi・GPS
• 価格は6000-7000ドル

とのこと。
このスペックリストが本物かどうか気になるところ（ざっと見た限りでは過去の情報も混じっている）ですが、本物だとすると、噂の開発発表時に大まかなスペックリストが公開されるのかもしれませんね。プロトタイプのスペックが混じっている可能性もあるので、話半分で受け止めて置き、期待し過ぎない方がいいかも。

スペックリストを見る限りでは、高解像の積層型CMOSセンサー、新型EXPEED、20fpsの高速連写、ブラックアウトフリーEVF、そして8K動画などハイスペックなカメラに仕上がっているようです。競合他社のハイエンドモデルに肩を並べるスペックですね。

「マルチショットモード」は他社で導入が進む高解像モードのことでしょうか？これは以前の噂には無かったスペックだと思いますが、ニコンが海外のインタビューで「マルチショットモードを検討している」との言葉を受けてスペックリストに組み込んだのかもしれません。過信は禁物。

そして何より、フルサイズミラーレスとしては初となる縦位置グリップ一体型モデルとなるのかどうか気になるところ。ソニー「α1」は敢えて従来通りのボディサイズを維持して登場しましたが、ニコンはエルゴノミクスや操作性・堅牢性を重視したニコンらしいミラーレスとして登場するのでしょうか？

価格設定は6000-7000ドルとのこと。海外大手販売店である「B&H」がD6を$6,496.95ドルで販売していることを考えると妥当な値付けと言えそうですね。ソニー「α1」と競合する価格帯でもあります。

参考：フラッグシップモデルの噂

Nikon Z 最上位モデル 最新情報・噂 まとめページ

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