福井県のお菓子と言ったら羽二重餅だろう。県民にはテレビCMでお馴染みの越前羽二重餅の古里で有名なマエダセイカを今回はご紹介しよう。 そもそも羽二重とは平織りの絹織物の一種で、『絹のよさは羽二重に始まり羽二重に終わる』とも言われる日本の代表的な織物である。羽二重のなんたるかは勝山市にあるゆめおーれ勝山にて当時の機織り機を交えながら解説が聞けるので行ってみよう。最高級の絹織物であるが故に、その製品は国内の最高級品か輸出向けになってしまい出まわらなかった。土産物としては高価すぎたらしい。そこで、作られたのが羽二重を彷彿とさせるこの羽二重餅と言われている。ちなみに私も羽二重を見たことも触ったこともないので「似ている!」と言及はできない。 そんな羽二重餅は現在福井の有名なお土産となっており、駅前の土産屋からテーマパークなどでも幅広く販売されている。その中でも羽二重餅を専門として店を出しているのがマエダセイカの越前羽二重餅の古里だ。間違っても羽二重の里ではない。羽二重餅の里だ。 大型バスも数台以上駐めることができる駐車場が有り、福井北インターチェンジを下りて10分程の所にありアクセスが良いこともあって観光バスが毎日のように出入りしている。中は観光客で賑わっており活気がある。羽二重餅は種類が豊富でオーソドックスな物から黒豆、イチゴ、チョコレートなど豊富に取り揃っている。試食も各種類の羽二重餅毎に置いてあり、中央には座って休憩できる囲炉裏を囲んで無料でお茶を飲める大盤振る舞いっぷり。 ? 確か年末には甘酒も振舞っていた…はず。まどの外は簡単な庭園になっており、景観も楽しめる。羽二重餅以外にも民芸品や他のお菓子も数は少ないが販売している。 羽二重餅の工場も見学出来る。何度か行ったことがあるが、なかなか生産中の光景を目にしたことがない。見学は無料。階段を登った先には「七転八起」とちょっと不吉だがバイタリティ溢れる社是が飾ってある。 この様にやってるのかやってないのか分からないくらい人が居なかった。 ? 福井北IC経由の永平寺や勝山・大野の帰り道では通り道になるだろう。勧めるわけでは無いが、試食するだけなら無料である。しかし、福井県の名物であるこの羽二重餅を食べたらお値段も手頃、きっと買って帰ることだろう。ちなみに私のオススメはシンプルな白羽二重かヨモギである。
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マエダセイカ 越前羽二重の古里 情報
住所 〒910-1121 福井県吉田郡永平寺町松岡吉野35−21?1
電話 0776-61-2100
営業日 年中無休
営業時間 8:00?17:00 周辺MAP