α7 Vのレビューの第六弾 RAW形式別ダイナミックレンジ編を公開。ロスレス圧縮・画質優先圧縮などを使い、どのような差があるのか確認しています。
簡易的なまとめ
α7 VでRAWの柔軟性を最大化する場合、「メカニカルシャッター」+「ロスレス圧縮RAW」がベストの選択肢。電子シャッターの使用は避けたほうが良いでしょう。電子シャッター使用の場合、ロスレス圧縮RAWのメリットが薄いため、圧縮RAWで問題ないかと思います。少なくとも、電子シャッターの使用さえ避ければ、圧縮RAWでも十分なRAWの柔軟性が確保されているように見えます。
To maximise the flexibility of RAW files with the α7 V, the best option is to use the ‘mechanical shutter’ in combination with ‘lossless compressed RAW’. It is advisable to avoid using the electronic shutter. When using the electronic shutter, the benefits of lossless compressed RAW are diminished, so I believe compressed RAW should suffice. At the very least, provided you avoid using the electronic shutter, compressed RAW appears to offer sufficient flexibility.
α7 Vのレビュー一覧
- ソニー α7 V レビュー RAW形式別ダイナミックレンジ編
- ソニー α7 V レビュー クリエイティブルック編
- ソニー α7 V レビュー メニュー編
- ソニー α7 V レビュー 連写・ドライブ編【更新】
- ソニー α7 V レビュー 低照度AF比較
- ソニー α7 V ハンズオンレビュー
ダイナミックレンジ
撮影環境

- ILCE-7M5
- SIGMA 70mm F2.8 DG
- 光環境を固定(NANLITE Poavotube II 6C)
- CCTモード 100% 5600K
- ISO 100 F5.6 1/5s を適正露出として設定
- ±5EVの露出補正で撮影
- ロスレス圧縮RAW・画質優先圧縮RAW・圧縮RAW
- Adobe Lightroom Classic CC 現像
・全ての撮影結果を適正露出に戻す
・シャープネスオフ
・ノイズリダクションオフ
・レンズ補正オフ - 参考:上の画像はRAW現像していないカメラ出力のJPEG画像
ファイルサイズ
適正露出に加え、+5EV、-5EVのRAWファイルサイズを比較。2種類の圧縮RAWがアンダーでファイルサイズを大幅に低減する一方、ロスレス圧縮RAWは大きく変動しません。
露出アンダー
- ロスレス圧縮RAW:32.5MB
- 画質優先圧縮RAW:9.53MB
- 圧縮RAW:9.87MB
適正露出
- ロスレス圧縮RAW:38.1MB
- 画質優先圧縮RAW:19.8MB
- 圧縮RAW:19.8MB
露出オーバー
- ロスレス圧縮RAW:41.2MB
- 画質優先圧縮RAW:17.6MB
- 圧縮RAW:17.6MB
ロスレス圧縮RAW
メカニカルシャッター

α7 VでRAWの柔軟性が最も高い出力方法。-5EVの復元でもノイズが良く抑えられています。白飛びの閾値は他のカメラと同程度。

見やすいようにシャドーをさらに増感。-5EVの暗部にノイズが発生しているものの、極端な編集をしなければ影響は軽微。
電子シャッター

メカニカルシャッターと比較すると、-5EVの暗部にノイズが少し目立ちます。無理な編集をしなければ軽微な影響ですが、さらに増感するとノイズがかなり目立つことが分かります。(下部参照)
電子シャッターの場合、ロスレス圧縮RAWと圧縮RAWの画質差が小さいため、ファイルサイズの大きなロスレス圧縮RAWを選ぶ理由がないように見えます。(後述)

画質優先圧縮RAW

ロスレス圧縮RAWと比べると、暗部のノイズがやや多め。電子シャッターを使用したロスレス圧縮RAWよりも僅かに良好ですが、大きな差はありません。

圧縮RAW

少なくとも、今回のテストでは画質優先 圧縮RAWとファイルサイズに差が無く、それは結果にも表れています。暗部のノイズに差はありません。(画質優先)何に効果的なのか分かりませんが、少なくとも暗部の柔軟性では無さそうです。

比較
-5EVの部分のみを比較した画像が以下の通り。分かりやすくするため、暗部のみ切り取っています。

まとめ

α7 VでRAWの柔軟性を最大化する場合、「メカニカルシャッター」+「ロスレス圧縮RAW」がベストの選択肢。電子シャッターの使用は避けたほうが良いでしょう。電子シャッター使用の場合、ロスレス圧縮RAWのメリットが薄いため、圧縮RAWで問題ないかと思います。少なくとも、電子シャッターの使用さえ避ければ、圧縮RAWでも十分なRAWの柔軟性が確保されているように見えます。
画質優先 圧縮RAWと圧縮RAWにどのような差が生じるのか今のところ不明。そのうち実写で試してみたいと思います。
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