techradarが「Insta360 X6」のレビューを公開。価格設定など、いくつか欠点があるとしつつも、コンパクトな360°カメラとしては最高性能を備えた製品と評価。価格に見合うだけの価値があるとのこと。
- 外観:X5よりも幅広く、角張ったスクエア形状となった。大型化した1.1型センサーを2基搭載するための変更。
- 構造:レンズは交換可能だが、X5より5倍の耐擦傷性を持つ。レンズ交換キットには必要な工具が付属。底面には1/4インチ三脚穴と専用マグネットクリップマウントを備える。
- 防水性:IP68規格で、ハウジングなしで20mまで防水。専用ダイブケース使用時は60mまで対応し、DJI Osmo 360の10m、GoPro Max 2の5mを大きく上回る。
- バッテリー:2600mAhのXtremeバッテリーを搭載。8K/30fpsで公称140分に対し、実測136分を記録。連続撮影中にオーバーヒートは発生しなかった。高速充電では0~80%を24分で充電でき、テストでも公称値どおり。
- インターフェース:USB-C 3.0、Bluetooth 5.3、Wi-Fi 6に対応。Wi-Fiでは最大100MB/s、USB 3.0では最大450MB/sの転送速度を実現する。
- メモリー:47GBの内蔵ストレージとmicroSDカードスロットを搭載。内蔵ストレージは8K/30fpsで約50分の動画を記録可能。ただし8K動画は約1GB/分の容量を消費するため、長時間撮影では大容量microSDカードが必要になる。
- 携帯性:サイズは50×100×40mm、重量196g。X5より幅広い。
- 操作性:2.32型OLED液晶パネルは常時表示に対応。感圧式タッチ操作を採用するが、操作性の大幅な向上にはつながっていない。
- 手ぶれ補正:InstaFrame 2.0では、被写体を選択するとカメラの向きにかかわらず被写体をフレーム内に維持し、水平を保ちながら安定した映像を撮影できる。
- 解像性能:1.1型センサーを2基搭載し、X5の1/1.28型センサーから大型化。センサー面積は33%増加し、1フレームあたりの光の取り込み量は約4倍。360度動画は8K/50fpsに対応し、静止画は360度撮影で最大1億2000万画素、シングルレンズモードで4200万画素。
- 高感度ISO:低照度撮影はX6の大きな強み。大型化したセンサーと10bitカラーの組み合わせによりノイズが低減され、PureVideoを含むすべての撮影モードで10bitカラーを利用できる。DJI Osmo 360やGoPro Max 2を上回り、現時点で最高の360度カメラの低照度性能。
- ダイナミックレンジ:AdaptiveTone 2.0により、1フレームあたり2回の露光を行い、明るい空やコントラストの高いシーンでの階調再現性を改善。明るい環境ではGoPro Max 2に匹敵、または上回る可能性がある。
- 動画:8K/50fpsに対応し、X5の8K/30fpsからフレームレートが向上。10bitカラーをすべての動画モードで利用でき、PureVideo低照度モードにも対応。I-Log、Dolby Visionにも対応し、360度カメラとして初めてネイティブのDaVinci Resolve対応を実現。ただし、DaVinci Resolve 22はテスト時点で未対応。
- マイク:360度の風防マイクアレイを搭載し、風切り音を低減する。二輪車向けの専用マイクも内蔵する。内蔵風切り音低減機能は効果があるものの完全には除去できず、Insta360 Mic Proとの組み合わせを推奨。
- 編集:AI ディレクターによる自動編集機能を搭載し、撮影した映像を自動編集できる。一方、テスト時のスマートフォンアプリは不安定で、編集や書き出し中に頻繁にクラッシュした。特に古いスマートフォンで問題が発生しやすく、レビューではiPhone 15以降が推奨されている。デスクトップ版Insta360 Studioはモバイルアプリより安定しており、リフレーム、トリミング、書き出しが可能。ただし、モバイル版にあるAI自動編集機能は搭載されていない。
- 総評:
ハードウェアは非常に完成度が高く、明所・低照度の双方で優れた画質、10bitカラー、長いバッテリー駆動時間、20m防水を実現。特に従来のように「明所の画質」か「夜間性能」のどちらかを選ぶ必要がなく、現時点で最も優れた総合的な小型360度カメラ。一方でソフトウェア(主にモバイルアプリ)は非常に不安定だった。ただし、これは致命的な問題というよりも初期不良と思われる。
抜群に高価だが、最高のオールラウンド性能を求める人にとって、価格に見合う価値がある。- 価格:X5の発売時価格より大幅に高く、DJI Osmo 360やGoPro Max 2よりも高価。最も高価な小型360度カメラ。
- 競合:DJI Osmo 360はX6より大幅に安く、画質とアプリの完成度も高い一方、レンズ交換に対応せず、水中撮影も推奨されていない。GoPro Max 2は明所での8K画質に優れ、より安価だが、専用の夜間モードを持たず、防水性能も5mにとどまる。
techradarのレビューによると、センサー大型化による画質向上や動画性能・バッテリー性能の強化などを評価。同時に小型化も実現しているようです。
モバイルアプリの不安定な動作は他のレビューでも言及があるため、製品が普及するまでに改善してほしいところ。techradarによると、古いiPhone 13 で頻繁にクラッシュした模様(insta360は最新スマートフォンでの使用を推奨)。
販売価格もX5から大幅に上昇、DJI Osmo 360 が半値以下であることを考慮すると非常に高価な選択肢に違いありません。しかしX6が価格に見合うだけの価値を備えていると言及しています。X5が84,800円なので、3万円くらいの差額でX6に価値を見出せるかがポイントとなりそう。
- 発売日:2026.8.12
- 初値:118,000円
2026年登場の360°カメラ最新モデル。X5より小型化しながら、センサーを大型化して画質を向上。X5比でセンサー面積は33%増加し、1フレームあたりの光量は4倍。さらに8コア3.3GHzの4nmプロセッサーと2基の専用画像処理チップを搭載し、処理能力はX5比500%、クロック速度は106%向上しながら消費電力を35%削減しています。
本体性能も強化。1,200ニトの2.32型OLEDディスプレイを搭載し、バッテリーは8K 30fpsの360°動画を140分記録でき、X5から51%延長。急速充電にも対応し、24分で80%まで充電可能。レンズは交換式で、従来より5倍傷に強く、交換費用も60%安くなっています。さらに20m防水のIP68に対応し、専用ケース使用時は60mまで潜水可能。
単なる360°カメラではなく、「360°カメラ」「被写体追跡ジンバルカメラ」「単眼アクションカメラ」の3台を1台にまとめた製品。InstaFrameにより被写体を追跡し、通常のジンバルカメラのような4K動画を生成できるほか、シングルカメラモードでは5K 60fpsや4K 120fpsにも対応。
販売価格は「X5」から大幅に上昇していますが、相応の強化が施されています。
アクセサリー早見表(Insta360 store)
- X6 標準レンズガード:4,800円
- X6 プレミアムレンズガード:7,900円
- X6 レンズ交換キット:5,800円
- X6 NDフィルター:8,500円
- X6 マイクウインドシールド:2,000円
- X6 レンズキャップ:1,400円
- X6全天候型USB充電カバー:1,900円
- X6 保護万能フレーム:10,200円
- X6 急速充電ケース:11,500円
- X6 軽量バッテリー:4,500円
- X6 エクストリームバッテリー:8,500円
- X6 見えない潜水ケース Pro:31,500円
- POVヘッドトラッカー:12,900円
- Insta360 Mic Pro
- SmallRig X6用シリコンカバー付き多機能保護ケージ
主な仕様
| X6 | |
| センサーサイズ | 1/1.1インチ センサー |
| チップ | Qualcomm 4nm プロフェッショナルイメージングチップ×2 |
| レンズ | F2.0 |
| レンズ交換 | 対応 |
| レンズガード | 対応 |
| 焦点距離 | 7.78mm |
| 360度動画解像度 動画モード |
8K:7680x3840@50/48/30/25/24fps 6K:6016x3008@60/50/48/30/25/24fps 4K: 3840x1920@100/60/50/48/30/25/24fps |
| シングルレンズ 動画解像度 動画モード |
5K (4:3):5120x3840@60/50/30/25fps 5K (3:4): 3840x5120@30/25fps 5K (16:9): 5120x2880@60/50/30/25fps 5K (9:16): 2880x5120@30/25fps 4K (4:3): 3840x2880@120/100/60/50/30/25fps 4K (3:4): 2880x3840@60/50/30/25fps 4K (16:9): 3840x2160@120/100/60/50/30/25fps 4K (9:16): 2880x3840@60/50/30/25fps 2.7K (4:3): 2688x2016@120/100/60/50/30/25fps 2.7K (3:4): 2016x2688@60/50/30/25fps 2.7K (16:9): 2688x1520@120/100/60/50/30/25fps 2.7K (9:16): 1520x2688@60/50/30/25fps |
| 写真画素数 | 360 写真:120MP(2:1、15520 x 7760) シングルレンズ:42MP(1:1、6528 x 6528) |
| 動画フォーマット | フラットモード:MP4 360モード:INSV |
| 写真フォーマット | INSP DNG |
| 動画モード 360度 |
動画、PureVideo、タイムラプス、TimeShift、バレットタイム、ループ録画、ロードモード |
| 動画モード シングルレンズ |
動画、InstaFrame 2.0、PureVideo、FreeFrame動画、ループ録画 |
| 写真モード | 写真、インターバル写真、スターラプス |
| カラー プロファイル | 標準(Rec.709)、Dolby Vision、I-Log |
| フィルター | 標準、ポジフィルム、ネガフィルム、CCフィルム、NCフィルム、フレッシュ、シネマティック |
| I-Log | 対応 |
| 動画コーデック | H.265 |
| 最大動画ビットレート | 240Mbps |
| 露出値 | ±4EV |
| ISO感度 | 100-6400 |
| シャッター速度 | 1/8000~120秒 |
| ホワイトバランス | 2000K - 10000K |
| 音声モード | - AI風切り音低減 - 強 - AIボイス音強調 - ステレオ - Dolby Atmos - エンジン音強調 |
| 音声ファイル形式 | 48 kHz、16ビット、AAC |
| ウインドガード | 対応 |
| 画面 | 2.32インチOLEDスクリーン |
| 重量 | 196g |
| サイズ (幅 x 高さ x 奥行き) | レンズ装着時:50.0 × 100.0 × 40.0mm レンズ非装着時:50.0 × 100.0 × 26.4mm |
| メモリー | 64GB 内蔵ストレージ(使用可能領域:47GB) SDカード:microSD(UHS-I V30以上に対応) |
| バッテリー容量 | 2600mAh |
| 充電時間 | 80%まで24分 100%まで35分 PPS急速充電(30W)を使用 |
| 連続録画時間 | 8K30fps、140分 |
| 動作温度 | -20℃ 〜 40℃ |
| 防水性能 | 20m防水 |
| Bluetooth | BLE 5.3 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6 802.11a/b/g/n/ac/ax |
| NFC | 対応 |
| USB | Type-C USB 3.1 |
| ジャイロスコープ | 6軸ジャイロスコープ |
| 取り付けポイント | 1/4インチねじ穴 磁気マウント |
| 色 | ミッドナイトブラック アークティックホワイト |
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