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LUMIX DC-GH7 は動画撮影のためのプロ向けマイクロフォーサーズカメラ

PCmagがパナソニック「LUMIX DC-GH7」のレビューを公開。像面位相差AFの導入と、G9IIのようなダイナミックレンジの改善を評価。G9IIよりも高価だが、ProResや長時間の動画撮影なら価値を見出せるとのこと。

PCmag:Panasonic Lumix DC-GH7 Review

  • 外観:旧型GH6と同一で、モデルバッジのみ変更。
  • 質感:マグネシウム合金製で耐候性シーリングが施されている。
  • バッテリー:BLK22バッテリーで380枚撮影・100分の録画が可能。
  • インターフェース:フルサイズHDMI、XLRサポート、2つのカードスロット搭載。ProResにはCFexpressが必要。USBはUVC/UAC非対応。
  • 携帯性:約820gで軽量コンパクト。ジンバル使用に最適。
  • グリップ:指に馴染むくぼみと角度のついたシャッターボタンが特徴的。マウント周辺には2つの機能ボタンが配置されている。
  • 操作性:紹介のみ。
  • 手ぶれ補正:記載なし。
  • ファインダー:倍率0.76倍、370万ドットのEVFを搭載。滑らかで鮮明だが、X-H2SやOM-1 Mark IIにはやや劣る。
  • モニター:3.0インチ(約8cm)、180万ドットの液晶は2軸ヒンジで自由な角度に調整可能。明るい場所でも視認性が高い。
  • メニュー: プロやYouTuber向けに設計された合理的な構造。長年のユーザーに馴染みのある設計だが、外観の刷新を求める声もある。
  • フォーカス:位相差検出AFで動体追尾性能が向上。連続撮影は最大60fpsを実現し、野生動物撮影にも適する。
  • 連写性能:プリキャプチャーモードでアクション撮影に対応。遅延を補正し、無駄な撮影を抑える。
  • 解像性能:記載なし。
  • 高感度ISO:ISO 100-1600でノイズが少なく、3200-6400では粒状感があるが許容範囲。
  • ダイナミックレンジ:16bit RAWでシャドウノイズを低減。約2段分のレンジ向上で編集耐性が高い。
  • ホワイトバランス:記載なし。
  • JPEG:記載なし。
  • 動画:5.7K60p、4K120p対応。ProRes記録や内蔵ファンにより長時間撮影が可能。音質は外部マイク推奨。
  • 作例集:リサイズのみ。
  • 総評:動画クリエイター向けの充実した機能を持つハイブリッドモデル。G9 IIより高価だが、ProResを利用したり長編動画撮影に適している。

2024年夏に発売したLUMIX GHシリーズの最新モデル。
外観はGH6と同じですが、G9IIと同じく像面位相差AFやベースISOでのダイナミックレンジブーストに対応した新しいイメージセンサーを搭載。さらにProResRAWの内部収録や32bitフロートを実装した高機能な動画向けミラーレス。

また、LUMIX S9と同じく新アプリ「LUMIX Lab」に対応し、LUT登録枠は39まで拡大。そして被写体検出に飛行機や鉄道・車両が追加されています。静止画・動画の両面で、LUMIX Gシリーズの最新ハイエンドモデルに相応しいスペック。

PCmagのレビューでは、GH6で不満だった像面位相差AF非対応が解消し、32bitフロートや像面位相差に対応するAFを評価。強みとなる動画撮影はプロの機材に匹敵する機能を備え、ワークフローに十分適合すると言及。ただし、内蔵マイクの音質は平凡で残念とのこと。外部マイクは必須のようですね。

パナソニック LUMIX DC-GH7 最新情報まとめ

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