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高価になったが様々な進化で価値のあるカメラ|RICOH GR IV

Mobile01が「RICOH GR IV」のレビューPart IIを公開。今回は前世代との比較をしているようです。スリム化しつつも強化されたグリップ、2秒での手持ち撮影、動画機能の限定的な進化など。高価になったが様々な進化で価値のあるカメラとのこと。

Mobile01:RICOH GR IV 評測報告|影像核心、拍攝體驗雙重進化!ft. GR3x HDF

  • 外観:GR4とGR3x HDFは外観的にほぼ同じであり、大きな違いはない。
  • 起動速度:GR4のフォーカス速度はGR3より速いと強調されているが、GR3x HDFとの比較では起動速度は同等で、シャットダウン速度はGR4が速い。
  • バッテリー:記載なし。
  • インターフェース:記載なし。
  • 携帯性:両機は外装パネルも似ているが、GR4はグリップが大きく突き出しており、片手操作の利便性が高い。スタイルやポケット収納性を損なわずにグリップ力を改善し、さらにGR3シリーズよりわずかに薄い。
  • グリップ:記載なし。
  • 操作性:両機とも上部構造は同じだが、GR4ではADJがホイール式に戻り、+/-ボタンが復活、十字キーのホイールは廃止された。これは初代GRDの仕様を彷彿とさせ、古いユーザーにとって感慨深い変化。一方で、従来のレバー操作に慣れていたユーザーには使いづらさもある。
  • 手ぶれ補正:5段分の実用的な手ぶれ補正を搭載しており、手持ちで1~2秒の夜景撮影も可能であった。メーカーは6段補正を謳うが、実写でも高い効果を発揮。
  • ファインダー:記載なし。
  • モニター:3インチ、104万ドットの背面ディスプレイを搭載。タッチの応答性はGR3シリーズと同等。
  • メニュー:記載なし。
  • フォーカス:フォーカス速度は日常使用に十分だが劇的な改善はない。スナップ機能がGRらしい解決策であり、顔認識は限定的で横顔や後頭部の認識は不得意。複数人の写真ではタッチで選択可能。
  • 連写性能:記載なし。
  • 解像性能:画素数は2400万から2570万に増加。クロップ時も1630万画素(35mm相当)、820万画素(50mm相当)が残り、十分な余裕がある。
  • 高感度ISO:常用感度はISO 100~204800。実用的にはISO 1600~6400が限界で、最新エンジンを搭載したものの目立つ改善はなかった。
  • ダイナミックレンジ:広さは得意ではなく、+2EVでは破綻が大きい。-5EVから+1EVでの使用が適切で、ノイズは良好に抑えられている。
  • ホワイトバランス
  • JPEG:多彩なフィルターを搭載。従来のポジ・ネガ・モノクロに加え、新しくイエローとグリーンが追加された。さらに「グレイン・エフェクト」で粒状感を調整可能。フィルム時代の粒子表現を手軽に再現できるようになった。
  • レンズ
    ・F2.8~F8で安定した描写を保ち、F11以降はややソフトになる。
    ・28mm換算でF2.8を使えば6メートル以上で広範囲にピントが合い、スナップに理想的。
    ・周辺減光は補正オフで顕著だが、歪曲収差は少ない。
    ・F2.8ではパープルフリンジが出るが、F4で改善する。
    ・倍率色収差はF2.8~F16で残る。
    ・多層コーティングによりフレアやゴーストはよく抑えられている。
    ・9枚羽根の絞りを採用し、光条でも鮮明さを保つ。
  • 動画:依然として1080p 60fpsに限定され、Pモードのみだが、タッチフォーカスやコンティニュアスAFに対応。5軸手ぶれ補正も効き、従来よりは進歩した。
  • 作例集:多数掲載。
  • 総評:GRは20年の進化を経て、GR4で大きな改良を実現した。動画性能やマニュアル露出の欠如(訳注:動画モードでの話だと思われます)は不満点だが、スリムなデザイン、改良されたグリップ、シネマティックフィルター、強力な5軸手ぶれ補正、バッテリー駆動時間の倍増、53GB内蔵メモリ、MicroSD採用など、多方面で進化している。ポケットサイズ、APS-Cセンサー、F2.8レンズといったGRの伝統的強みを維持しつつ、現代的に刷新された唯一無二の存在。価格は上がったが、それだけの価値がある。

https://youtu.be/oHLixKZs8Qg

2025年に登場したRICOH GRシリーズの最新モデル。カメラのコアとなるレンズ・センサー・処理エンジンをはじめ、手振れ補正やコントロールレイアウト、内部システム、AFなどなど、全体的に改良が加えられています。

撮影体験を改善する新しい撮影モードも追加され、GRシリーズらしい新製品。販売価格は大幅に上昇してしまいましたが、現在の世界情勢や物価上昇などを考慮すると驚く程ではない、と言ってところでしょうか。

Mobile01によると、薄型化やコントロールレイアウトの変化、内蔵ストレージやバッテリー性能などで変化や改善を感じるカメラとなっているようです。改善点の多くは体験してみないと分からないところが多いものの、個人的にはバッテリーライフの改善や内部に侵入するゴミ対策がいくつか追加されているのが嬉しいポイント。

起動速度は「ほぼ同等」という印象のようですが、電源オフ時のレンズ格納速度が速い模様。引き続きフォーカスの信頼性はイマイチな部分もあるようですが、近距離以外のスナップ撮影であれば問題なさそう。

RICOH GR IV 最新情報まとめ

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主な仕様

GR IV
レンズ 5群7枚
18.3mm F2.8-16
マクロ 0.06m~0.15m
イメージセンサー 2,574万画素
センサー除塵 超音波振動 DR II
帯電防止コーティング
手振れ補正 5軸6段分
画像処理エンジン GR ENGINE 7
RAW RAW (DNG) 14bit
ISO 100~204800
ストレージ 内蔵メモリ(約53GB)
microSD/microSDHC/microSDXC
AF ハイブリッドAF
シャッター 1/4000秒~30秒
モニター サイズ:3.0インチ
解像度:約103.7万ドット
アウトドアモニター「オート」搭載
動画フレームレート フルHD(1920×1080、60p/30p/24p)
動画出力 MPEG4 AVC/H.264 (MOV)
USB USB-C
Wi-Fi 2.4/5.1GHz
その他ポート類 ホットシュー
バッテリー タイプ:DB-120
撮影可能枚数:約250枚
サイズ 約109.4×61.1×32.7mm
重量 本体のみ:約228g
バッテリー含:約262g
その他機能 自動水平補正
ローパスセレクター
フルプレススナップ
フォーカスリミッター
ウォーム優先WB
ホワイト優先WB
撮影メモリー設定
スナップ優先モード
新イメージコントロール シネマ調 イエロー
シネマ調 グリーン
カスタム3
粒状感の詳細設定

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