とるなら~写真道楽道中記~

「撮るなら…ここだ!こうだ!これだ!」を探し求めてカメラ片手に写真・機材道楽の備忘録

OM-D E-M1とDMC-GX8を使ってOM-D E-M1 IIを待ち焦がれる

      2016/10/20

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「いつもの病気」でカメラが一つ生えてきた。

パナソニックのGXシリーズハイエンドモデル「LUMIX DMC-GX8」。巨大なチルト式ファインダーにバリアングル液晶搭載と、これまでのGXシリーズの殻を破って登場した異端モデル。

前々から気になってはいたので、E-M1 IIが出るまでのつなぎとして登場していただいた。

今回はそんなGX8をざっくり触って感じたE-M1との差と、そこからE-M1 IIの注目するべきポイントを考えていきたい。

2モデルの良いところ・気になるところ

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LUMIX DMC-GX8

By: Kārlis Dambrāns

昨年の夏モデルだけあって、E-M1と比較してハードウェアの性能が上がっている感がしっかり伝わってくる。

ただし、良いところもあれば結構気になるところもあったりする。

DMC-GX8の良いところ

  • 巨大なファインダー
  • ファインダーのリフレッシュシート
  • 発色の良いモニター
  • タッチパッドAF
  • Fnボタン数
  • 拡大表示を刻める(前後のダイヤルで倍率が違う)
  • ピクチャースタイルごとにNR適用度合を設定できる

DMC-GX8の気になるところ

  • マグネシウム合金ボディなのになぜか安っぽく見える
  • アイポイントが近すぎる
  • 別売りアイカップが巨大すぎる
  • SDカードスロットの位置(バッテリー室の隣にあるため、蓋が底面となる)
  • M.ZUIKOレンズでは手ぶれ補正不足・ライブ映像が安定しない
  • シャッター音がデカい(X-Pro2っぽい音)
2000万画素は良い

1600万画素がスタンダードだったマイクロフォーサーズを2000万画素の大台に乗せた初代高画素機。

特に単焦点レンズとの組み合わせで真価を発揮する傾向にあり、手持ちのマクロレンズの潜在能力をE-M1以上に引き出せるのは大きなメリット。

一方で、廉価型のズームレンズは力の限界を見せられた感もあり、細部の色収差が目に付くようになった。

液晶・モニタはGood

特によかったのはデカいファインダーとキレイな液晶モニター。それに追随してパナソニックらしい統一された操作性と豊富なFnボタンは自分好みのスタイルに合わせてカスタムできる点がGood。

タッチパッドAFは秀逸

特に手持ちでマクロ撮影する時にピンポイントAFで操作できる点がGood。

E-M1の場合はフォーカスエリア選択モードを呼び出す必要があるので、細かい微調整でいちいち呼び出すのが面倒くさい。

便利なのだが、鼻がモニタにあたると誤作動する点が泣き所。私の場合左目でファインダーを覗くので尚更あたりやすかったりする。

Fnボタンの数がすごい

GM1SでFnボタンカスタム性が良好なのは感じていたが、改めて思い知らされる。すごいぜパナソニック。

正直、普段使う機能はほぼ割り当てる事ができる。そりゃあFn13か所もあったら十分ですな。

とは言え、「コンパクトだけどFnが多い」と言うGM1Sのギャップと比べるとGX8は「できて当たり前」という感じがしないでもない。それはGX8がやたら大きいせいもあると思う。

電子ダイヤルの使い勝手

オリンパスと考え方が大きく異なる点が電子ダイヤルの機能割り当て。オリンパス機でAvやTvモード時は一方に操作する露出を割り当てて、もう一方に露出調整を割り当てることが出来る。

パナソニック機ではなぜかその機能が見当たらない。代わりにダイヤルを押し込んだり露出調整ダイヤルを設けていたりする。つまり前後の電子ダイヤルどちらを回しても絞り操作になったりシャッタースピードの操作となる。これがなかなかオリンパス機と違って慣れない。

ボディ内手ぶれ補正は及第点に至らない

反面、どうしても気になる点としてオリンパスのレンズが使いにくかったこと。ボディ内手ぶれ補正を搭載したモデルだが、実際に手ぶれ補正が作動するのはシャッターを押す瞬間だけ。つまりシャッター半押で構えている間は手ぶれ補正が動作しないので、ファインダー像が安定しない。

さながらペンタックスのような感覚(一眼レフで手ぶれ補正がセンサーシフト式なので、補正が搭載されていない望遠レンズではファインダー像が安定しない)で、フレーミングに集中できないのが難点。

GX7 Mark IIやG8ではその点が解消されているようだが、GX8で快適に使うのであればパナソニックレンズがおススメ。オリンパスレンズを使うとしたら広角~標準レンズ。

シャッター音がデカい

細かい所を言えばシャッター音がX-Pro2のような「カシャーン」という大きめの音がする。E-M1よりも明らかに音が大きい。

電子シャッターが使いやすいので、動体を撮らなければ無反動の電子シャッターで良いかなという気もする。すると「カシャ!」っていうスマホみたいな電子音が発生。なるほど、GM1Sでは購入そうそうに消していた電子音はやっぱりGX8でも鳴るらしい。

OM-D E-M1

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2013年の秋モデルにも関わらず、これが結構良い。

最新モデルと比べてスペックが劣ると言われるものの、案外そういう数値は気にならない何かを持っている。

OM-D E-M1の良いところ

  • グリップが握りやすい
  • 世代を感じさせない性能
  • 半押しシャッターでファインダー像が安定する
  • 背面の電子ダイヤルが回しやすい
  • 露出補正を電子ダイヤルに割り当てる事ができる
  • AF測距点を電子ダイヤルで微調整できる
  • 上品なシャッター音
  • 付属の現像ソフトが使いやすい

OM-D E-M1の気になるところ

  • EVFのリフレッシュシート
  • 拡大AFが使いづらい
  • 暗所AF
  • 高感度ノイズ
  • 4Kフォトのような超高速連写機能
  • 電源ボタンの位置
画質以外は現役でイケる

画質はやや差が出てきたかな?と感じるものの、まだまだ低感度重視でいけば問題無く使える。

逆に言えば、画質以外で特に不満と感じる部分が少ない。

細かい点を挙げると電源ボタンの位置やEVFのブラッシュアップと言った点がある。ところが、その辺は慣れればそんなに気にならなかったりする。

手ぶれ補正が強力

GX8のボディ補正を使ってみて、改めてオリンパスの手ぶれ補正の強力さを認識。3.5段の手ぶれ補正ながら、ファインダーを覗いた安定性と撮影した写真の歩溜りの高さは信頼を置けるものだ。

2013年モデルでこの手ぶれ補正能力があったのかとつくづく感心する。

Mark IIの手ぶれ補正能力が「あとは地球の自転を考慮するくらいしか改善点がない」と豪語するのはあながち宣伝文句でもないのかなと感じる。

グリップや物理的な操作部分のデザインが秀逸

特にホールディング性はE-M1が圧倒的に良く、デカい・長いレンズを使うのであればE-M1を使いたい。

また、GX8と違ってタッチモニタにFnボタンは表示されないが、物理ボタンとして配置されたFnボタンがとても押しやすい場所に配置されている。これはグリップ性が高いので人差し指や親指をグリップから離して操作しやすい事にも由来するのではないかなと感じている。

センサーやプロセッサなどの基本スペックはパワーアップが必要なものの、デザインはほぼ完成の域に達している。(電源ボタンとAF・ドライブボタンはなんらかの改善が欲しいところだけども)

付属の現像ソフトが使いやすい(追記)

パナソニックは基本シルキーピクスの専用モデルを使っているので、現像時に制約が大きくカメラで撮影したままを現像するのが難しい。

反面、オリンパスは専用のソフトを自社で開発しており、パソコンで現像時も各種アートフィルターを適用できる点は頼もしい。カメラメーカー付属の現像ソフトで使えるのはキヤノンのDPPかオリンパスのオリンパスビューワーくらい。

AF検出輝度とソフト的なUIが改善点

AFは特に暗所におけるフォーカシングが弱く、パナソニック機と比べると明らかに劣ると感じる。黒い部分にAFフレームを合わせても迷った挙句に合掌しないということもしばしば。比較してGX8は結構粘ってくれる印象。伊達にEV-4対応と言っている訳じゃなさそうだ。

また、電源ボタン・AF・ドライブボタンはとても押しにくい位置にあるので使い勝手が悪い。

さらに、ソフトウェア的な利便性にも気になる点がある。度重なるファームウェアアップデートで新機能が追加されているものの、機能の詳細を設定する項目がメニューの奥深くに入り込んでしまっているので引き出すのが面倒くさい上に設定がややこしい。(そう、深度合成のことです)

OM-D E-M1 Mark IIで期待できること

E-M1からの進化度合(公式)

オリンパスがフォトキナで発表した際に掲載した画像をもとにすると、E-M1と比べて

  • 解像力25%増
  • RAWバッファ2倍
  • データ書き込み速度3倍
  • EVFレスポンス63%増
  • AFポイント3.3倍
  • 動画解像力4倍
  • 手ぶれ補正1.5段分向上
  • S-AF連写能力6倍
  • C-AF連写能力2倍
  • 起動時間半分

と、私がE-M1で気になっていた点を綺麗につぶしにかかっている。

あとは使いやすいメニューモードになると良いのだけどなあ…。

DMC-GX8を突き放す高性能スペック

DMC-GX8とスペックを比べると見劣りする部分がほぼ無い。

チルト式EVFやファインダー倍率では僅かに劣っているが、基本的な操作方法は秀逸なデザインのE-M1を踏襲している。

機能的にもLUMIXシリーズでできる事をカバーし、上回ってきている。

OM-D E-M1 Mark IIは買いだ

om-d_e-m1_mark_ii_ez-m1240__product_000__x290OM-D E-M1は2013年から2016年まで大きく見劣りせずに使えてきたように、Mark IIも今後数年を渡り歩くことが出来るスペックを十分持ち合わせていると感じる。むしろこれを買ってしまえば、技術的に何か大きなブレイクスルーでもない限り買い替える必要性を感じないくらいのスペック。

価格が気になるところだけどもDMC-GX8も初値が結構高かったので、それを考えると20万円未満なら結構安いと感じてしまうかも。

E-M1のようにファームウェアアップデートで機能強化される可能性も期待できると、ぽーんと買っちゃっても後悔しなさそう。

個人的にはPROレンズをGX8で運用はかなり厳しいものを感じたので、E-M1 IIが早く発表、発売してほしいところ。

_k1i6101GM1SとGX8のサイズ比較。パナソニックの利点はやはり小さい事じゃないかなと再認識するに至る。

GX8にG8の手ぶれ補正が搭載されたGX8 Mark IIなら考え方が変わる可能性もあり。現状では手ぶれ補正がやっぱりネックなんだよねえ…。

購入早見表

ちょっと早いですが発表機種が数社重なる可能性があるのでフライング作成。各ネットショップの検索結果がダイレクトに反映されるように設定しています。発表まではもちろん検索にヒットしませんのでクリックしても無意味です。

楽天市場はビックカメラやヨドバシなど有名カメラショップを抱え、大手のAmazon、予約開始最速のカメラのキタムラをラインアップ。これまでの感じでは無金利で20回ローンまで組めるキタムラが結構人気。

発表直後は類似する名前の商品がHITする可能性が高い(例:OM-D E-M10 Mark IIなど)ので型番と仕様をよく確認してください。

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