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ハッセルブラッドの魅力そのままに堅実な進化を遂げた|X2D II 100C

Phototrendがハッセルブラッド「X2D II 100C」のレビューを公開。ハッセルブラッドの魅力である画質やシンプルさといった要素はそのままに、手振れ補正やフォーカス性能などの導入で堅実な進化を遂げたカメラと評価。

Phototrend:Test Hasselblad X2D II 100C : le moyen format scandinave s’améliore avec du LiDAR et une stabilisation record

  • 外観:従来機のデザインを踏襲しつつ、無駄を省いた工業的でミニマルなデザイン。(DJIに買収されているが)スウェーデンブランドらしい精密な加工と丁寧な仕上げ。防塵防滴に対応。
  • 質感:精密な加工と丁寧な仕上げでビルドクオリティは高い。アルミ製ボディとマット仕上げにより高級感があり、グリップの表面は新しい質感へ変更されている。
  • バッテリー:3400mAhへ容量が増加。
  • インターフェース:1TB SSDとCFexpress Type Bカードに対応。Wi-Fi経由でPhocus Mobile 2と連携し、リモート操作や画像転送が可能。
  • 携帯性:44×33mmセンサーカメラとしてはコンパクトで約840gと軽量。小型レンズとの組み合わせは扱いやすい一方、大型ズーム装着時は総重量が1.7kgを超え、長時間の撮影では負担となる。
  • グリップ:握りやすくバランスも良好。特に小型単焦点レンズとの組み合わせで快適に扱える。
  • 操作性:クリック機構付きダイヤルや扱いやすいジョイスティックを搭載。上面のモノクロ液晶は撮影情報を見やすく表示する。インターフェースも改良され、全体の操作感は向上。
  • 手ぶれ補正:5軸・最大10段分を公称。実写では約7~8段分に相当する補正効果を確認。1.5~2秒程度の手持ち撮影や日中の長秒露光にも対応できた。
  • ファインダー:576万ドットOLED EVFを継続採用。表示遅延は改善されたものの、依然として若干のラグを感じる場面がある。
  • モニター:約9cm液晶パネルを搭載。輝度が向上し視認性は改善。2軸チルトは維持されるが、可動範囲は依然として物足りない。
  • メニュー:インターフェースは刷新され操作しやすくなった。一方、HEIF HDR生成時は処理時間が長く、その間は多くのメニュー操作が制限される。
  • フォーカス:LiDARを組み合わせたAFへ進化し、従来機から最も改善した点の一つ。被写体認識・追従AFに対応し、静止被写体では素早く正確に合焦。暗所でも信頼性が向上した。動体撮影にも対応できるようになったが、複雑なシーンでは追従を失う場合があり、スポーツ向け最上位機には及ばない。
  • 連写性能:AF-Cで最高3コマ/秒。レスポンスは向上したものの、高速連写を重視するカメラではない。
  • 解像性能:1億画素センサーらしい高い解像力。細部まで豊富な情報量を記録できる。90mm単焦点は特にシャープで、35-100mmズームも良好だが、開放付近では単焦点ほどの切れ味ではない場面がある。
  • 高感度ISO:ISO50~25600に対応。高感度でも画質は良好で、LiDARとの組み合わせにより暗所AFも改善している。
  • ダイナミックレンジ:広いダイナミックレンジ。ハイライトの階調再現も改善。HDR(HEIF)撮影にも対応する。
  • ホワイトバランス:記載なし
  • JPEG:HNCSによる自然な色再現が良好。HEIFによるHDR撮影やX-Panクロップモードなど独自機能も利用できる。
  • 動画:動画機能は搭載していない。
  • 作例集:リサイズ多数掲載。
  • 総評:LiDARによるAFの進化と強力な手ぶれ補正により実用性が大きく向上。中判ならではの画質や色再現はそのままに、操作性や使い勝手も改善された。一方で連写速度やEVF・液晶の表示遅延は依然として残り、動体撮影向けというより風景・建築・ポートレート・スタジオ撮影を重視するカメラである。革命的な刷新ではないが、従来機の特徴を維持しながら、AFや手ぶれ補正、操作性を改善した堅実な進化である。

Phototrendのレビューによると、他のレビューと同じく快適なAFや手振れ補正を利用できるカメラと評価。動画撮影には非対応ですが、少なくとも静止画の撮影体験としてはとても良好のようですね。ただし、表示遅延や重い処理における遅延を指摘しており、許容範囲内かどうかは要確認。少なくともスピードを要求しない風景やポートレート、スタジオ撮影に最適なカメラとのこと。

Hasselblad X2D II 100C 最新情報まとめ

  • 発売日:2025年8月26日
  • 希望小売価格:1,155,000円
  • 販売価格:1,039,500円

2025年8月に登場したハッセルブラッドのミラーレスカメラ。前モデルX2Dとよく似ていますが、LiDAR AFやC-AFに対応、中判センサーのダイナミックレンジを活かせるフォーマットや背面モニタ、強化された手振れ補正などが特徴。ジョイスティックやカスタマイズボタンなどコントロールにも手が加えられています。

他社では物価上昇や世界情勢の影響が強くでるなか、販売価格は前モデルから据え置きか少し安いくらい。アップグレードされていることを考慮すると、今から購入を検討するなら新モデル一択と言えるでしょう。

X2D II 100C
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主な仕様

イメージセンサー サイズ:43.8 × 32.9 mm
タイプ:裏面照射型
有効画素:1億画素
手振れ補正 5軸10段本体内手ブレ補正
ISO 50-25600
出力 3FR R6W 14 / 16 bit
JPG / HEIF
ストレージ 内蔵SSD 1TB
CFexpress Type B -512GB
AF 検出方式:
コントラスト
像面位相差
LiDAR
測距点:425点
測距輝度範囲:不明
シャッター 電子制御式リーフシャッター
68-1/4000秒 XCD
1/800-1/2000秒 HC/HCD
電子シャッター
68-1/6000秒
フラッシュ同調速度 レンズシャッター時 全速同調
連続撮影速度 最大3fps
ファインダー 方式:Micro OLED
解像度:576万ドット
倍率:不明
モニター サイズ:3.6型
解像度:236万ドット
可動方式:チルト
情報パネル 1.08型
15.8万ドット
フルカラー液晶
USB USB 3.1 Gen 1 Type-C
マイク/ヘッドホン マイク:
ヘッドホン:
その他ポート類 シャッターコントロールポート
ホットシュー接点
バッテリー タイプ:7.27V DC/3400mAh
撮影可能枚数:327 / 466 枚
サイズ 148.5 × 106 × 75mm
重量 本体のみ:730g
バッテリー含:840g
動作温度 -10° to 45°

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