OMDSはサムスンとカメラモジュールを共同開発する予定は無い？

2021年9月23日

Lets go digitalが2022年にリリース予定のサムスン「Galaxy S22」シリーズの特集の中で、以前に噂されていた「サムスンとオリンパスがカメラモジュールを共同開発」という噂に関してOMDSが否定したと述べています。

Lets go digital：Samsung Galaxy S22 Plus met 50MP camera

今年の初めに、サムスンがオリンパスとのコラボレーションを開始したとの憶測が流れた。このコラボレーションの最初の成果は、Galaxy S22に現れるかもしれない。いくつかのスマートフォンメーカーが大手カメラブランドとの提携を開始したこともあり、その話には信憑性があった。例えば、OnePlusとHasselbladを思い出して欲しい。

一方、LetsGoDigitalでは、オリンパス / OMデジタルに連絡を取った。そして、日本のカメラメーカーは、オリンパスとサムスンのコラボレーションの可能性はないと話している。これまでにコラボレーションの話があったかどうかは不明だ。いずれにしても、サムスンS22シリーズのカメラシステムは、オリンパスとの共同開発ではない。

この混乱は、サムスンのExynos 2200チップが「Olympus」というコードネームで設計されているために生じたものと思われる。また、OMデジタルは今年の初めに「カメラ以外のメーカーとのコラボレーションを行う」ことを公言しているが、その詳細はまだ不明だ。いずれにしても、サムスンとのコラボレーションではない。

とのこと。
ここ最近はシャープが「AQUOS R6」でLeicaブランドのレンズを搭載して話題となりましたね。しかし、今回の情報が本当だとすると、サムスンとOMDSの間にそのような共同開発の事実は無さそうです。とは言え、OMDSはオリンパスから独立したことを切っ掛けとして「新しい価値を生み出す」「足枷が無くなった」「様々な分野へアプローチする」などと述べているので、今回の噂以外に何らかのアプローチを模索しているのかもしれません。

既にOMDSは2台の未発表カメラを認証機関に登録しており、レンズは「M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO」M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO」を開発発表済み。また、「アッと驚くカメラ」について何等かの動きがあるとも噂されています。