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ライカがSL3/SL3-S用ファームウェアを配信開始|AF強化や追加機能盛りだくさんの

ライカが「SL3」「SL3-S」用の最新ファームウェアVer4.00を配信開始。AFの強化で精度の大幅向上や被写体検出の拡大、低消費電力フレームレート、最大241MPのピクセルシフトマルチショットモードの搭載、低ビットレート動画、43アナモルフィックなど。

SL3 / SL3-S

ライカFWダウンロードページ

新機能

  • カメラからAdobe Frame.ioへのクラウド接続がWi-Fi経由で可能となり、静止画や動画(プロキシ動画)を直接クラウドへアップロードできる。
  • トラッキングアルゴリズムが被写体追跡中にフォーカスフレームのサイズと形状を自動調整するようになった。
  • 人間の目や顔などの被写体に対するオートフォーカス精度が、AIモデルのサポートにより大幅に向上。
  • AFモードのメニュー構造が簡素化され、利便性が向上。
    ・マルチポイント測光とスポット測光モードが共通メニュー(ゾーン/マルチポイント/フレーム/スポット)に統合。
    ・新たなAF検出メニューがFNリストとコントロールセンターからアクセス可能。
    ・AF検出対象(人間(目/顔/身体)および動物(鳥、犬、狼、猫、大型猫科動物など))も拡大。
  • Leica lookメニューに新たな強度設定が追加。
  • モニターフレームレートを30fpsまたは60fpsに設定可能となった。
    ・30fps設定時はライブビュー時の消費電力が低減。
  • 新規バッテリー状態メニュー項目により、バッテリー(型番:BP-SCL6)の状態確認が可能となった。
  • Leica SL3は最大241MPの画像を撮影可能なマルチショット機能を搭載し、高精細な再現を実現。
  • 低ビットレート動画フォーマット、4:3(アナモルフィック)、3:2のアスペクト比も追加。
  • アナモルフィックレンズ使用時、圧縮画像の補正と再生機能を追加した。選択可能なデスクイーズ比:1.25、1.3、1.33、1.5、1.6、1.65、1.8、1.85、2.0

機能改善点

  • フラッシュ撮影時にモニターやコントロールセンターに誤ったISO値が表示される問題を改善
  • AFプロファイル名(ドイツ語/英語)をより明確で一貫性のある用語に変更。
  • 標準フラッシュ設定をデフォルトで「オート」から「オン」に変更。
  •  EU無線機器指令(RED)第3条(3)項への準拠を達成。
  • コントロールセンターのデフォルト設定に「AF認識方式」メニュー項目が追加。
  • 再起動後の起動時間が大幅に短縮。
  • 劣化または性能が低下したバッテリーを挿入した際に、バッテリー状態の劣化を示す警告メッセージが表示される。
  • 再生モードで遠近補正が有効であることを示すアイコンが正しく表示される。
  • バッテリー(型番:BP-SCL4)使用時の機能制限に関する警告メッセージを改訂。
  • 録画を開始しても、以前に設定したオートフォーカスロックは解除されない。
  • メニュー項目記録形式と圧縮が統合された。
  • グレー表示が改善:設定値がモニターとメニューに常に表示される。

ライカ SL3-S 最新情報まとめ

主な特徴

  • フルサイズ裏面照射型CMOSセンサー
  • 2400万画素
  • 高速ハイブリッドオートフォーカス
    (位相差検出、物体認識AF、コントラスト検出、30コマ/秒、AF/AE追従、12bit)
  • オープンゲート(6K,30fps / 4K, 60fps)
  • HDMI-RAW(5.9K, 30fps / 4K, 60fps)
  • マルチショット(4800万画素、9600万画素)
  • ライカコンテンツクレデンシャル機能搭載
  • ライカLマウント、ボディ内手ブレ補正
  • 直感的な操作とカスタマイズ可能な機能
  • 576万ドット有機ELファインダー
  • チルト式3.2型233万ドットディスプレイ
  • Bluetooth、Wi-Fi (2x2 MIMO)
  • SD UHS-IIスロット
  • CFexpress Type-Bスロット
  • USB Type-C端子(高速データ転送、テザー撮影、SSD接続、充電用)
  • フルサイズHDMI 2.1端子
  • “Made in Germany”、防塵防滴仕様(保護等級:IP54)

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