東洋経済オンラインがオリンパス映像事業を買収する日本産業パートナーズへのインタビューを公開。映像事業復活への自信と「ファブレスにするつもりはない」と述べています。
ベトナム工場の生産体制は維持か?
東洋経済オンライン:オリンパス、「カメラ事業」の復活に必要な条件ーJIPの買収によって、「VAIO復活」の再来なるかー
- 9月末までにデジタルカメラを含む映像事業から撤退、日本産業パートナーズへ譲渡
- JIPは過去30件の投資で破綻したケースはない
- VAIO事業での成功に裏打ちされた自信
(B to CからB to Bへ)- 「オリンパス」ブランドは当面維持
- オリンパスでは医療などにリソースが回され、映像事業に十分な投資が出来ていなかった
- マイクロフォーサーズのセンサー特性を活かしたコアユーザー市場深掘り
- 動画・監視カメラまで視野に入れる
- VAIOのように海外撤退は無い
- ベトナムの主力工場を残すなど、ファブレスにする予定はない。持続可能な黒字化を目指す
- 社長と現場の事業継続の熱意があったからこそ買収を決めた
- デジカメ業界のアナリストは懐疑的
映像事業買収の最終締結まで残り一か月を切りました。どのような体制となるのか、現オリンパスユーザーとしては気になる所ですが、「ファブレス(工場を持たない会社)の予定はない」という一言は頼もしいですね。ベトナム工場では内視鏡も手掛けていたような気がしますが、そのあたりの絡みがどうなるのか気になる所。
カメラ・レンズ共に愛用しているので、映像事業の復活には期待。とは言え、記事の最後にあるように、マイクロフォーサーズシステムの片翼だったパナソニックはLマウントアライアンスを立ち上げ、フルサイズ市場へ参入。APS-Cシステム導入まで噂されています。マイクロフォーサーズシステムが今後どのようなものとなるのか、これから数年間でハッキリするかもしれませんね。
手始めにシャープが8K対応モデルを投入してくれるはず…。
サイト案内情報
オリンパス関連記事
- OMデジタルが「PEN E-P7」「OM-D E-M10 Mark IV」の受注を一時停止と告知
- OMデジタルがmacOSでファームウェアアップデート不可になる可能性を示唆
- OMデジタルの「アウトドア」定義は日常スナップや旅行などを含む
- Photons to Photos がOM-1 Mark IIのダイナミックレンジテスト結果を公開
- OM SYSTEM OM-1 の新品在庫が徐々に値下がり中で20万円を下回る
- OM SYSTEM OM-1 Mark II AFレビュー 実写編
- OMデジタルが「PEN E-P7」「OM-D E-M10 Mark IV」の供給不足を告知
- 楽天スーパーSALEでOM SYSTEM OM-1 12-40mm F2.8 PRO II レンズキットが数量限定で127,340円
- DxOがOM-1 IIやM.ZUIKO 150-600mm、シグマ望遠ズームに対応する光学モジュールを公開
- OM SYSTEM OM-1 Mark II オートフォーカス性能を確認する
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。