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NOKTON 75mm F1.5 Aspherical MF好きにおススメできるレンズ

Dustin Abbottが「NOKTON 75mm F1.5 Aspherical」のレビューを公開。フォクトレンダーらしい優れたビルドクオリティと操作性で、75mmのMFレンズを探しているのであれば強くおススメできるレンズとなる模様。

Dustin Abbott:Voigtländer Nokton 75mm F1.5 Review

  • 外観:アルマイト処理された一般的な金属製鏡筒。F8からF32までの被写界深度表示。62mmフィルターに対応。レンズフードはねじ込み式が付属。
  • 構造:金属とガラスの塊。防塵防滴には非対応。電子接点あり。
  • 携帯性:小さくはないが中程度のサイズ。少し重め。最短撮影距離側で内筒が伸びる。
  • 操作性:絞りリングはクリック解除に非対応。1/3段刻みでF32まで操作できる。
  • MF:フォクトレンダーらしい完璧な抵抗感と滑らかさ。ストロークは180度でほぼ完ぺき。50cmと短めの撮影距離に対応。
  • 手ぶれ補正:記載なし。
  • 解像性能:絞り開放から中央はディテール良好だがコントラストが良くない。隅のパフォーマンスは驚くほど良好。F2まで絞るとコントラストが明らかに向上。F2.8で全体的にディテールとコントラストが向上する。F4-8でピークの画質。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:円形ではない12枚の絞りを使用。絞ると角ばるが、羽の数が多いので大きな問題ではない。
  • 軸上色収差:アポクロマートほどではないが色収差はほとんどない。
  • 倍率色収差:ほぼ完ぺき。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:ごく僅かな糸巻き型。
  • 周辺減光:2段程度の光量低下。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:まずまず。特定の条件でゴーストが発生する。
  • 光条:小絞りで太陽をフレームに入れると騒がしい描写。
  • 作例集
  • 総評:MFレンズは万人向けではないものの、優れた操作性でマニュアル操作を楽しむことが出来る。
  • 競合について
  • 備考

フルサイズミラーレスの各マウントやライカMマウントに対応するコシナのMFレンズ。F1.5の中望遠レンズとしては比較的コンパクトで、金属鏡筒のレンズとしては重量も適度。販売価格が高いのが悩ましいところですが、75mmの大口径レンズを探しているのであれば貴重な選択肢。

Dustin Abbottのレビューでは、フォクトレンダーらしいビルドクオリティと操作性のレンズに仕上がっているとのこと。NOKTONながら絞り開放から全体的に良好な結果が得られ、F2まで絞ればさらに良好な結果が得られるようです。絞った際の(太陽の)光条が騒がしく見えますが、夜景などの点光源でどのような描写となるのか気になるところ。

コシナ NOKTON 75mm F1.5 Aspherical 最新情報まとめ

レンズの仕様

  • フォーマット:フルサイズ
  • マウント:RF
  • 焦点距離:75mm
  • 絞り値:F1.5-F32
  • 絞り羽根:12枚
  • レンズ構成:6群7枚
  • 最短撮影距離:0.5m
  • 最大撮影倍率:1:4.8
  • フィルター径:φ62mm
  • サイズ:φ74.0×71.9mm
  • 重量:525g
  • 防塵防滴:-
  • AF:MF限定
  • 手ぶれ補正:-
  • その他機能:
    ・電子接点
    ・絞りリング

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