43Rumorsがアメリカで開催された2022 CESショーにおけるシャープの動向についてピックアップ。CESで8K MFTについてなんの言及もなく、プロジェクトが中止されたのではと推測しています。
43Rumors:The Sharp 8K MFT camera was announced exactly two CES shows ago…but it still ain’t here…
いよいよCESショーの時期だ。2020年のCESショーで、シャープがこの8K MFTカメラのプロトタイプを発表したことを覚えている人もいるだろう。
それ以来、何の音沙汰もなく、今年のCESショーでもシャープはこのプロトタイプについて語っていない。つまり、これは死んだプロジェクトだと思われる。
カメラのスペックは以下の通りだ。2019
- 8K 30p
- 4K 60p (200Mbits/s at 10bit)
- 5.5インチバリアングルモニタ
- フルサイズのHDMi出力(昨年のプロトタイプにはなかった)
- ミニXLR入力
- ヘッドフォンおよびオーディオジャック
- 4,000ドル以下の価格
とのこと。ちなみにシャープ公式ウェブサイトで8K MFTカメラを掲載していたページは既に閉じられています。
2019年当時は「初の8K対応ミラーレスとなるか?」と期待されていましたが、2020年に初の8K対応ミラーレスであるキヤノン「EOS R5」が登場し、2021年にはソニー「α1」やニコン「Z 9」が登場しました。特にα1やZ 9は積層型CMOSセンサーを搭載しているので、ローリングシャッター歪みの耐性が高く、CFexpressの高速書き込みにもお対応しています。このまま8K対応のマイクロフォーサーズ機を投入しても分が悪いと考えたのかもしれませんね。
2019年の初展示時の情報
- シャープ製
- 展示されているのはプロトタイプ
- 小型軽量(BPCC4Kより小さい)
- 5インチと思われるバリアングルモニタ
- センサーシフト式手振れ補正内蔵
- マイクロフォーサーズマウント
- 8K 30p・1080p高フレームレート
- シングルSDカードスロットのように見える
- マイク端子・ヘッドホン端子
- フルサイズHDMI端子
- USB-C端子
- mini XLR端子
- 5,000ドル以下らしい
- NABもしくは第2四半期に正式発表
カメラ関連記事
- シグマ TELE CONVERTER TC-2011 生産終了
- VILTROX AF 85mm F1.4 Pro ニコンZマウント国内販売開始
- APS-Cセンサーに近いパフォーマンス|PowerShot V1
- タムロン 17-28mm F/2.8 Di III RXD 生産完了
- TTArtisan AF 23mm F1.8 ニコンZマウント 販売開始
- OM SYSTEM ストアが期間限定でOM-5用10%オフクーポンを配布中
- DJI Osmo Pocket 3 が6万円前半まで値下げ中
- Photons to PhotosがX2D II 100CのPDRテストの結果を公開
- ニコン バッテリーチャージャー MH-26a 生産完了
- ライカ Q3 Monochrome が間もなく登場する?