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パナソニックはレンズ固定カメラ新製品の投入を積極的に計画している

fengniao.comがCP+2025におけるパナソニックへのインタビュー記事を公開。レンズ固定式カメラの需要が再燃していること、S1RM2やS1H後継機に関することなど。最近登場したZS99(TZ99)は予想以上に売れている模様。

CP+2025松下高层专访:在影像浪潮中的坚守与创新

カメラとスマートフォンの違い

  • スマートフォンのイメージング技術向上がカメラ市場に与えた影響を認識。しかし、
  • カメラは光学性能や長時間の安定した撮影能力で優れており、スマートフォンとは根本的に異なる。
  • 両者は完全に置き換えられるものではなく、併用することで多様な撮影ニーズに対応できると考えている。
  • レンズ固定カメラ市場に大きな期待を寄せており、新製品の投入を積極的に計画している。 具体的な新製品の投入時期は未定だが、パナソニックはすでにこの分野について綿密な検討と計画をスタートさせている。

若者のコンパクトカメラ回帰

  • 若者の間でコンパクトカメラの人気が再燃。
  • この現象はカメラメーカーにも影響を与え、若年層向けの製品開発に繋がっている。
  • LUMIX ZS99の市場パフォーマンスは期待をはるかに上回っている。
  • LUMIX FZ80Dの対象は特定のグループが中心であるため、市場全体の需要は比較的限定的。それでも事前に設定した目標を達成した。
  • 過去のピーク時は最大生産能力は1日あたり1万台以上。市場環境の変化に伴い、1日あたりの生産能力を約1,000台に調整、月間生産量は約3万台。
  • 生産能力の調整は、市場の変化に柔軟に対応していることを示すだけでなく、生産能力過剰による資源の浪費を回避することにもつながっている。

LUMIX S1RM2

  • LUMIX S1RM2は、パナソニックの技術の蓄積と最適化の成果として登場。
  • フルフレーム市場での競争力を高めるため、シャッターやオートフォーカスなどの主要性能を磨き上げ、妥協のない開発姿勢を貫いている。

市場課題とレンズ開発

  • 市場では望遠レンズの不足が指摘。
  • 社内の開発体制を強化するとともに、Lマウントアライアンスを活用してレンズラインナップの充実を図っている。
  • 今後は独自性のあるレンズ開発を進め、ユーザーのニーズに応える方針である。

連写性能やメモリーカード対応の課題

  • メディアからのフィードバックを受け、パナソニックは連写速度の選択肢拡充やバッファ容量の改善を検討。
  • 速度は若干遅くても連続撮影枚数や撮影時間が長いオプション。
  • メモリーカードの書き込み速度や消費電力の最適化にも取り組み、ハードウェアとソフトウェアの両面から製品性能を向上させる計画である。

動画撮影性能と放熱技術

  • LUMIX S1RM2は8K 30pや4K 120pの高解像度動画撮影に対応し、過酷な環境でのテストを実施。
  • 放熱性能向上のため、3つのファンや内部構造の最適化を行い、長時間の安定した撮影を実現。
  • 先進的な特許技術を採用し、内部に3つのファンを搭載している。また、カメラ本体背面のモニタ部分と内部構造を再設計し最適化することで、放熱の均一性と効率性を大幅に向上させ、長時間の高負荷撮影時のカメラの安定性を効果的に確保している。

LUMIX S1H後継機の開発

  • LUMIX S1Hの後継機を積極的に計画している。
  • 市場の要望に応じた新しい形状や機能を検討し、8K 60p、あるいは8K 120pの動画撮影や内蔵NDフィルターの導入も視野に入れている。
  • 2024年にプロ向けシステムイメージング部門と統合し、開発の加速を図っている。
  • 発売時期はまだ決定されていないが、研究開発に全力を尽くし、ユーザーにより良い動画作成ツールを提供しようとしている。

パナソニックの市場戦略と今後の展望

  • パナソニックは市場のニーズに応じて技術革新を推進し、製品の最適化を継続。
  • レンズ固定カメラやS1シリーズの進化を通じて、写真愛好家やプロのクリエイターに高品質な製品とサービスを提供し続ける方針である。

ピーク時と比べると種類は減ってしまったものの、カメラメーカー各社は独自の方向性でレンズ固定式カメラを投入し続けていますね。富士フイルムは大型センサー、キヤノンやソニーはVlog、そしてニコンやパナソニックは高倍率ズームの新製品(TZ99・FZ85D)を投入。

パナソニックはこれに手ごたえを感じており、次のレンズ固定式カメラを計画しているのでしょうか。富士フイルムのような大型センサーも見てみたいところですが、今回のインタビューを考えるとスマートフォンと区別しやすい望遠ズーム搭載モデルでしょうか。

また、LUMIX S シリーズに関する今後の展望についても言及。連写速度の選択肢が増えるのは良さそう。現時点でS1RIIは10コマ秒までか40コマ秒の高速連写となっているので、15~20コマ秒あたりの選択肢が増えると便利そうです。

S1H後継モデルは以前から噂されていますが、本当にNDフィルター内蔵、8K 120pを実装していると良いですねえ。ボディサイズは大きくなりそうですが…。

噂のまとめ

Lマウントカメラ

  • 2025.4
  • S1H後継ではない
  • S1の可能性

認証機関の登録情報

  • 未発表製品:P2303A
    5.1GHz/2.4GHz
    中国製造
    発行日:2023-9-28
  • 未発表製品:P2305A
    5.1GHz/2.4GHz
    発行日:2024-12-17
  • 未発表製品:P2307A
    5.1GHz/2.4GHz
    発行日:2024-11-22
  • 未発表製品:P2402A(G99M2 or TZ99)
    2.4GHz
    Bluetooth BLEのみ
  • 未発表製品:P2401A(G99M2 or TZ99)
    2.4GHz
    Bluetooth BLEのみ
  • 未発表製品:P2403A
    5.1GHz/2.4GHz
    発行日:2024-7-12
  • LUMIX S9:P2304A
    5.1GHz/2.4GHz
  • LUMIX GH7:P2302A
    5.1GHz/2.4GHz

そのほかの情報

  • LUMIX S2R(仮)
  • LUMIX G エントリーモデル
    ・2024年内の可能性は低い
  • LUMIX S レンズロードマップ
    ・大口径標準ズーム
    ・超望遠ズーム

ロードマップ

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