ePHOTOzineがパナソニックのミラーレス「LUMIX G90(G99)」のレビューを掲載しています。
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操作性と動画機能が魅力的なカメラ
- 上部に「WB」「ISO」「±」ボタンが配置され、片手で操作できるエルゴノミクスとなっている。その他ボタンを含めてカスタマイズ可能だ。
- シャッターはとても静かだが、完全無音の電子シャッターも備えている。
- メディアスロットはUHS-II対応だ。
- 0.74倍の電子ビューファインダーは良好な視野角に236万ドットの解像性能だ。
- カメラ本体はマグネシウム合金とプラスチックで良好に組み立てられている。重量はLUMIX G8より僅かに重い程度だ。
- バッテリーライフは290枚と非常に短いが、省電力モードでは1000枚まで拡張される。
- キットレンズの12-60mmはクローズアップ性能に優れており、ボケも良好だ。お手頃価格で良好な選択肢となる。周辺減光がやや目に付くが、デジタル補正で問題解消するはずだ。
- 最高画質を維持するならISO100~800での使用がおススメだ。暗所ではISO1600~3200でも良好な結果となるが、ノイズが増加しディテールは低下する。ISO6400ではノイズレベルが高くなり、出来れば避けたい設定だ。これ以上の設定値は避けたほうが良いだろう。
- ノイズ耐性はLUMIX G9と似ているが、部分的に僅かな改善が見られる。ISO6400以上のISO感度ではAPS-Cのほうが良好な結果となる。
- オートホワイトバランスは2種類から選択できるようになっている。
- 4K動画は24/25/30pの無制限録画が可能だ。さらにV-Log Lプロファイルを利用できる。
LUMIX G99は優れた操作性と魅力的な動画機能と備えたマイクロフォーサーズカメラだ。ISO感度ノイズはAPS-C並では無いが、効き目の高いボディ内手ぶれ補正を搭載している。
長所:優れた操作性・無制限録画時間・V-Log L・5軸手ぶれ補正・優れたバッファ・改善されたホワイトバランス
短所:ノイズ耐性はAPS-C並ではない・バッテリーライフ・MicroUSB端子
とのこと。
従来のGシリーズと比べて、少しGHシリーズに寄ったデザインのカメラとなりましたね。操作性やイメージセンサーはG8から大きく変化しましたが、同時に価格設定も少し高くなってしまいました。2世代前のLUMIX G7からすると大きく変わったように感じます。
動画機能はG8と同じく無制限録画が可能で、さらにV-Log Lまでプリインストールされています。ただし、4K動画は×1.25クロップで画角が狭い上に(狭い範囲を使うため)ノイズ耐性にも影響が出るかもしれません。
静止画モデルとして見ると、2000万画素センサーと良好な操作性を備えたカメラとして評価できそうです。ただ、LUMIX G9がかなり値を下げているのが悩ましいところ。
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