PENTAX Rumorsが台北で開催されたリコーイメージングのイベント情報をピックアップ。「K-1 Mark IIIが開発中」「Qシステム復活の可能性は低い」「645システムは終わりつつある」「50-135mm後継」など。
PENTAX Rumors:Pentax K-1 Mark III camera still under development
最近台北で開催されたリコー幹部によるマーケティングイベントのレポートだ。
- 新型カメラ「PENTAX K-1 Mark III」はまだ開発中。
- ペンタックスフィルムカメラのプロジェクトは順調に進んでいるが、詳細は明らかにしない。他のフィルム製品メーカーとのコラボレーションを行う予定。
- ペンタックスQシステムが復活する可能性は低い。
- 645システムは開発サイクルは終わりつつある。
- ペンタックスにとってミラーレスは現実的な選択肢ではない。
- 新しいペンタックスDFA*広角レンズとDA*50-135mmの置き換えが検討されている。
また リコーは次回2024年のCP+ショー(2月22日~2月25日)には参加しないが、2024年の早い時期にリコーの新しいGRカメラが発表されると期待できると思う。
とのこと。
PENTAX K-1 Mark IIが2018年に発売されてから音沙汰のないPENTAXフルサイズ一眼レフカメラですが、どうやら後継モデルと思われる「Mark III」は開発中であるとのこと。近々登場するような雰囲気ではなさそうですが、そのうち登場するのでしょうか?Mark IIにしても中身は2016年に登場した初代と同じセンサー・プロセッサのため、そろそろセンサーとプロセッサを一新した新型モデルの登場を期待したいところ。
また、フィルムカメラ企画は順調に進んでいる模様。DFA・DAの新レンズもそのうち登場するのかもしれませんね。残念ながらQシステムの復活は難しく、既に645Zがディスコンとなっている645システムは終焉に近づいているようです。
ちなみに、少し前に新型GRが控えているようなにおわせ動画が公開されています。2024年初め頃と噂されているので、追加情報に期待。
追加情報
独自のソースから追加情報を教えてもらいました。
- 12月2日 土曜日 台北 三創 11F 開催
- K-1 Mark IIIについて
・高水準を達成するため、当初の予想より多くの時間を費やしている
・デジカメコンポーネントの調達がこれまで以上に困難
・現在進行中、続報を待ってほしい - フィルムカメラの企画
・順調 - フィルムカメラの詳細
・現時点で詳細は開示できない - DFAレンズについて
・主な目標は事業の成長と顧客層の拡大
・将来的に目標達成のため努力している - Qシリーズについて
・日本では一部のユーザーが再開に興味を示している
・ただし、仕様上の制限があり、実現できるか調査中 - 645システムについて
・このプロジェクトは最終段階にある
・すぐに終了することはない - ミラーレスの可能性
・難易度は非常に高い - フィルム製作・現像と価格設定
・市場活性化で前向きな変化を目的
・フィルムプロジェクトを通じてパートナーを増やしていきたい
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