PhotographyBlogがオリンパスOM-D E-M10 Mark IIIのレビューを掲載しています。
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「E-M10 Mark IIユーザーが急いでアップグレードするモデルでは無いが、とても競争力があり強くお勧めできるカメラである」
とPhotographyBlogは結論付けました。レビュワー自身も「このカメラが大好きだ」とのこと。
結論としてE-M10 Mark IIからの進化ポイントを列挙しています。
- 4K動画撮影
- 高速プロセッサ
- 121点AF
- 洗練されたボディデザイン
- 初心者カメラマンにアピールしやすいユーザーインターフェース
さらにISO100?ISO1600までノイズ処理が非常に良好、ISO3200に達するまでは問題とならないそうです。
一方で少し残念な部分として
- 1600万画素センサー
- 121点と4K動画の導入に加えて像面位相差AFシステムが欲しかった
と述べています。とは言え、ここを2000万画素+像面位相差にしてしまうとE-M1 Mark IIとあまり差が無くなってしまいますね。
オリンパスはエントリーモデルとハイエンドモデルをしっかり分別してきましたね。E-M10 Mark IIのように上位機種を食いかねないハイパフォーマンスモデルでは無さそうです。
画質(ISO感度)の評価
- ISO100?1600までノイズは非常に良好に補正されている。
- ISO3200~6400でも依然として実用的な画質
- ISO12800~25600の設定はとても苦しい。
- 加えてオリンパスの強力な手ぶれ補正が低感度の維持を助けるだろう。
管理人の個人的な意見
つい先日、私も家電量販店でこのカメラを触ってきました。
- グリップがE-M10 Mark IIはもとより、E-M5 Mark IIよりも握りやすい
- ショートカットボタンは案外使いやすい
- AP(アドバンス フォト)モードは細かい設定が省略されているが、特殊撮影を楽しみやすい
- カスタムボタンは2つ(十字ボタンもカスタム不可)
- マイセット・カスタムモード不可
- 静音シャッターはAPモード限定
などなど、E-M10 Mark IIと比べてプラス・マイナスが入り混じる機種となっています。
今までのオリンパス機とは明らかにコンセプトが異なるOM-D機種ですので、E-M10 Mark IIや従来機からのアップグレード時は仕様書をじっくり確認した方が良いでしょう。
悪く言えばシンプル過ぎる、良く言えばエントリー機種として最適化されたモデルと言った印象のカメラです。
購入早見表
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