DPReviewがパナソニックのミラーレス「LUMIX G90(G99)」のレビューを掲載しています。
Like
- とても良好な画質
- 5軸手ぶれ補正
- 頑丈な防塵防滴ボディ
- 快適なサイズのグリップ
- 豊富な物理操作
- 高度なカスタマイズ
- レスポンスの良いAF
- 優れたS-AFスピード
- 良光の下で堅実な画質の動画
- 動画の連続録画制限なし
- V-Log L
- 大型ファインダー
- 優れたタッチ操作システム
- 最小限のローリングシャッター
- マイク・ヘッドホン端子
- 信頼性のあるワイヤレス接続
- USB充電
Dislike
- 競合他社よりも高価
- 競合APS-Cと比べた高感度画質
- 4K時の大きなクロップ
- 4Kクロップによる高感度画質
- C-AFのウォブリング
- C-AFの追従性能はクラス最高ではない
- 多人数時の顔検出
- モニタ展開時もアイセンサーが作動
- 高フレームレートで画質低下
- USB2.0
- バッテリー充電器が付属しない
- LUMIX G99は驚異的なカメラでは無いが、良好な設計でレスポンスに優れた使いやすいミドルクラスのミラーレスカメラだ。
- とても優れた画質・頑丈な防塵防滴ボディ・ボディ内手ぶれ補正・動画撮影時の豊富な機能・優れたオートフォーカスシステムを備えている。
- 残念ながら同社のGH5SやGH5のような優れた動画仕様のカメラと比べて欠点がある。また、競合カメラとなるソニーα6400やフジフイルムX-T30と比べて高価だ。
- ビルドクオリティはとても優れており、大きなグリップや数多くのボタンによりメニュー画面にアクセスする頻度を減らすことが出来る。また、OLED 電子ファインダーは平均よりも大きく、バリアングルモニタは優れたタッチ操作システムを備えている。バリアングルモニタ展開時にアイセンサーが無効になると尚良かった。
- 静止画画質はとても良好だが、高感度時はAPS-Cの競合モデルほどでは無い。
- V-Log Lやマイク・ヘッドホン端子、高速ローリングシャッターなど動画に適した仕様にも関わらず、4K動画時は1.25倍のクロップ倍率が発生する。これにより画質が低下し、広角側の画角がとても制限されてしまう。
- 全体的に見て、とても優れたマイクロフォーサーズカメラで検討する価値がある。しかし、競合カメラと比べて動画仕様が見劣りしてしまうのは残念だ。
- α6400:AFは遥かに優れており、APS-Cセンサーのため高感度ISOも良好だ。しかし4K 30pでのローリングシャッターによる影響は大きく、大きなクロップが発生したり、ヘッドホン端子が無かったりする。さらにボディ内手ぶれ補正も非搭載だ。
- X-T30:エルゴノミクスに関する欠点がいくつかあり、さらに電子ファインダーは小さい。ソニーほどでは無いが、AFは良好で画質も優れている。動画仕様はとても優れているが、G99のように無制限連続撮影は出来ず、4K動画は10分までだ。
とのこと。
LUMIX G8とLUMIX G9の中間に位置するようなスペックとなりましたが、動画仕様はG8と似ており4K動画で大きくクロップされてしまうのは残念ですね。
とは言え、静止画画質はG9と同等言っても良さそうな上に、ボタンやダイヤル操作が充実しているのでハイブリッドカメラとしての価値は高い一台と言えそうです。
個人的にはG9に実装している人体認識AFや225点AFがあればバッチリだったのですが…G9やGH5とはプロセッサーが異なるのでしょうか?
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