Robin Whong氏がMING THEINからE-M1 Mark IIを使ってパナソニック「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.」のレビューを掲載しています。
MING THEIN(Robin Whong)
- 絞り開放からシャープであり、フレーム全体でとても均一だ。四隅において顕著な画質低下は見られない。
- F4~F5.6に絞るとシャープネスは少し改善するが、状況によって絞り開放を使う事に躊躇することはない。
- 20?40mmの中間焦点距離はシャープネスのピークである。ここでは25mmや40mmの単焦点レンズで実現されるものにとても近い性能だ。
- ただし、望遠域でシャープネスは目立って低下する。実写としては僅かなことであり、心配するに足りない程度のことだ。
- 撮影は曇天でフラットな光条件だったが、コントラストと明瞭度は良好に保たれ素晴らしい画質を発揮した。
- ボケはクリーミーで滑らかだ。マクロ撮影時にF5.6や6.3まで絞っても玉ボケは丸く柔らかい状態を保っている。
- 使い勝手はオリンパスの12-40mm PROと全く同じと感じる。マイクロフォーサーズには最適なサイズだ。これ以上大きいと長時間の携帯で疲れたり不快になり、小さく軽いとバランスが崩壊する。
- フレアは十分に抑えられている。
- 色収差は良好に補正されている。パープルフリンジはほぼ無視できる大きさで、F4まで絞ると完全に解消する。
- 歪曲収差は目立たない。
- 接写性能は0.3倍なので昆虫のマクロ撮影には十分だ。
- E-M1 Mark IIとの組み合わせでのAFはどの焦点距離でもレスポンスが良く高速だ。
- ズーム機構は滑らかで素早くクイックな撮影を可能としている。
- 60mmまでズームすると開放F値がF4となるため、薄暗いシーンではシャッタースピードを維持するのに不十分だった。このようなシーンではF2.8のレンズが間違いなく助けとなるだろう。
LEICA12-60mm F2.8-4はとてもシャープで素晴らしい結果を出すことが出来るレンズだ。このレンズをオリンパスユーザーに薦める事を厭わないだろう。
オリンパスの12-100 PROとパフォーマンスはとても似ている。しかし、より長焦点側のシャープネスはオリンパスに僅かな利点がある。しかし、12-100 PROは12-60mmよりも高価である点を忘れてはいけない。
購入早見表
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.のレビュー・作例を集めるページはコチラ
楽天市場 | Amazon | カメラのキタムラ | Yahoo | |
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S. | 新品・中古情報 |
新品・中古情報 |
新品・中古情報 |
新品・中古情報 |
フィルター購入早見表
プロテクト | C-PL | ND | ソフト |
X-CAP |
サイト案内情報
関連ページ
Canon EFマウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域 |
Canon RFマウント | RFレンズ一覧表 | ||
Canon EF-Mマウント | EF-Mシステム一覧 | ||
Canon FDマウント | レンズ一覧 | ||
Nikon Fマウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域? |
1 NIKKOR(CX) 一覧 | |||
PENTAX Kマウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域 |
Kマウント オールドレンズ一覧表 | |||
PENTAX 645マウント | レンズ一覧表 | ||
SONY Eマウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域 |
SONY Aマウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域 |
FUJIFILM Xマウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域 |
マイクロフォーサーズ マウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域 |
フォーサーズ マウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域 |
新興レンズメーカー一覧 | 中一光学 | Laowa | Samyang |
スポンサーリンク
スポンサーリンク