- 2017.9.28:フォトヨドバシを作例に追加しました。
- 2017.5.25:ファームウェアアップデートが公開されています。
- 2017.4.28:The Photobrographerをレビューに追加
- 2017.4.25:Focus Numeriqueのレビューを参考サイトに追加しました。フランスのサイトですが中々作例が多いので参考になるかと思います。
参考 記事・サイト
評判・関連
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ボディ
FUJIFILM X100F | ||||
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海外の評価
The Photoblographer:素晴らしいカメラだがセンサーがレンズの性能を凌駕している
長所:素晴らしい画質、ストリートフォトには最高のカメラの一つ、コンパクト、期待に応えるカメラ、アクロス、AFジョイスティック、軽い、バッテリー寿命の向上
短所:手ぶれ補正非搭載、シャープさで言えばレンズが古い(それ以外では見事)、防塵防滴で無いのは信じられない、動画撮影用のヘッドホン・イヤホンジャックがない、サニー16ルールに準拠していない
- このレンズは一見するとX100Tと同じように見える。フジノン24mm F2.0レンズに絞りリング、改良されているファインダー切り替えスイッチ、複合型ISO/シャッターダイヤル、露出ダイヤル、ねじ切りシャッターボタン。
- 背面はとてもシンプルになっており、全ての操作系が右側に配置されている。そして新しくジョイスティックが追加された。
- このシリーズで私が理解に苦しむのは防塵防滴仕様では無いことだ。その事実を分けて考えればこのカメラは素晴らしいダイヤルと良好なボタン配置であり、とても好みなカメラだ。
- 絞り値とシャッターダイヤルをコマンドダイヤルで操作できない点と、ISOダイヤルの操作が分からないとこのカメラで満足することは出来ないだろう。このカメラは明らかにそれらの操作性が分かった上で買うカメラとして設計されている。
- バッテリーの持続時間が向上したことは喜ばしいことだ。7時間の撮影に耐え、バーに行きそこでまた撮影し終えたときに32%も残量があったのだ。これが見事でなければ何なのだろうか?
- 露出計と私の感覚によるSunny16の法則は正確だったのだが、X100Fの結果は異なっている。これはとても奇妙なことで、このカメラを使う上で覚えておかなければならないポイントだ。機能面としては最大の欠陥だろう。
- 露出面の問題はあるものの、オートフォーカスは素晴らしい。ストリートフォトにおける顔検出やフォーカス速度は一瞬だ。これよりもとなるとオリンパスのカメラくらいであり、ソニーのカメラはX100F程ではない。
- 画質には良い面と悪い面がある。レンズをアップグレードすればシャープになると思われるが、このカメラはX100Tのレンズのままである。
- 個人的に美しいと感じるフレアが発生する。私はこのフレアが大好きだ。
- さらにこのカメラには手ぶれ補正が欠けている。このようなカメラは片手で使いたいと思うところだが、ISOオートにでもしない限り手振れを量産することになる。
- X-T2やX-Pro2と比べてハイライトの粘りが足りないと感じる。
- シリーズを通して同じである「フジノン23mm F2」らしい見事なボケ味を持っている。
- このカメラにおける良好なISO感度の上限は6400だ。それ以上となるとディテールの損失が大きく、色が乏しくなる。
- このレンズはとてもシャープだったが、X100Fの代となりセンサーがレンズの解像力を上回ったと感じている。
結論
好きなところ:レンズの限界を感じるがそれでも素晴らしい画質、クラス最高のAF、素晴らしいボディの外観、素晴らしく信頼できる電池寿命
嫌いなところ:非防塵防滴
このカメラは多くの点で所有する喜びを感じる事ができるものだ。このクラスのカメラとしては最高のAPS-Cカメラだ。小型で、高速AF、薄型で、優れた画質、ハイブリッドEVF/OVF、バッテリ寿命、とても信頼性の高いカメラだ。
初代X100から大きく進化し、X100Tからのアップグレードだとして重要なポイントは進化している。必要としていた機能はほぼ搭載されている。X100Fを買うべきか、Xシリーズの一眼カメラに23mm F2か23mm F1.4を買うべきかという嬉しい悩みは簡単に想像できる。
エディターズチョイスに然るべきカメラだが、個人的な問題点として4世代目のカメラとしては防塵防滴と2400万画素に対応するレンズが欲しいところだ。23mm F2のフレアとボケは好みなのだが、よりシャープであることを望んでいる。
DPREVIEW
- 23mm(フルサイズで35mm相当の画角)は風景に十分な広さを持ち、ポートレートには十分狭い画角。さらに接写性能を活かしたクローズアップ撮影も可能だ。
- そして、そのサイズは車のサイドドアポケットへ完璧にフィットするので、撮りたい時にいつでも対応できるのだ。
- この点から私のロードトリップに最適なカメラシリーズだ。
- X100シリーズにおける最大の違いはセンサーだ。X100はCDAFの1200万画素、X100Sで1600万画素 X-TransのハイブリッドAF、X100Tで1600万画素のX-Trans”II”を搭載。そしてX100FはX-Pro2やX-T2と同じ2400万画素のX-Transセンサーを搭載している。
- X-Transのカラーフィルター配列は場合によって高感度ISOでデメリットとなったが、新型センサーとプロセッサの組み合わせはとても大事なアップグレードだ。アクロスと光学ファインダーの組み合わせは、近代的な機能性を備えつつフィルム撮影のようなノスタルジックさを融合させたものであり、本当に素晴らしいものだ。
- 初期のX100はAF精度がイマイチで光学ファインダーを使った撮影は滅多にしなかった。しかし、Fまでの系譜でAF性能は改善されてゆき、光学ファインダーで快適に撮影が可能だ。例えばこれは揺れる葉をクローズアップで撮影するような時にAF-Cでピントを合わせ続けることが出来る。
- しかし、X100FのAFは完璧ではない。AF-Cを使う場合に合掌速度が遅れる、そして暗所におけるAFはハンチングしたりAF速度の低下やミスショットしたりする。とは言え、X100シリーズとしては最高のカメラだと感じるものだ。
- 接写時の絞り開放は描写が甘いものの、広い画角で接写できる事は素晴らしい。前述したとおり、AF-Cを活用すれば手振れによるピント面のズレに対応できるためシャープに撮ることが出来る。
- 風景撮影の場合、シャープさが欠けているものの、個人的には大した問題とはならなかった。とは言え、狭い空間においてレンズの画角が狭いと感じるシーンがある(ワイドコンバージョンレンズを持っていなかったため)。
- これら問題があったとしても「カメラ1台ならどれを持つか?」と問われればX100Fを選ぶだろう。フルオートで完璧に動作し、古典的な操作方法とエルゴノミクスはX100シリーズのDNAを引き継いでいる。決定的瞬間を簡単に撮ることができるシンプルで楽しいカメラだ。
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