DXOMarkにてPENTAX K-1のセンサースコアが掲載されましたね。
PENTAXの歴代モデルでは最高クラス
画素ピッチ的にはK-5シリーズ程度ですが、K-1が大きく差をつけています。
注目ポイントは風景「ランドスケープ」での差は大きくなく、主にスポーツやポートレートで大きな差がついています。
と言うことで風景だけに限って言えば、「1600万画素でいいならK-5IIsでも結構イケる」と言うことに。ただし、APS-C専用の超広角レンズが純正で12-24mmだけ、シグマの8-16mmや10-20mmを使って…という選択肢しかないのが残念。
その点、D FA15-30mmを用意してくれたフルサイズ K-1の方に分がありそうですね。
フルサイズモデルの中ではトップ3だが…
裏面照射型の4240万画素センサーであるα7R IIがトップで、同等のセンサーを積んでいるD810とK-1が僅差で続く。
もともとD810と同じセンサーと言われていたので、「まあ、こんなもんでしょう」と言ったところ。
ISO感度毎のダイナミックレンジでは、ISO100?ISO25600の間で実はK-1が一番優れていたりする。センサーと新しいプロセッサとの組み合わせのお陰だろうか?
α7RIIやD810も三脚に据え付けて、ISO 50で撮影すればK-1のISO100並みで撮影できるが、そんな場面ではK-1でRRS(リアレゾ)撮影ができてしまったり。
PENTAX K-1はさらにリアルレゾリューション撮影によって、α7RIIを軽く抜きさる飛び道具を持っているので使い方によってはオンリーワンな機種となる。いろいろと撮影条件が必要なので、その辺をクリアする必要があるけども。
あとはレンズ・アクセサリですな!
これだけのスペックを持っている上に、D810よりも初値が非常に安いのでコストパフォーマンスは抜群のフルサイズ一眼レフ。
これならもっと売れてもいいのじゃないかと思うのだけども、悩みの種がやはり乏しいD FAレンズのラインナップと周辺アクセサリ。
小さい広角と望遠は是非とも出してもらいたい。
フォトキナ2016を目前に控えてとんと噂・情報が出てこないのはなんとも寂しいかぎり。来年のロードマップ対象レンズは確実にリリースしてもらいたいところ。
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