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DPReviewがFE 50-150mm F2 GMのサンプルギャラリーを公開

DPReviewが「FE 50-150mm F2 GM」のサンプルギャラリーを公開。α7R Vと組み合わせて撮影した写真33枚を掲載しています。口径食はやや強いものの、全体的にとてもシャープな大口径レンズのようです。

DPReview:Sony FE 50-150mm F2 GM sample gallery

今週、ソニーはスポーツやウェディングフォトグラファー向けの大口径望遠レンズFE 50-150mm F2 GMを発表した。同社は、広角端・望遠端どちらでも理論上のシャープネスは現代の単焦点レンズに匹敵すると述べている。

発売前にこのレンズで時間を過ごすことができ、いくつかのサンプル画像を撮影した。メーカー提供の歪曲補正プロファイルを使用できるCapture Oneで処理した。

2025年5月発売の新しい大口径ズームレンズ。
開放F値「F2」の望遠ズームは他社を見渡しても競合製品が存在しません。フルサイズ対応のレンズとしては、かなり珍しい製品。販売価格はそれなりに高価ですが、レンズサイズや重量は「50-150mm F2」というスペックを考慮すると良く抑えられています。携帯性が良いので、70-200mm F2.8のように扱うことができ、このズーム域で明るいレンズが必要な人にとって面白い選択肢。

競合製品として「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」が存在しますが、望遠端まで「F2」を利用したい場合はソニーGMを選ぶしかありません。また、現状で「150mm F2」の単焦点レンズも存在しないため、このような浅い被写界深度の撮影がしてみたい場合にも要検討。販売価格は非常に高いものの、それだけの価値を見出せることでしょう。

DPReviewのサンプルギャラリーでは、6100万画素の高解像センサーを搭載したα7R Vと組み合わせて撮影。F2の絞り開放を様々なシーンで使用しており、開放の解像性能やボケ、色収差などを確認することができます。

絞り開放から(ゼロではないものの)色収差が良く抑えられ、コントラストが高くシャープな結果が得られているように見えます。ボケは口径食がやや強めではあるものの、色付きやアウトラインが目立たず、使いやすそうな描写。官能的ではないものの、実用的な超大口径の望遠ズームレンズ。

ソニー FE 50-150mm F2 GM 最新情報まとめ

  • 発売日:2025年5月23日
  • 予約開始日:2025年4月25日(金)10時
  • 希望小売価格:オープン
  • 市場推定価格:60万円前後

レンズの仕様

発売日 2025年5月23日
初値 60万円前後
レンズマウント E
対応センサー フルサイズ
焦点距離 50-150mm
レンズ構成 17群19枚
開放絞り F2
最小絞り F22
絞り羽根 11枚
最短撮影距離 0.4(W)-0.74(T) m
最大撮影倍率 0.2倍
フィルター径 95mm
手振れ補正 -
テレコン -
コーティング Nano ARII
フッ素
サイズ 102.8 x 200mm
重量 1340g (三脚座別)
防塵防滴 対応
AF XDリニア
絞りリング 搭載
その他のコントロール Fnボタン
AF/MF
フルタイムDMF
アイリスロック
クリック切替
付属品 フード
キャップ
ケース
三脚座
ストラップ

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