LUMIX G9 PROの人体認識
人体認識とは?
従来の「顔・瞳AF」をさらに発展させた機能で、従来では難しい「横顔」や「後姿」などを識別してAFエリアが背景に抜けるのを防いでくれる。
数万カットの人物画像に情報を付与してディープラーニングさせたアルゴリズムをLUMIX G9 PROに実装しているらしい。このアルゴリズムが毎秒12コマの速さで人物の検出を行っている。
パナソニックは激しいスポーツへの導入を推奨していないものの、実際に使ってみると「結構いけるのじゃないか?」と感じるほどに良い。
人体認識サンプル動画
今回は「人体認識とはどういうものなのか?」を理解していただくため、パソコン上に映し出した人物にG9がどのような反応をするかチェックしています。
実写における動作チェックは後日試す予定。
人体認識は全身がモニタ1/4程のサイズで認識するっぽい。それ以下だとちょっと厳しい。
直立した後姿のみならず、座り込んだ後姿でも検出する驚きの性能。
上半身のみで検出しているが、下半身のみは厳しいみたいですね。
人体認識で人を正確に捕捉し、顔・瞳AFへの切り替えはシームレス。瞳AFは従来通り手前側の瞳にピントを合わせる傾向にある。
顔がカメラで隠れてしまう状況でも顔と手を判断しているのが分かる。
すごいぜ人体認識。
監視カメラのような精度でバンバン人体を認識していますね。合焦部分のみならず、やや像がぼやけている後姿も識別できるようです。
腰から下しか映っていない状況でも人体認識が作動している。また、手のみ写っている場合にも人体認識が作動する場合が見られる。ある程度「人」と分かるような状態ならば部位を選ばないらしい。
検出したフレームが目まぐるしく動いたり、オンオフを繰り返すような場合には使い勝手が悪いかも。混戦となるスポーツ、バスケットボールやラグビーなどでは使いづらいかもしれませんね。
関連記事
- VILTROX AF 40mm F2.5 致命的な欠点はなくシンプルながら堅実な作り
- ニコン Z50II レビューVol.2 メニュー編
- SG-image AF 55mm F1.8 STM レンズレビューVol.2 解像チャート編
- FUJIFILM X100VI は旧世代の製品よりも分解しやすい
- NIKKOR Z 35mm f/1.4 はヴィンテージライクな描写で好みが分かれる
- Godoxが100Ws 出力のクリップオンストロボ「V100」を正式発表
- パナソニック LUMIX DC-G99M2 正式発表 & 予約販売開始
- FUJIFILM X-M5 は動画も撮れる静止画カメラだがAFには改善の余地がある
- FE 28-70mm F2 GM は最高の単焦点以上の解像性能
- キヤノン EOS R1 は1Dの位置付けや設計思想を完全に継承
サイト案内情報
関連ページ
Canon EFマウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域 |
Canon RFマウント | RFレンズ一覧表 | ||
Canon EF-Mマウント | EF-Mシステム一覧 | ||
Canon FDマウント | レンズ一覧 | ||
Nikon Fマウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域? |
1 NIKKOR(CX) 一覧 | |||
PENTAX Kマウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域 |
Kマウント オールドレンズ一覧表 | |||
PENTAX 645マウント | レンズ一覧表 | ||
SONY Eマウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域 |
SONY Aマウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域 |
FUJIFILM Xマウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域 |
マイクロフォーサーズ マウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域 |
フォーサーズ マウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域 |
新興レンズメーカー一覧 | 中一光学 | Laowa | Samyang |
スポンサーリンク
スポンサーリンク